【八女日帰りドライブ】行くべき観光スポット＆おすすめグルメを紹介

こんにちは。旅とグルメライターのYOKOです。

旅ライター歴29年の私が提案するのは、福岡から思い立ったらすぐ行ける日帰りドライブコース。今回は、八女茶の産地として知られる「八女エリア」を巡ります。

実は知る人ぞ知る魅力的なスポットがたくさん！　情緒あふれる街並みを散策し、絶品グルメに舌鼓を打ち、ユニークな神社でお願いごとをして、最後は温泉でまったり。

五感をフルに使って八女の魅力を満喫できる欲張りなコースをご案内します！

タイムスリップしたような気分に浸る「八女福島白壁通り」

福岡市内から車で1時間ほど。最初に訪れるのは、八女市の中心部にある「八女福島白壁通り」です。

江戸時代から明治時代にかけて、商業の中心地として栄えた八女。この通りには、当時の面影を色濃く残す町家や商家がずらりと並びます。

白壁と格子戸が連なる美しい街並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されていて、歩くだけで当時の活気や文化を感じられるようです。

画像：八女市

道沿いには、古民家を改装したおしゃれなカフェや雑貨店、八女の伝統工芸品を扱う店が点在しています。散策の途中で、お気に入りの一軒を見つけて立ち寄ってみるのも楽しいですよ。

近隣に大きな駐車場（八女伝統工芸館、無料）があるので、ゆっくりと歩いて回るのがおすすめです。時を超えた日本の原風景の世界へ、いざ！

画像：八女市

＜スポット情報＞
■八女福島白壁通り
住所：福岡県八女市本町
TEL：0943-22-6644（茶のくに観光案内所）

ランチは「とんかつ肉料理 𠮷岡」で絶品とんかつ

白壁通りの散策でおなかが空いたら、ランチは予約して行きたい人気店、『とんかつ肉料理 𠮷岡』へ。築およそ150年の古民家をリノベーションしたお店は、白壁の街並みに溶け込むように佇んでいます。

画像：YOKO

一歩足を踏み入れると、すりガラスや木枠の窓、梁や柱などの古材を活かした、温かみのある心地よい雰囲気。古道具があちこちに配された空間は、モダンなセンスが光ります。

画像：YOKO

提供される肉料理は、久留米で三代続く精肉店の嫁として肉のキャリアを積んだ女将が厳選した逸品ばかり。とんかつを中心に、ステーキやすき焼き、しゃぶしゃぶなどが揃います。

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店では宮崎・鹿児島産の黒毛和牛や都城のブランド豚「きなこ豚」も使用されています。特に『きなこ豚ロースかつ御膳』（2,380円／160g）は、お肉がやわらかくジューシーで、岩塩をつけて食べると肉本来の甘みが際立ち、感動のおいしさ！

画像：YOKO

『特選黒毛和牛サーロインステーキコース』（4,900円）では、赤身と霜降り具合、やわらかさがベストなバランスのA4ランクの九州産黒毛和牛を使用。

画像：YOKO

メインのステーキに、黒毛和牛のローストビーフ、サラダ、きなこ豚ヒレカツ、ご飯、赤だし、コーヒー、アイスクリームが付いています。

古民家の趣ある空間でおいしいお肉を堪能する、贅沢な時間を過ごしてくださいね。

＜店舗情報の詳細は店名をクリック↓＞
■とんかつ肉料理 𠮷岡
住所：福岡県八女市本町194
営業時間：11：00～15：00（L.O.14:00）、金土日のみ夜も営業17：00～21：00（L.O.20:00）※乳幼児不可
定休日：水曜

御朱印やお守りがユニークな「福島八幡宮」へ参拝

八女の旅でぜひ訪れたいのが『福島八幡宮』。1661年の創建以来、360年以上にわたり地域の人々から厚く信仰されてきた、由緒ある神社です。御祭神は応神天皇、神功皇后、武内宿禰命で、成功や勝利へと導くご利益があると言われています。

画像：福島八幡宮　※写真は福島八幡宮の公式キャラクター・シロちゃん

ここを訪れる多くの参拝客を魅了しているのが、ほかにはないユニークな御朱印やお守り。

その一つが、ペット祈願に訪れる人が多いことから誕生したという、八女の切り絵作家とコラボしたわんちゃんシリーズの切り絵御朱印。

季節ごとにデザインが変わり、2025年8月からはシリーズ第2弾として『プードル御朱印』（初穂料2,000円、なくなり次第終了）が登場しています。見てください、このかわいらしい御朱印を！

画像：福島八幡宮

お守りもユニークで、たとえばこちらの『幸せ祈り守』（初穂料各800円）は、動物が手を合わせて祈る姿のお守り。（写真左から）ウサギ、鹿、三毛猫、柴犬、白狐の5種類がありますよ。

画像：福島八幡宮

＜店舗情報＞
■福島八幡宮　
住所：福岡県八女市本町105
授与所受付：9：00〜16：30
HP：https://fukushimahachimangu.or.jp/
Instagram：＠fukushimahachimangu.official

福島八幡宮の境内にある「カミカケ茶屋」でティータイム♪

福島八幡宮の境内にある『カミカケ茶屋』は、参拝後の休憩にぴったりのスポットです。

画像：カミカケ茶屋

築およそ100年の建物をリノベーションした店内は、和の趣あふれる落ち着いた空間で、時間を忘れてゆったりとくつろげます。

画像：カミカケ茶屋

この茶屋の最大の特徴は、提供される料理やスイーツ……口に運ぶものすべてが“縁起物”だということ！　食材をすべてお祓いし、スタッフやキッチンもお清めを行うという、神社ならではの徹底ぶりなんです。

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おすすめは、御朱印を抹茶で表現した『御朱印ティラミス』（1,000円）。濃厚なティラミスクリームと、もっちりとした白玉の組み合わせが絶妙です。

画像：カミカケ茶屋

縁起のいいスイーツをいただきながら、心静かなひとときを過ごしてみてください。

＜店舗情報＞
■カミカケ茶屋　
住所：福岡県八女市本町104-1
営業時間：11：00〜16：00
定休日：水曜
HP：https://kamikake-chaya.jp/

ドライブの締めくくりに「べんがら村」で癒やしの湯を

八女の旅の締めくくりは、地元の人々からも愛されている人気スポット『べんがら村』へ。広々とした大浴場や露天風呂、サウナが完備されていて、一日の疲れを癒やすのにもぴったりの場所です。

画像：べんがら村

泉質は肌にやさしく、湯上がりはしっとりなめらか。自然に囲まれた環境の中で、心身ともにリフレッシュできますよ。

画像：べんがら村

温泉と合わせて人気なのがサウナ。木の温もりを感じる落ち着いた空間でしっかり汗をかいて、水風呂と外気浴で気分爽快。

自然の風にあたりながら過ごす“ととのい時間”は、まさに至福です。

画像：べんがら村

温泉以外にも、ハンモックや約1,000冊の漫画が読めるくつろぎスペースもあり、湯上り後もゆったり思い思いの時間を過ごせるのも魅力です。

画像：べんがら村

毎月26日は風呂の日（26日が土日曜・祝日、定休日の場合は翌平日）で、通常700円の大人入浴料が終日400円になりますよ。

＜店舗情報＞
■べんがら村
住所：福岡県八女市宮野100
営業時間：10：00〜22：00（最終受付21：30）
定休日：火曜
入浴料：大人（中学生以上）700円、4歳〜小学生350円
HP：https://www.bengalamura.com/

歴史と自然が息づく「八女エリア」。白壁の街を歩き、神社で心を清め、最後は温泉でリラックス。八女ならではの豊かな時間を過ごしてくださいね。（文／YOKO）

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