辛くないのが新感覚！ “大名の人気店”あご出汁と鶏白湯の旨みたっぷり和風スパイスカレー（福岡市中央区）

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こんにちは。FBSアナウンサーの伊藤舞です。

カレー日記92回目は、自分でスプーンを選ぶちょっと変わったカレー店です。

FBS福岡放送『めんたいワイド』の「火曜カレー部」で取材したお店を詳しく紹介します。

レトロアパートの2階に広がるオシャレ空間「3SPOON（スリースプーン）カレー」（福岡市中央区大名）

福岡市中央区大名。飲食店が多く並ぶエリアにあるレトロアパート『養巴（ようは）コープ』の2階にある『3SPOON（スリースプーン）カレー』。

画像：伊藤舞

名前の通り、3つのスプーンの看板が目印のお店です。

画像：伊藤舞

店内の雰囲気も◎。

画像：伊藤舞

カレーの前に…まずは“スプーン選び”から！

お店の名前には、“ある意味”が隠されているのですが……。

カレーより先にトレーにのって出てきたのは3つのスプーン、「金のスプーン」「シルバーのスプーン（カレー専用スプーン）」「木のスプーン」です。

画像：伊藤舞

実は、このお店では、自分が使うスプーンを3つの中から選ぶシステム！

たかがスプーン、されどスプーン。

握ったときに手に馴染む感覚、すくいやすさ、すくう量、口当たり。今回は特別にそれぞれを使用させてもらいましたが、ビックリするくらいに感覚が異なっていました！

金は重厚感、木は温もりと口当たりの柔らかさが特徴です。

個人的には、シルバーのスプーンがベスト！　左右非対称の形が、ご飯をすっと取り分けやすく、浅い作りでスプーンの上のカレーを口にすっと移しやすかったです。

あご出汁×鶏白湯が新感覚！辛くない和風スパイスカレー

そして、ようやく（笑）カレーを！

こちらは、『鶏白湯とあご出汁のキーマカレー（チーズトッピング）』（1,150円）です。

画像：伊藤舞

実はこのお店は、人気のラーメン居酒屋『麺処 極み』が手がけるカレー店。

自慢の“長崎・平戸産のあご出汁”と“熊本産ハーブ鶏の鶏白湯”をベースに作った、やさしい旨みが染み込むカレー。辛みはほぼなく、出汁の旨みと和牛の甘みと旨みが引き立ちます。

牛そぼろ丼を食べているような和の味わいに、炙りチーズの香ばしさとコクとまろやかさは相性抜群！

画像：伊藤舞

もちろん、辛さがないとはいえ、カレーらしさを感じるためのスパイスの風味はしっかり！

特にたっぷりトッピングされたカスリメティのほろ苦い風味と、ご飯とルーの間にたっぷり入っている大葉の爽やかな風味がいいアクセントになり、味を引き締めてくれます。

そして、赤い器に入ったヨーグルトソースで味変も！

画像：伊藤舞

和風カレーにヨーグルトと聞き、抵抗を感じてしまうお客さんも多いそうですが、これがビックリするくらい合うんです！

ヨーグルトの酸味でさっぱりとした口当たりになりつつ、マヨネーズもブレンドされているので、コクと旨みがしっかり。もちろん、卵との相性も抜群です！

画像：伊藤舞

トッピングはシャインマスカット!?贅沢すぎる月替わりカレー

カレーはもちろん、スプーンにもこだわり、「おいしくカレーを食べること」をとことん追求している『3SPOONカレー』。

毎月月替わりのユニークなカレーを追求しているのも、カレーへのこだわりの強さから。

取材をした9月の月替わりカレーは、なんと『シャインマスカットカレー』でした。

画像：伊藤舞

贅沢にトッピングされているだけでなく、ルーの中にもカットしたシャインマスカットがゴロゴロと入っています。

これまでにも『桃カレー』や『できたてローストビーフカレー』など、贅沢かつ大胆なカレーを作ってきたのだそう。

10月の月替わりカレーは、ぜひお店のインスタグラムでチェックしてみてください！（文／伊藤舞）

〈店舗情報〉
■3SPOON（スリースプーン）カレー
住所：福岡市中央区大名1ｰ8ｰ5 養巴コープ207
※この記事は公開時点での情報です。※文中価格は税込みです。

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