“博多の隠れた名物”も登場!? 令和の今こそ行きたい「昭和レトロ」な喫茶店【芽瑠辺(メルヘン)】
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カフェなどでも“昭和な”クリームソーダやかたいプリンなどのメニューが増えているように、古き良きものが逆に新しいと、巻き起こっている「昭和レトロブーム」。
そんな今こそ注目したいレトロな味わいの喫茶店を、2021年4月2日(金)に放送されたFBS福岡放送『バリはやッ!ZIP!』からご紹介します。
絶品ハンバーグが人気の喫茶店「芽瑠辺(メルヘン)」(福岡市早良区西新)
福岡市早良区西新の喫茶店『芽瑠辺』。「メルヘン」と読みます。
昭和47年創業で、開店当時は天神にお店があり、そのときはカタカナで『メルヘン』でした。
ですが、西新支店を出したときに、近くに『メルヘン』というスナックがあり、店名がかぶったらまずいと思い、当て字で『芽瑠辺(メルヘン)』としたそうです。
中へ入ってみると、昔ながらのいい雰囲気! まさに「昭和の喫茶店」という感じです。
貴族が集まるような(?)席や、
現役のピンクの公衆電話など、レトロ感満載です。
人気メニューは、とろ~りチーズの上にデミグラスソースがかかった大きなハンバーグ。
味の決め手は、“店の命”ともいえるデミグラスソース! 調理のときに出るうま味が詰まった肉汁と5~6種類の野菜と果物を、1週間ほどじっくり煮込んでいます。
つなぎを少なめに、柔らかく焼き上げたハンバーグ。
肉肉しいハンバーグ×チーズ×デミグラスソースの組み合わせ、おいしくないわけがありません!
とろ~っとしたチーズは、まるで“つらら”のよう!?
また、こだわりのデミグラスソースをかけたトロトロ卵の『オムライス』も人気が高いそうです。
今や博多の隠れ名物!? 絶品ライスカレーが食べられる「琥珀館」(福岡市博多区上川端町)
櫛田神社のすぐ近く、博多区上川端町にある昭和58年創業の喫茶店『琥珀館(こはくかん)』。
木をふんだんに使った店内で、ここもいかにも「昭和の喫茶店」という雰囲気。
お店の名物は、『ライスカレー』。
カレーライスではなく、ライスカレーです。
野菜やベーコンなどが入ったカレー味のピラフに、チキンスープ、濃厚でスパイシーなカレーソースを入れて混ぜ……
最後に、糸島産の新鮮な生卵を落として完成!
まるでリゾットのようなカレー。ほどよく粘り気があり、米は歯ごたえを感じるかたさに仕上げています。
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まずはそのまま一口。
「後からスパイシー感がくる感じ。ピリッとしていて、ものすごくおいしい!」とリポートしていた豊原アナも気に入った様子。
生卵を崩して食べると、ピリッとした中にマイルドさも加わります。
この『ライスカレー』は、9年前に亡くなった前の店主が30年以上前に考えたメニュー。
「(主人が)子どものころ、母親から作ってもらったカレーを混ぜて食べていたらしい」と現・店主の奥さん。
「実はここ、毎日ランチで来ている。そのうち3分の1は『ライスカレー』です」「ライスものを食べるときはだいたい『ライスカレー』が多い」「ドロッとした感じが辛さにちょうど合ってる」とリピーターが多く、今や博多の“隠れた名物”になっています。
もう一つ、こちらのお店の名物が『あんこ珈琲』。
ウインナーコーヒーの中に粒あんが入ったコーヒーです。
「懐かしい~」と感じるか「レトロな感じが新鮮!」と感じるか……。令和の今だからこそ昔ながらの喫茶店で、絶品メニューを味わいませんか。(文/ARNE編集部)
※この記事は番組放送時点での情報です。※文中価格は税込です。※出展:FBS福岡放送『バリはやッ!ZIP!』(月曜~金曜 朝5時20分~6時30分)
※FBS福岡放送『バリはやッ!ZIP!』(月曜~金曜 朝5時20分~6時30分)
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