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Snow Peak YAKEI SUITE コテージ 寝室

非日常への最短ルート!週末プチトリップにおすすめの宿・ホテル<福岡県内>

こんにちは。旅とグルメライターのYOKOです。

旅ライターとして29年、数えきれないほどの宿を訪ねてきた私が今回ご紹介するのは、「福岡県内の、週末プチトリップにおすすめの宿・ホテル」。

気軽に出かけられる距離感で、非日常感とご褒美気分が味わえる5軒をセレクトしました。

忙しい毎日を離れて、心も体もリフレッシュできる宿へ。次の旅のヒントにぜひ!

“暮らすように泊まる”都市型コンドミニアム「NOT A HOTEL FUKUOKA(ノットアホテルフクオカ)」(福岡市中央区大宮)

『NOT A HOTEL(ノットアホテル)』は世界的建築家やクリエイターによる唯一無二の建築を、年10泊から必要な分だけ所有できる別荘サービスを展開。

現在全国に8拠点開業していて、その中でも『NOT A HOTEL FUKUOKA』は小山薫堂氏が監修し、NOT A HOTEL初の都市型コンドミニアムとして誕生しました。各部屋にオーナーがいますが、オーナー以外の一般ゲストもホテルとして宿泊利用が可能なんです(2025年9月時点はFUKUOKAのみ予約可能)。西鉄・薬院駅から徒歩約10分、平尾駅から徒歩約7分の街中にあるのも便利!

部屋の設備はもちろん、アメニティーなども充実しているので、最小限の荷物で訪れても快適に過ごせますよ。

全8室は、いずれも100平方m以上のゆとりある空間で、それぞれに異なるコンセプトを持つデザインが特徴。

都会的な造形と緑豊かな設計が融合し、日常の延長にありながら、非日常を感じさせてくれます。

NOT A HOTEL FUKUOKA 外観

画像:NewColor inc.

部屋をいくつか紹介しますね。

まずは最上階にある『+PENTHOUSE(ペントハウス)』から。間取りは1LDK。屋内とテラスを合わせて250平方m以上の贅沢な造り。さらには最大5名まで入れるプライベートサウナも!

NOT A HOTEL FUKUOKA +PENTHOUSE(ペントハウス)

画像:NewColor inc.

続いて『+RETREAT(リトリート)』。オープンエアのジェットバスで、心身をリセット! 何も考えず、自分だけの時間を過ごすための静かな隠れ家のようです。

+RETREAT(リトリート)

画像:NewColor inc.

『+SOUND(サウンド)』は、最高峰のサウンドシステムに没入できる大人のための場所。趣味を共有する相手と静かにこもるのに最適!

+SOUND(サウンド)

画像:NewColor inc.

このほか、1階にある宿泊者限定のラウンジ『+BLANC』も利用できます。ワインを楽しみながら、暮らすように福岡を過ごしてみてはいかが?

一般ゲストの宿泊予約は『一休.com』からできます。

<施設情報>
■NOT A HOTEL FUKUOKA
住所:福岡県福岡市中央区大宮2-3-34
チェックイン:15:00、チェックアウト:11:00
ホテル予約はこちら:https://www.ikyu.com/00003118/
HP:https://notahotel.com/shop/fukuoka

福岡市中心部から30分の別天地で味わうラグジュアリーなアウトドア体験「Snow Peak YAKEI SUITE(スノーピーク ヤケイスイート)」(福岡市南区柏原)

福岡市中心部から車で約30分、「ABURAYAMA FUKUOKA」の一角に2024年にオープンした『Snow Peak YAKEI SUITE(スノーピーク ヤケイスイート)』。アウトドアブランド『Snow Peak』とJR九州グループが手がける新形態。建築家の谷尻誠氏が手がけた空間の中で、アウトドアの開放感とホテルの快適さを融合させた“アウトドアラグジュアリー”な滞在が叶います。

お部屋のタイプは3種類。まずは『コテージ』(1泊2食付き58,080円~/1室2名利用時1名料金)からご紹介!

コテージが3棟並ぶのは、以前牧場の牧草地だった場所。広々とした場所で、森の中のリビングをイメージした造りです。

Snow Peak YAKEI SUITE コテージ

画像:Snow Peak YAKEI SUITE

窓や壁がなく、外とシームレスに繋がる半屋外空間のアウトドアリビングを中心に、リビング&ベッドルームのエリアと、シャワーやサウナなどの水回りのエリアに分かれています。

アウトドアリビングから眺める空と、眼前に広がる福岡の眺望、そして半屋外ならではの頬を撫でるやさしい風が格別!

夜にはベッドに寝転びながら、大きな窓ガラス越しに夜景観賞。溢れる光に包まれながら眠りにつけるのは、油山という立地だからこそ! プライベートサウナもあり、夜景を眺めながらのサウナタイムも実現できます。

Snow Peak YAKEI SUITE コテージ 寝室

画像:Snow Peak YAKEI SUITE

夕食は、『Sola aburayama(ソラ アブラヤマ)』の吉武広樹シェフ監修のフレンチ。2011年3月パリに『Sola』をオープンさせると、わずか1年3ヶ月で『ミシュランガイドフランス2012』で1つ星を獲得した凄腕シェフが手掛ける、ここだけの特別な料理です。

ただ運ばれてきた料理を楽しむだけでなく、中には『Snow Peak』のアイテムを使って自分で仕上げるメニューも。フレンチとアウトドアが融合した、新しいスタイルです。

Snow Peak YAKEI SUITE ディナー

画像:Snow Peak YAKEI SUITE

続いてのお部屋は1棟貸しの『ヴィラ』(1泊2食付き82,720円~/1室2名利用時1名料金)。

こちらも自然とシームレスに繋がるアウトドアリビングを中心とした、特別なアウトドアラグジュアリーが体験できるお部屋で、広さはなんと150平方m。まるで洞窟のように深さのあるアウトドアリビングの先に広がるのは、遮るもののない180度パノラマビュー。眼下には市街を一望できます。

Snow Peak YAKEI SUITE アウトドアリビング

画像:Snow Peak YAKEI SUITE

室内にはプライベートサウナや水風呂、薪ストーブを完備。夏は水風呂で涼を楽しみ、冬はサウナや薪ストーブのぬくもりに包まれる。ここでは四季の移ろいとともに、自然が本来持つ豊かさを心ゆくまで体感できます。

Snow Peak YAKEI SUITE ヴィラ 風呂

画像:Snow Peak YAKEI SUITE

最後にご紹介するのは『ランドケイヴ』(1泊2食付き35,200円~/1室2名利用時1名料金)。『Snow Peak』がYAKEI SUITEのために開発した、特別仕様のテントです。洞窟のような形状で、室内にはリビングとベッドルームがあります。

スノーピーク ヤケイスイート テント Snow Peak YAKEI SUITE

画像:Snow Peak YAKEI SUITE

自然の息づかいを感じながら、非日常の贅沢に浸るにはぴったりの場所! アウトドアには興味があるけれど、キャンプはハードルが高いという人にもぴったりのすてきな場所ですよ。

<施設情報>
■Snow Peak YAKEI SUITE
住所:福岡県福岡市南区柏原710-2
チェックイン:15:00~17:00、チェックアウト:11:00
HP:https://www.aburayama-fukuoka.com/yakeisuite/

糸島の海と過ごすラグジュアリーステイ「seven x seven ITOSHIMA(セブン バイ セブン 糸島)」(福岡市西区西浦)

シーサイドリゾートとして人気の糸島・二見ヶ浦の美しい海岸沿いに2024年3月にオープンした『seven x seven ITOSHIMA(セブン バイ セブン 糸島)』。福岡市中心部から車で約40分ほどで到着します。

糸島エリアでは最大規模となる全47室あり、部屋によっては開放的なテラス付きで、ターコイズブルーの海を望めます。

seven x seven ITOSHIMA 客室 セブンバイセブン糸島

画像:seven x seven ITOSHIMA

ロンドンを拠点とするチームが建築デザインを手掛けた空間は、ニュートラルな色合いを基調にした、自然光を最大限に取り込む設計。窓の外に広がる海や自然の美しさが際立つような空間として演出されています。

客室は11タイプ(1泊食事なし53,000円~/2名利用時1室料金)。専用ジャグジーやルーフトップテラス、BBQグリルを備えたタイプから、和洋室やペットと泊まれる部屋、最大8名で泊まれる客室まで揃い、カップルやファミリー、グループと幅広い用途の滞在に対応。シーンに合わせた多彩な過ごし方が可能です。

seven x seven ITOSHIMA 風呂 セブンバイセブン糸島

画像:seven x seven ITOSHIMA

二見ヶ浦を望むオーシャンビューのラウンジで、糸島の食材を使ったカジュアルなメニューを楽しめるのも大きな魅力。

このラウンジは宿泊者専用ではなく、一般利用も可能なので、ランチやカフェに立ち寄り利用もOK。高い天井まで一面窓という贅沢な空間で、糸島の空と海を感じながら過ごすことができますよ。

seven x seven ITOSHIMA ラウンジ セブンバイセブン糸島

画像:seven x seven ITOSHIMA

『糸島豚の厚切りグリルステーキ』(2,900円)は、やわらかい肉質の糸島豚300gを使用。旨みたっぷりで脂身が甘い! 厚切りで食べ応え抜群です。

seven x seven ITOSHIMA ランチ メニュー

画像:seven x seven ITOSHIMA

また、ホテル内外で楽しめるアクティビティもあります。モーニングヨガ(毎週日曜7時〜)、サンセットヨガ(毎週土曜17時〜)といったプログラムがあり、心地よい潮風を浴びながらリフレッシュできますよ。

seven x seven ITOSHIMA ヨガ

画像:seven x seven ITOSHIMA

ほんの少し足を延ばして、心を解き放つ新しいリゾート体験を!

<施設情報>
■seven x seven ITOSHIMA(セブン バイ セブン 糸島) 
住所:福岡県福岡市西区西浦266
チェックイン:15:00、チェックアウト:11:00
HP:https://sevenxseven.com/hotels/itoshima/

160年の歴史を誇る老舗旅館、博多の奥座敷「大丸別荘」(筑紫野市)

福岡市中心部から車で約35分。古くから博多の奥座敷として親しまれてきた、筑紫野市の二日市温泉の地に佇む『大丸別荘』。

今年で創業160年を迎える老舗旅館で、明治・大正・昭和・平成・令和と時代を超え、多くの旅人を迎えてきた歴史が息づいています。

大丸別荘 外観

画像:大丸別荘

広大な敷地に広がるのは、四季の情景が映し出される3500坪の日本庭園。春は桜、夏は深緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、訪れるたびに異なる表情を見せてくれます。

大丸別荘 庭園

画像:大丸別荘

その庭に抱かれるように建つ大浴場は、男女それぞれ100坪もの広さを誇る岩風呂で、源泉かけ流しの湯が惜しみなく注がれています。

木々に囲まれた空間は、街中にありながら、まるで深い山奥の秘湯にいるかのような解放感。こんなに近くで非日常を体験できるなんて、またすぐに行きたくなります。

大丸別荘 風呂

画像:大丸別荘

客室は、『大正亭』『平安亭』『昭和亭』の3つの宿泊棟と一戸建の離れ『蓮魚庵』の計41室があり、それぞれ趣が異なる造り。

『平安亭』(1泊2食付き30,900円~/1室2名利用時1名料金)は、日本の伝統的な数寄屋造りの佇まい。8畳と10畳の2間続きの和室の奥にリビングルームが広がっていて、ゆったりと過ごすことができます。

夕食は、月ごとに内容が変わる、旬の素材を使った創作料理。一品一品、目と舌でじっくりと楽しみながら味わえますよ。

大丸別荘 夕食

画像:大丸別荘

朝食は、定番のだし巻き玉子と湯豆腐に加え、月替わりの小鉢6種がセット。半精進風に仕上げられていて、体と心にやさしく染み渡ります。

大丸別荘 朝食

画像:大丸別荘

日常の喧騒を忘れ、ゆったりと流れる時間に身を委ねてみませんか。

<施設情報>
■大丸別荘
住所:福岡県筑紫野市湯町1-20-1
チェックイン:15:00、チェックアウト:11:00
HP:https://www.daimarubesso.com/

歴史が息づく町に溶け込む、上質な古民家ステイ「RITA 八女福島」(八女市)

福岡市から車でおよそ1時間、八女市にある『RITA 八女福島』は、築100年を超える古民家を日本の伝統工法で丁寧に修繕したお宿。

国が定める重要伝統的建造物群保存地区、「八女福島」の街並みの中に佇む町家を、贅沢に独占して過ごす時間は、きっと格別なひとときに。

全5室のうち、3室は一棟貸し。子ども連れでも利用しやすい離れの一棟貸しや、「お茶風呂」が付く部屋、「檜風呂」の部屋などから選べます。

RITA 八女福島 外観

画像:RITA 八女福島

離れ『梅月庵』(1泊食事なし11,358円~/1室2名利用時1名料金)は、220年以上の歴史を持つ建物の一棟貸し。八女の伝統工芸・提灯で作られた照明が、空間をやさしく照らします。かつて多くの俳人が句を読んだとされる建物で、縁側に座って中庭を眺めてすごす時間も贅沢です。

『梅月庵』に宿泊すると、八女ならではの「お茶風呂」体験もできますよ!

RITA 八女福島 寝室

画像:RITA 八女福島

各客室には「八女茶のきき茶」が備え付けられています。シングルオリジンの八女茶3種の飲み比べができ、味の違いを存分に楽しむことができるのも、うれしいところ。

RITA 八女福島 八女茶

画像:RITA 八女福島

夕食は、八女の食材を豊富に使った、素朴だけど洗練された和食のお任せコース。八女の地酒「繁桝」とともに味わうのもおすすめです。

がめ煮、だご汁、じゃがいも饅頭など、筑後地方の郷土料理がずらりと並ぶ、和朝食付きのプランも。

RITA 八女福島 朝食

画像:RITA 八女福島

チェックイン時に、「まちあるき」の案内をしてもらえるのも魅力。体験したいことや買いたいものなど相談してみてください。八女らしい小話とともに紹介してもらえますよ。

旅というよりは暮らしの体験に近いかもしれません。新しいリフレッシュの形に出会えるかも。

八女の魅力をたっぷり感じられる滞在時間を楽しんでみてください。

<施設情報>
■RITA 八女福島
住所:福岡県八女市本町13-1
チェックイン:15:00~18:00、チェックアウト:10:00
HP:https://www.rita-community.jp/yame-fukushima/

どの宿も、それぞれにしかない魅力と過ごし方があります。気になるお宿を見つけたら、次の旅の目的地に加えてみてくださいね!(文/YOKO)

【参考・画像】
※文/YOKO
※画像/NewColor inc./Snow Peak YAKEI SUITE/大丸別荘/seven x seven ITOSHIMA/RITA 八女福島

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