
【柳川日帰りドライブ】行くべき観光スポット&おすすめグルメを紹介
こんにちは。旅とグルメライターのYOKOです。
旅ライター歴29年の私が、福岡から思い立ったらすぐ行ける日帰りドライブコースをご提案。今回は、福岡屈指の観光地・柳川です。
福岡市中心部からは車で約1時間。
川下りや名物のうなぎ、風情ある街並みなど、非日常を手軽に味わえて、小さな旅にぴったりですよ。
水郷柳川観光の目玉!「川下り(お堀めぐり)」
江戸時代には城下町として栄え、「掘割」と呼ばれる水路が網目のように張り巡らされている柳川。
柳川観光といえば、やっぱり外せないのが「川下り(お堀めぐり)」。「どんこ舟」に揺られながら、城下町の風情を感じる人気のアクティビティです。

画像:福岡県観光連盟
船頭さんのユーモアあふれるガイドや、時には地元の唄を口ずさむ声に耳を傾けながら、ゆるやかに水の道を進んでいきます。
両岸には白壁の土蔵や柳並木、歴史を感じる橋が点在し、どこを切り取っても絵になる景色の連続です。
低い水門をくぐるなど、ドキドキの瞬間も!

画像提供:福岡県観光連盟
ライトアップされた夏の夜のお堀めぐり「灯り舟」(完全予約制、例年7月中旬~10月初旬)や、冬の風物詩でもある期間限定の「こたつ舟」など季節ごとの魅力も楽しめますよ。
所要時間は60分ほど。現在は7社が「川下り」を運行していて、船会社ごとに乗船場やコースが異なります。詳細はHPで確認して、乗船してくださいね。
心ほどける舟旅へいざ!
<スポット情報>
■柳川川下り
住所:福岡県柳川市 西鉄柳川駅付近
営業時間:船会社により異なる
料金:【通常川下りコース(約60分)】大人1,800円 ~ 2,000円、小学生900円〜1,000円 【周遊ショートコース(約30~40分)】大人1,000円 ~ 2,000円、小学生500円 ~ 1,000円 ※船会社により異なる
柳川市観光公式サイト(川下り)HP:https://www.yanagawa-net.com/ohori/
「元祖本吉屋 本店」でふっくら香ばしい柳川名物「うなぎのせいろ蒸し」を堪能
柳川といえば、川下りとともに外せないのが「うなぎのせいろ蒸し」。甘辛タレをたっぷり染み込ませたご飯の上にうなぎの蒲焼きと錦糸玉子をのせて、せいろで蒸した郷土料理です。
市内にはたくさんのうなぎ料理店がありますが、全国的にも有名なのが江戸時代創業で300年を超える老舗『元祖 本吉屋(もとよしや)』。
川下りの終点、『柳川藩主立花邸 御花』などがある沖端エリアからは車で約10分ほどの場所にある『本店』は、風情のある建物もステキ。茅葺屋根が特徴的で、明治時代に建築されたものなのだそう。

画像:元祖本吉屋
店内は広間と個室(写真)があり、どの部屋も中庭の景色を眺めながら食事を楽しめます。ゆったりと旅情に浸りながら、お昼のひとときを堪能できますよ。

画像:元祖本吉屋
自慢の『せいろ蒸し』は、フタを開けた瞬間、立ち上る香ばしい香りがたまりません。ふっくらと蒸しあげた国産うなぎを一口頬張れば、代々受け継がれる秘伝のタレのコクとともに、幸福感が口いっぱいに広がりますよ。

画像:元祖本吉屋
きも吸・香物付きの『せいろ蒸し』(4,800円)『特せいろ蒸し』(5,200円)、酢物・きも吸・香物付の『せいろ蒸し定食』(5,900円)『特せいろ蒸し定食』(6,400円)、特せいろ蒸しにきも吸・白焼おろし・酢の物・香物・果物がついた豪華な『南風定食』(下写真:8,600円)が揃います。

画像:元祖本吉屋
<店舗情報>
■元祖本吉屋 本店
住所:福岡県福岡県柳川市旭町69
営業時間:10:30〜20:00(L.O.19:30)
定休日:月曜
HP:https://www.motoyoshiya.jp/
旅の思い出にぴったり!センスが光る雑貨を扱う「ムトー商店」
街歩きの途中にぜひ立ち寄りたいのが『ムトー商店』。

画像:ムトー商店
有明海産の海苔をはじめとした地元柳川の企業の雑貨や食品、文具や手ぬぐいなど柳川らしいモチーフをあしらったオリジナル商品がずらりと並んでいてお土産探しにピッタリ。
小さなスペースにぎっしりいろんな商品があり、あれもこれもかわいくて、ついつい長居してしまいます。
喫茶コーナーでコーヒーなどが楽しめるので、一息入れることもできますよ。

画像:ムトー商店
イチオシは、川下りの様子を描いた『柳川マグネット』(600円)。並倉という赤煉瓦造りの建物、菖蒲の花があしらわれています。ごつごつした立体感にも注目を!

画像:ムトー商店
<店舗情報>
■ムトー商店
住所:福岡県柳川市新町37
営業時間:10:00〜19:00(L.O.18:45)
定休日:不定
Instagram:@mutoushouten_yanagawa
かわいくておいしい!「椛島氷菓」で、ひんやり&ほかほかスイーツタイム
柳川観光の途中でぜひ立ち寄りたいスイーツスポットといえば『椛島氷菓』。色とりどりのアイスキャンディーやなめらかな口当たりのジェラートが人気で、地元の人にも観光客にも愛されているお店です。
店舗は趣のある古民家で、イートインも可能。室内には柳川独特のつるし飾りのおひなさまの「さげもん」が装飾されています。

画像:椛島氷菓
素材の味を大切にしたアイスキャンディーは、系列の農園「杏里ファーム」で栽培したフルーツなどを使っています。マンゴー、あまおう、甘夏みかんなど、見た目もカラフル。季節限定も含め、常時15種類前後が揃っています。1本150円〜。

画像:椛島氷菓
そしてパッケージを見て思わず「かわいい!」と叫んでしまうのが、ジェラート。北海道産の牛乳や生クリームをふんだんに使った濃厚でクリーミーな『ミルクジェラート』をはじめ、『あまおう』『チョコレート』『バナナ』など、常時10種類前後を販売。1個300円〜です。
一番人気の『マンゴージェラート』は、自社農園で栽培したマンゴーを使用していて、食品添加物不使用。果汁約40%配合と、自社農園だからこその贅沢な味わいです。
お店のトレードマークにもなっているのは、カバをデザインした『かばちゃん焼き』(1個150円)。たい焼き風のお菓子です。小麦粉は自社農園で収穫したもので、あんこは佐賀の羊羹屋さんとコラボして作ったもの。白あんと黒あんがあります。

画像:椛島氷菓
<店舗情報>
■椛島氷菓
住所:福岡県柳川市本城町53-2
営業時間:11:00〜16:00
定休日:水
HP:https://kabajirushi.com/
「亀の井ホテル柳川」の日帰り温泉で、心も体もリフレッシュ!
柳川の街なかにある『亀の井ホテル柳川』では、日帰りでも気軽に天然温泉が楽しめます。『柳川藩主立花邸 御花』から車で約3分、『ムトー商店』からは車で約8分の場所です。
源泉は、昭和40年に発掘された「柳川温泉」。美人湯の泉質として知られる炭酸水素塩・塩化物泉で、湯のトロトロ指数となるpH値が8.3と高めなのもポイント!
日帰り入浴できる湯船の一つは5階にある展望風呂。窓からは川下りの舟が行き交う様子を眺められます。

画像:亀の井ホテル柳川
1階には露天風呂があります。こちらは岩造りの浴槽で、開放感あふれる造りとなっています。柳川を満喫したあとの〆に、ぜひ立ち寄ってみてください。

画像:亀の井ホテル柳川
トロトロとしたやわらかい湯が、疲れた体をじんわりと癒やしてくれますよ。
柳川を満喫したあとの〆に、ぜひ立ち寄ってみてください。
<店舗情報>
■亀の井ホテル柳川
住所:福岡県柳川市弥四郎町10-1
日帰り温泉営業時間:【昼の部】5階展望浴場11:00〜15:00(最終受付14:00)、1階露天風呂・サウナ12:00〜15:00(最終受付14:00)【夜の部】18:00〜21:00(最終受付20:00)
日帰り温泉定休日:火曜の昼の部
日帰り温泉料金:大人600円、小学生300円、4歳〜未就学児100円
HP:https://kamenoi-hotels.com/yanagawa/onsen/
気軽に行けて、景色やグルメ、温泉に癒やされる、柳川の日帰り旅。次の休日のお出かけ候補としてぜひ!(文/YOKO)
【参考・画像】※文/YOKO
※画像/福岡県観光連盟、元祖本吉屋、ムトー商店、亀の井ホテル柳川
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