いま話題の「ジャケ食い」って何?福岡&佐賀の外観が気になるお店の“中身”
入るお店を外観だけで選ぶ「ジャケ食い」という言葉を知っていますか?
ジワジワと人気を集めていて、いま話題の本『面(ジャケ)食い』で紹介された福岡・佐賀のお店を2021年3月12日(金)に放送されたFBS福岡放送『バリはやッ!ZIP!』よりご紹介します。
いま話題の「ジャケ“食い”」って…?
そもそも「ジャケ“買い”」とは、レコードやCDなど、ジャケットのデザインだけを見て、勘に頼って買うこと。
そして今、話題になっているのが『面食い』という本。「面食い」と書いて、「めん食い」ではなく「ジャケ食い」と読みます。
人気ドラマ『孤独のグルメ』の原作者・久住昌之さんが、店の外観や看板だけを頼りに入店した全国の料理店を紹介している本です。
お店の見た目で選ぶ「ジャケ食い」。
この本の中で紹介された福岡と佐賀のお店で、その魅力を満喫します!
ソウルフード的な激安お好み焼き「山口お好み屋」(佐賀県唐津市)
佐賀県唐津市厳木町(きゅうらぎまち)の岩屋地区、山と田畑に囲まれたのどかなまちにある『山口お好み屋』。
開業して62年のお好み焼き店。初代の味を2代目が引き継ぎ、地元では知らない人がいないほどの人気店です。
まるで、田舎の実家のようなたたずまい。思わず入りたくなるような外観です。
店内は、落ち着いたゆっくりできる雰囲気。
壁に貼られたメニューを見てみると……『おこのみ小』が180円! 安い!!
薄く焼いた生地の上に、キャベツともやしをたっぷり。さらに、天かすとかまぼこが入ります。
この作り方は、62年前と変わっていないんだそう。
味の決め手は、昔ながらのソース!
最後に半分に折ったら完成です。
これで、なんと180円! 肉が入ってないのも安さの秘密。
ヘラで切ってフォークで食べる、珍しいスタイルのお好み焼きです。
少し小さめサイズなので、お好み焼きと焼きそばを一緒に頼む人も多いのだとか。
『焼きそば』は330円。『おこのみ小』と合わせても510円で、大満足です。
60年以上変わらない「おこのみ」。この日、お店に来ていたお客さんも「たまたま実家に帰省してて、食べに行こうと」「めっちゃ小さいときからおやじに連れて来られてた」と、地域の皆さんのソウルフードのようです。
昭和レトロな喫茶店「ドン珈琲」(北九州市小倉北区)
北九州市小倉北区、JR小倉駅から歩いて5分ほどの場所にある喫茶店『ドン珈琲館』。
ぬくもりのある木の造り、これぞ「昭和レトロな喫茶店」です。この渋い外観、中が気になります。
店内は、美しいレトロな内装やインテリア。外観に負けず劣らず魅力的です。
と、見とれていると、壺の上に大きな鳥を発見!
看板インコの「弥太郎」です。17年飼われていて、常連客の人気モノだそうです。
こちらは、お店で人気のランチ。
バナナやリンゴなどフルーツを使ったカレーに、サラダとコーヒーがついて、たったの550円!
カレーは3種類あり、今回選んだのはビーフカレー。
そして、お店に入る前に、実は気になっていた看板。
一体「何喫茶」なのか、マスターに聞いてみると……
「てんこく喫茶」とのこと。この漢字、「てんこく」と読みます。
「篆刻(てんこく)」とは、書道や絵などの作品にサインとして押す“石に彫ったハンコ”のこと。見たことありますね。
マスターは、すべて自己流で「てん刻作り」を始め、今やお客さんからの依頼も多いそうです。
気になる外観のお店があれば、ぜひ「面(ジャケ)食い」してみてください! きっとすてきなお店に出会えるはずです。(文/ARNE編集部)
※この記事は公開時点での情報です。※出展:FBS福岡放送『バリはやッ!ZIP!』(月曜~金曜 朝5時20分~6時30分)
※FBS福岡放送『バリはやッ!ZIP!』(月曜~金曜 朝5時20分~6時30分)
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