六本松の大人気パン店アマムダコタンの「サステナブレッド」も! “フードロス”をなくすユニークな取り組み
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まだ食べられるのに、捨てられてしまう「フードロス」。もったいないですよね。
そこで今回は、福岡で「フードロス」をなくすべく、ユニークな取り組みをしているお店に注目! 2021年6月2日(水)に放送されたFBS福岡放送『バリはやッ!ZIP!』よりご紹介します。
“未利用魚”をおいしく加工!/ベンナーズ(販売は「フィシュル」)
福岡市東区香椎浜ふ頭で、魚の加工品を製造販売している『ベンナーズ』。「未利用魚」を食べやすい形に加工して販売しています。
「未利用魚」とは、味や品質には問題がないものの、大きさや数の問題で市場に卸されず廃棄される魚のことです。
玄界島周辺で定置網漁に携わる漁師に話を聞いてみると、「獲れる魚の3割は未利用魚。未利用魚は安いから、逃がしたり捨てたりして、その分収入が下がる」とのこと。
そこで『ベンナーズ』が、水揚げされた未利用魚を漁師から直接買い取り、加工して食卓に届けるというビジネスをスタート。去年、福岡で始まった新ビジネスです。
それぞれの魚に合う味付けにもこだわっているとのことで、こちらは「麦味噌漬け」。
そして、こちらは「ハーブオイルマリネ」。
今回は、マトウダイの「中華風カルパッチョ」を実食です!
魚は新鮮! 「弾力があり、ごま油が香る味付けもちょうど良いさっぱり加減でおいしい!」とリポーターも絶賛。
そのまま食べるのはもちろん、アレンジして“料理”としても食べられますよ。
定期便で販売していて、インターネットで注文が可能。気になる人は、「フィシュル」で検索してみてくださいね!
“廃棄パン”を活用した「サステナブレッド」/アマムダコタン(福岡市中央区六本松)
福岡市中央区六本松の人気パン店『アマムダコタン』。
『アマムダコタン』といえば、全国的にブームとなっている「マリトッツォ」をいち早く売り出したお店です。
しかし、新型コロナウイルスの感染者が徐々に増えはじめた去年の3月。外出自粛の影響もあって、大量の売れ残りが出始めたのだそう。
そこで開発されたのが「サステナブレッド」!
“持続可能”を意味する「サステナブル」と、パン全てを指す「ブレッド」を合わせた造語です。
売れ残ったパンや、オーブンなどで焼きムラが出たパンを廃棄するのではなく、“材料”として使い、もう一度手を加えて、よみがえらせるというもの。
たとえば、こちらの売れ残ったフランスパン。
卵、牛乳などに半日浸して焼き上げると、サステナブレッド『パンペルデュ』に大変身!
店頭に並ぶサステナブレッドは、パンの余り具合などによって異なるので、その日次第の“一期一会”というところも楽しみのひとつです。
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本当は捨てられてしまうものが、こんなにすてきに生まれ変わるなんて! 加工販売されている魚も、アマムダコタンの「サステナブレッド」も気になりますね。(文/ARNE編集部)
※この記事は番組放送時点での情報です。※出展:FBS福岡放送『バリはやッ!ZIP!』(月曜~金曜 朝5時20分~6時30分)
※FBS福岡放送『バリはやッ!ZIP!』(月曜~金曜 朝5時20分~6時30分)
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