TOP > おでかけ > 【福岡県日帰り温泉】350円で源泉かけ流し!“温泉ソムリエ推薦”九州最古の温泉地にある老舗湯処
博多湯 浴場

【福岡県日帰り温泉】350円で源泉かけ流し!“温泉ソムリエ推薦”九州最古の温泉地にある老舗湯処

大分の別府・湯布院や佐賀の嬉野・武雄、熊本の黒川など、九州には全国的にも有名な温泉がたくさんですが、九州最古の温泉が福岡県にあるのはご存知ですか?

福岡市中心部からも好アクセスで、気軽に日帰りができる場所にそんな歴史深い温泉地があるなら、ぜひ行ってみたいですよね!

そこで、「温泉ソムリエ」(温泉ソムリエ協会認定)の資格を持つライターの私ツバキングが、九州最古の温泉地に建つ老舗の日帰り湯をご紹介!

今日や明日にでもフラッと行ける立地なので、この記事を読んだらすぐにおでかけしてみましょう!

1300年前から続く九州最古の温泉地・二日市温泉にある日帰り湯「博多湯」(筑紫野市)

JR博多駅からJRと徒歩で30分弱、天神からも高速バスで30分ほどの場所に「九州最古の温泉地」といわれる二日市温泉があります。

博多湯 夏目漱石句碑 二日市温泉

画像:Mr.tsubaking

その名が歴史に最初に登場するのは、今から1300年前の奈良時代。「万葉集」に詠まれています。のちに、温泉好きで知られる文豪・夏目漱石にも愛された温泉です。

今回の目的地は、そんな二日市温泉の中にある老舗の日帰り湯、『博多湯』。

創業は160年以上前の1860年、江戸時代から続く老舗です。

博多湯 外観 二日市温泉

画像:Mr.tsubaking

凛とした佇まいからも、こちらが付け焼き刃のレトロではなく、しっかりと時代を重ねてきたことが伝わってくるようです。

入った瞬間わかる!硫黄香る“美肌の湯”

入館料(大人平日350円、大人土日祝日450円、6歳〜11歳200円、4歳〜5歳100円)を払って脱衣場に入ると、すでに硫黄の匂いが漂い「温泉に来た!」と入浴前からワクワクします!

「情報」があふれる現代、画面を見ただけで知った気分になることもありますが、温泉って、触覚や嗅覚などを総動員する「体験」であり、これがとても大事なんだといつも実感します。

博多湯 浴室1 二日市温泉

画像:Mr.tsubaking

浴室に入れば、その香りは一層濃度がアップ!

それもそのはず、『博多湯』の江藤さんは「うちの自慢は、何といっても泉質です」と胸を張ります。

博多湯 かかり湯 二日市温泉

画像:Mr.tsubaking

酸性/アルカリ性の度合いを表すpH値は8.0の、弱アルカリ性。石鹸と同じように、皮膚の汚れや皮脂を溶かしてくれる性質があり、「美肌の湯」と呼ばれる泉質です。

また、温泉分析表を見ると「メタけい酸」を56mg/kg含有。この成分は化粧水にも使われるもので、50mg/kg以上でこちらもまた「美肌の湯」と呼ばれることが多くなる泉質です。

そんなお湯が、源泉かけ流しにされているなんて贅沢の極みですね!

深呼吸してみて!ラドンを体に取り込む温泉

『博多湯』の入浴中に、ぜひ試してみたいのが深呼吸です。

博多湯 お湯 二日市温泉

画像:Mr.tsubaking

こちらの温泉に多く含まれているのは、「ラドン」という成分。

「ラドン」は、古くからリウマチや神経痛などに向き合う「湯治」の場で親しまれてきた歴史ある成分。

これがお湯から気化して浴室内に充満しており、深呼吸で体に取り込むことで、体の内側からリフレッシュできるのが魅力です。

博多湯 浴室2

画像:Mr.tsubaking

成分の力を余すことなく体感できる秘密は、源泉の「近さ」と「浅さ」にあります。源泉を遠くから引いたり、深い場所から汲み上げたりすると、どうしても手元に届くまでに成分が失われがち。

しかし、『博多湯』の源泉は敷地の真下で、掘削深度は260mと比較的浅いのです。そのため、一度も空気に触れることなく浴槽まで届けられます。

さらに、湧出量も十分なので、温泉の成分が薄まってしまう加水をしていません。(適宜加温あり)

というわけで、ここでは自然の恵みをそのままに、鮮度の高いお湯に身を委ねる贅沢を味わえます。

湯船に浸かって肌から、そして浴室に満ちる空気から。全身で、大地のエネルギーをたっぷり取り込んでみてくださいね。源泉そのままのお湯が全身を包む多幸感は格別です!

博多湯 湯口 二日市温泉

画像:Mr.tsubaking

湯上がりの楽しみ「源泉コーヒー」

2階は、広々とした畳敷きの休憩室(無料)になっています。湯上りに、ここでゆっくりとした時間を過ごす人も多いようです。

博多湯 休憩室

画像:Mr.tsubaking

そのお供に、『源泉コーヒー』(120円)や『源泉蒸したまご』(100円)はいかがでしょう? 体の中まで温泉を楽しめますよ!

博多湯 源泉ホットコーヒー

画像:Mr.tsubaking

2019年10月の増税時にも、『博多湯』は入浴料を据え置きしました。つまり、事実上の値下げをしたことになります。

昨今の光熱費高騰は、温浴施設にとって大きなコスト増のはずですが、安価で入浴ができるようにしているのは、古くから伝わるポリシーがあると江藤さん。

「うちでは『温泉は地域の財産であり、その財産は皆で分かち合う』と考えており、それを実現するために頑張っています」

博多湯 看板

画像:Mr.tsubaking

このご時世に、350円(平日大人)という安さで営業を続けている『博多湯』。

その気持ちに応える意味でも、こうした飲食物を買いたくなってきます。筆者も『源泉コーヒー』をいただきましたが、何よりおいしいので湯上りにおすすめです!

浴槽は、男女それぞれひとつという、シンプルの極みのような『博多湯』。だからこそ、その泉質の良さを味わうことができます。

悠久の歴史を感じながら、ゆっくりお湯を楽しんでみてください!(文/Mr.tsubaking)

<店舗情報の詳細は店名をクリック↓>
博多湯
住所:福岡県筑紫野市湯町1丁目14-5
営業時間:10:00〜21:30(最終受付21:00)
定休日:なし ※メンテナンス休館を除く
入浴料金:大人:350円(土日祝は450円)、6歳〜11歳:200円、4歳〜5歳:100円
※この記事は公開時点での情報です。※文中価格は税込みです。
※本サイトの全てのコンテンツ(画像、文章等)について、無断で複製、転載、転用、改変等の二次利用を固く禁じます。判明した際には、法的措置をとる場合があります。

【参考・画像】
※文・画像/Mr.tsubaking

#おでかけ をまとめてチェック!
#筑紫野市 #温泉 #ファミリー
⇒【NEW】福岡の新着情報はコチラから

<こんな記事も読まれています>
簡単で美味しさ抜群!話題のレシピ
温泉ソムリエおすすめ!福岡近郊日帰り温泉
【毎週日曜】イヴルルド遙華のマインドナンバー占い