野菜の価格高騰に負けない! “料理家直伝”パッと作れる「おうち居酒屋」レシピ
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はじめまして。旅好き料理家の中願寺あゆみです。
これから「ARNE」ライターとしてお料理のレシピをご紹介していきます。基本的には少ない材料でパパっと作れる旬のレシピをご紹介しようと思っていますが、手に入りやすいスパイスやハーブを使ったメニューも今までの旅の話なども交えながらお届けできればと思います。
記念すべき1回目は、「おつまみ」レシピをご紹介します。
豪雨の影響で高騰している野菜ですが、価格高騰にも左右されない野菜を使った罪悪感少なめのおつまみです。緊急事態宣言などで外食できず、“おうち居酒屋”のレシピを増やしたい……そんな皆さんにもおすすめの簡単レシピです。
1:和えるだけ!のウマつまみ「キムチと豆苗のツナ和え」
野菜高騰時は価格が安定しているきのこ、もやし、豆苗、冷凍野菜に頼りつつ、白菜漬けなどのお漬物を食べるという選択も。
この中から2つを組み合わせた、“和えるだけ”の簡単おつまみです。
【材料】(1人分)
豆苗・・・1/2袋
ツナ缶(オイル漬け)・・・1/2缶
キムチ・・・50g
A 白いりごま・・・大さじ1
A ごま油・・・小さじ1
Aマヨネーズ・・・大さじ1
粉唐辛子・・・少々
<作り方>
(1)豆苗は袋から出して洗い、根元から5センチあたりで切り落とし、上の部分は半分にカットする。キムチはキッチンバサミで細かく切る。
(2)(1)とA、ツナ缶を油ごと器に入れて和える。仕上げに粉唐辛子をかける。
キムチの発酵が進んでいて酸っぱい場合は、少しお砂糖を足してもOK。時間がたつと豆苗がしんなりするので、食べる直前に作るのがおすすめです。また、セロリや白髪ねぎを加えてもおいしいですよ。
そして、豆苗の切り落とした部分は捨てずに、すっぽり入る容器に水を張って育てましょう。すぐに伸びてきますので、味噌汁などに使えます(お水はこまめにかえてくださいね)。私は窓際に置いて育てています。
2:なにこれ!早く知りたかった「焼き付けきのこのバターしょうゆ」
きのこのバター炒めって、はいはい、もうそんなレシピ知っていますよというあなた! このレシピのコツは「きのこを焼き付ける」ところにあるのです! 驚くほどにきのこの旨みが凝縮されますので、この方法、騙されたと思ってぜひお試しを。
【材料】(1人分)
お好きなきのこ(えのき・しめじ・エリンギ・ひらたけ・まいたけなど。数種のミックスがおすすめ)・・・120g
塩・・・少々
有塩バター・・・10g
しょうゆ・・・小さじ1
青のり・・・少々
カボス・・・1/6個
<作り方>
(1)それぞれきのこをほぐす。
(2)フライパンに油を引かずに(1)を広げ、塩振って中火にかける。あまり触らずじっくり焼き付けて水分を飛ばす。
※フライパンで干しきのこを作るイメージ。塩は味付けではなく、水分が出やすくするための塩なので、ほんの少しで大丈夫です。
(3)かさが減り水分が飛び、きのこに焼き目がしっかりついたらバターを絡め、鍋肌にしょうゆを添わせ香りを出し、和える。火を止め皿に盛り、青のりをちらしてカボスを添える。
かさがだいぶ減るので、心配せずにフライパンへ投入しましょう。えのきは食感が特に楽しいので、ぜひ入れてみてくださいね。
油を引かずにじっくりと水分を飛ばすことで、きのこの旨みが凝縮され、食感もコリっとして小気味よし。カボスの酸味と風味もベストマッチです。
価格も安定していて、おいしい。かつ美容にうれしいあれこれも豊富なきのこ。しかも、冷凍保存も可能です。
残ったり、安かったときにたくさん買って、細かくほぐして保存袋に入れ(重ならないように平たくして)冷凍してください。「あー、野菜がないっ! 」というときに、パスタやスープの具として活躍してくれますよ。
今回は野菜が高いときにも心強い、価格の安定した野菜を使ったおつまみレシピをご紹介しました。さっそく、試してみてくださいね。(文/中願寺あゆみ)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/中願寺あゆみ
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