
こんなミュージアムグッズを待っていた!“大人買い必至”20周年の「九州国立博物館」
太宰府市の『九州国立博物館』。『太宰府天満宮』の隣にあり、一度は訪れたことがあるという方も多いはず。
2025年10月に開館20周年を迎え、これを記念したグッズが登場しています!
2025年10月で20周年!大人買いしたくなる記念グッズが登場「九州国立博物館」(太宰府市)
現在、『九州国立博物館ミュージアムショップ』で、「九州国立博物館20周年記念グッズ」が販売中。オンラインショップでも購入できますよ。

画像:PR TIMES
古墳や埴輪、鬼瓦、更紗、遣唐使船などの九州国立博物館ならではの収蔵品・展示品をモチーフにした、トートバッグやポーチが登場。思わず大人買いしたくなるような個性あふれるグッズがいっぱいです!

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『九州国立博物館』の季刊情報誌『アジアージュ』に寄稿している、学芸プロデューサーの橋本麻里さんが5アイテムの商品開発に参加。美術館や博物館、ミュージアムグッズへの見識が深い橋本さんならではの着眼点で、これまでにないユニークなグッズが誕生しました。
各アイテムへの橋本さんの商品解説コメント、要チェックですよ!
個性あふれる!20周年記念グッズ
抱える!埴輪鹿トートバッグ(3,300円)
『九州国立博物館』の収蔵品の中でも高い人気を誇る「埴輪鹿」がトートバッグに変身。周りを警戒して振り返る姿を表現しているそうですが、まるで後ろから呼びかけられて「何?」と振り向いたかのようにも見えて、かわいらしいですよね。

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裏側には背面が印刷されていて、どちらから見ても埴輪をアピールできます!

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ポイントは足元部分の凹みで、関係者からさまざまな意見をもらって形状を決めたそう。奇抜な形ですが、凹みにはマイボトルや野帳がぴったり! A4サイズの書類も入る大きさで、日常から遺跡探訪まで、さまざまなシーンで使えますよ。

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埴輪の素焼きの色を再現するべく、6パターンのサンプルから選ぶというこだわり。ほかでは手に入らない、唯一無二のトートバッグです。

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モチーフ:伝剛志天神山古墳出土の埴輪鹿(重要文化財)/九州国立博物館所蔵
大きさ:最長部分【本体】縦約40cm×横約38cm×マチ約9cm 【持ち手】約58cm
<橋本さんの商品解説>
かわいい埴輪を小脇に抱えてお出かけでき、ついでに(?)荷物まで入れられるトートバッグが登場! 九州国立博物館のコレクションでも屈指の人気を誇る「埴輪鹿」を、持ち歩きやすいよう、実物の約3/4スケールでバッグに落とし込みました。とぼけた表情が魅力的な正面だけでなく、展示では見えにくい背面まで律儀にプリント、360度隙がありません。ぬいぐるみより便利で、バッグよりかわいい埴輪鹿トートと一緒なら、ミュージアムめぐりもいっそう楽しくなるはずです。貴重品をしまう便利な内ポケットつき。
海を超える文化を味わう 和紅茶セット(1,900円)
こちらは、インド生まれの模様染めの木綿布「更紗(さらさ)」と、“世界に広まり海を越えて日本に伝わった”という来歴が同じである紅茶を組み合わせた「海を超える文化を味わう 和紅茶セット」。

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『九州国立博物館』が積極的に収集してきた、見ているだけで心踊るような色鮮やかな更紗。インドがルーツで、東南アジア、ペルシア、ヨーロッパへと広まり、日本にもやってきました。
個包装の袋は、『九州国立博物館』の無数の更紗コレクションの中から7種をピックアップ。美しさ、鮮やかさ、多彩さが伝わるよう、学芸員と商品企画の担当者で選定を重ね、生産地や時代、柄、色味などのバランスも考慮したそう。解説パンフレットが付いているので、更紗への知識を深めることもできますよ!

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中に入っているのは、福岡県八女の「八女和紅茶」。紅茶に最適と言われる希少品種の「べにふうき」を、2回発酵、90日間熟成させていて、深い旨みがあって渋味が少ない、飲みやすい和紅茶です。
20周年記念グッズのなかで最も難航したという外箱は、10種類以上のデザインから、1柄だけをメインにした艶やかなものに決定。きれいに印刷できる印刷所も探すなど、色の再現にこだわったそう。

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モチーフ:15〜20世紀のインド、フランス、インドネシア産の更紗/九州国立博物館所蔵
内容量:21g(3g×7袋)
<橋本さんの商品解説>
遠い海の彼方からもたらされた、華布と称された更紗に、深い紅に色づく紅茶。異国の風をまといながらも、日本の風土に根づき、独自の美を育んできました。一度は廃れ、豊かに再生した和紅茶を、更紗で大切に包んで華を添えました。歴史と人の織りなす物語に思いを馳せるひとときに、寄り添う一杯となるでしょう。
王塚古墳形 装飾古墳ポーチ(2,000円)
全部がこだわりというほど、試行錯誤して作られたポーチです。日本を代表する装飾古墳の魅力を余すことなく伝えるため、外側の刺繍から極彩色の内生地のカラーリングまで、関係者に話を聞いて資料を読み込み、幾度も試作品を作って最終形にたどり着いたそう。

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ポーチの外形は、墳丘の現存部分を元にダイカットにされており、ちょっと歪な形。この歪さもポイントのひとつです。墳丘に草が生い茂る様子は相良刺繍で再現されていて、モコモコ感がかわいらしいですね。

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内生地は王塚古墳の石室壁画の最新色彩研究を元に、模様の配置、色、モチーフの大きさやバランスにもこだわりが。目にする機会はなかなかありませんが、ポーチを開くたびに、色鮮やかな石室の壁画を見た時の感動が訪れるようにデザインされています。
当時の人たちが赤・黒・緑・白・黄・灰(青)の色を使い、どんな思いで壁画を描いていたのか、遥か古代に思いを馳せてみては。

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監修:王塚装飾古墳館
モチーフ:王塚古墳墳丘、石室の装飾文様
サイズ:縦約14cm×横約14.5cm×マチ約6cm(最長部分)
素材:【外側】キャンパス生地(綿100%)
<橋本さんの商品解説>
日本を代表する装飾古墳として知られる王塚古墳(6世紀、福岡県桂川町)ですが、その石室内を彩る壁画を目にする機会は限られています。そこで、いつでも「発掘」を楽しめる装飾古墳(ポーチ)をご用意しました! 芝生の張られた墳丘の姿を綿生地に刺繍で表し、ファスナーを開ければ秘められた色鮮やかな石室が露わに。毎日思う存分開け閉めでき、リップクリームでもUSBメモリでも、好きなものを石室内に収めることができるポーチは、手のひらにのる小さな古墳なのです。
遣唐使船が運んだ! シナモン香るスパイスクッキー(1,200円)
飛鳥時代~奈良時代、630年から894年に廃止されるまで、日本から唐に15回派遣された遣唐使。
使節とともに唐にわたった多くの留学僧や留学生は、文化・法律・宗教・芸術・技術などを学んで帰国し、日本の政治や社会、文化に大きな恩恵と刺激をもたらしました。日本に根付いたものも多く、そのひとつが香辛料です。『九州国立博物館』の文化交流展示室には遣唐使船の模型が飾られ、船内の様子を表した展示室ではスパイスの香りを楽しめるコーナーもあります。

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これにヒントを得て作られたのが、遣唐使船を模した箱に入った、シナモン風味のスパイスクッキーです。箱のデザインは『九州国立博物館』監修で、最新研究に基づき8〜9世紀ごろの遣唐使船の姿を反映しています。一見、版ずれしているかのように見えるレトロ調のタッチで、雲には「989(九博)」の隠れ文字をあしらい、側面は『九州国立博物館』のロゴと同じカラーリングに。

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クッキーは香辛料が強すぎない、程よい風味に。遣唐使が活躍した時代を身近に感じられ、東アジアの中の日本という視野を養う、学びのお供にぴったりなクッキーです。

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監修:九州国立博物館(箱)
モチーフ:遣唐使船
内容量:10枚
<橋本さんの商品解説>
ミュージアムでの体験をもっとも深く「味わう」ことができるのは、食べ物をおいて他にありません。何しろ「観る」どころか、体の中に取り込んでしまうのですから! 「シナモン香るスパイスクッキー」は薬として遣唐使が持ち帰り、現在も正倉院に残る香辛料のシナモンにスポットライトを当てました。九州国立博物館に展示されている遣唐使船模型をモチーフにしたレトロかわいいパッケージは、旅のお土産にもぴったり。ものと文化とが行き交った、壮大な旅路に思いを馳せるティータイムのお供にお召し上がりください。
鬼瓦リフレクタートートバッグ(1,800円)
『九州国立博物館』は太宰府にあることから、大宰府政庁の屋根に葺かれた鬼瓦も収蔵しています。高さ約50cmほどの大きさで、顔の筋肉や皮膚の動きがリアルに表現されており、一部が欠けてしまっていても躍動感と力強さを感じられる、「魔除け」パワー満載の重要文化財です。

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その「魔を退ける」、「悪いものを威嚇する」という鬼瓦の意味合いを、現代版にアップデートして具現化できる商材を探し求め、リフレクター印刷にたどり着いたそう。ベタ塗ではなく、ドットで表現することで鬼瓦の表情が目立ちすぎず普段使いしやすいデザインに。資料の雰囲気を壊さないよう、ドットの大きさも調整されています。

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キーホルダーなども候補にあったそうですが、本物の大きさを伝えるため、大きい面で見せられるトートバッグに。夜道の危ないシーンでもビカッと光って貴方を守る、最強にかっこいいバッグです。

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モチーフ:鬼瓦
サイズ:【本体】縦37cm×横36cm×マチ11cm【持ち手】54cm
素材:綿100%
プリント部分:リフレクター印刷(再帰反射印刷)
<橋本さんの商品解説>
屋根の上の呪的防御システム、 九博最強の鬼瓦が夜道の一人歩きを完全ガード!? 1300年前から大宰府政庁の屋根でメンチを切ってきた鬼瓦の顔面を、トートバッグに移植。銀色のリフレクター印刷がヘッドライトの光などを反射して夜間でも持ち主の存在を知らせ、不用意に近づく輩には破邪の眼力が睨みを利かせます。屋根や建材を風雨から保護し、外部から悪いものや人が入ってこないよう守護してきた鬼瓦の役割と、その鬼瓦を守り伝える博物館の使命とを重ね合わせた、「守る」がテーマの20周年記念グッズです。
ボールチェーンマスコット埴輪馬(1,000円)
2025年6月の販売開始後、あっという間に初回ロッド600個が売り切れた、かわいらしい埴輪馬のマスコット。ショップスタッフの希望でグッズ化され、博物館研究員が監修しています。

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刺繍やフェルトで馬具の細かい部分まで再現。口の横の轡金具の「f字形鏡板」やタテガミを結ったマゲ、そしてお尻の穴まで! カワイイのにマニアックな九州国立博物館ならではの埴輪グッズです。
監修:九州国立博物館研究員
モチーフ:伝茨城県土浦市真鍋古墳群出土の埴輪馬
大きさ:体高約10cm
鹿埴輪 ピアス・ネックレス・ピンブローチ(3,500円〜)
人気の縄文アクセサリーショップ『Do-goods(ドゥグーズ)』の「鹿埴輪」アクセサリーも人気です。
モチーフは、トートバッグと同じく「伝剛志天神山古墳」出土の重要文化財「埴輪鹿」。当初は犬と考えられていましたが、ほかの場所で出土した犬や鹿の埴輪との比較調査により、現在は鹿だとされています。

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『鹿埴輪スタッドピアス』(6,800円)、『鹿埴輪フックピアス』(6,300円)、『鹿埴輪&勾玉フックピアス』(4,000円)、『鹿埴輪ネックレス』(3,600円)、『鹿埴輪ピンブローチ』(3,500円)があり、小ぶりなのでさりげなく埴輪をファッションに取り入れられます。
監修:九州国立博物館研究員
モチーフ:伝剛志天神山古墳出土の埴輪鹿(重要文化財)九州国立博物館所蔵
素材:鹿部分=銅、ピアス=ステンレス、ネックレスチェーン=真鍮にピンクゴールドコート
橋本さんは「博物館での体験を自宅へ持ち帰り、その『再生装置』として、時間的・物理的距離を超える。そんなミュージアムグッズの企画に、縁の深い九州国立博物館の20周年を契機として取り組める、というのは、心踊る依頼でした。九州国立博物館の個性を強調すること、グッズそのものが、博物館の機能(守る・伝える)と同期すること。そんなコンセプトの下、制作チームに意見を伝えながら完成した商品が、多くの方に愛されるものになることを願っています」とコメントしています。
本当にかわいらしいグッズばかり! 20周年を迎えた『九州国立博物館』でショッピングも展示も楽しんでみてください♪(文/ARNE編集部)
<店舗情報>
■九州国立博物館ミュージアムショップ
住所:福岡県太宰府市石坂4-7-2 1F
営業時間:9:30〜17:00(入館は〜16:30)、特別展開催中の金・土曜は〜20:00(入館は〜19:30)
定休日:毎週月曜日・展示会準備期間(博物館休館日に準じる)
オンラインショップ:https://kyuhaku-museum.shop
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