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感動モノの「奇跡の一枚」がいっぱい!ペンギンとも一緒に泳げる「ガラパゴス諸島」(後編)

2020.08.16

前回に引き続き、世界80か国以上を旅してきた旅好きライター・廣瀬郁恵が紹介するのは、世界遺産の「ガラパゴス諸島」(前回の記事はこちら)。

南米エクアドルにあるガラパゴス諸島は、本土からおよそ900kmも離れている動物の楽園です。

島には固有の生き物がたくさんいて、動物たちの生き生きとした姿を目の前で見ることができます。

今回は、人と動物が共存するガラパゴスの日常風景をお伝えします!

まるでアシカの王国!どこででものんびりくつろぐアシカにメロメロ

ガラパゴス諸島は、太平洋に浮かぶ大小120あまりの島々。人が暮らしている島はそのうちの4つです。

島の桟橋には小舟が停留していて、美しくものどかな光景が広がっています。

ガラパゴス諸島

画像:廣瀬郁恵

そしてその船の上で休憩しているのは、かわいいアシカたち。海で遊び疲れたアシカたちのお昼寝に、船はうってつけの場所なんです。

ガラパゴス諸島

画像:廣瀬郁恵

休憩用のベンチもアシカたちに占領されています。こんな無防備にくつろいでいるアシカたちの姿を見ると、ベンチで休憩しようと思っていても遠慮してしまいます。

ガラパゴス諸島

画像:廣瀬郁恵

ベンチに寝そべったお母さんのおっぱいを、必死で飲もうとしている赤ちゃんがけなげ!

ガラパゴス諸島

画像:廣瀬郁恵

もちろん、アシカたちは寝てばっかりではなく、楽しそうに海で遊んでいるときもあるんですよ。

だから人間が泳ぎに行くビーチは、アシカたちと共有です。なんの警戒心もないアシカたち。この島での主役は人間ではなく、アシカです。

ガラパゴス諸島

画像:廣瀬郁恵

ここに行けばかわいい動物に会える! ユニークな魚市場

太平洋に浮かぶ島、ガラパゴス諸島。もちろん魚もたくさんいて、街には新鮮な魚を売るマーケットがあります。

その場で魚をさばいてくれる魚市場なんですが、おこぼれにあずかろうとペリカンやアシカたちが待っています。

ガラパゴス諸島

画像:廣瀬郁恵

ガラパゴス諸島

画像:廣瀬郁恵

ここに行けばたくさんの動物たちと出会えるので、カメラを持った観光客も訪れる場所になっています。でもそんな観光客のことなんか、気にする素振りも見せない、アシカたち。

ガラパゴス諸島

画像:廣瀬郁恵

ダイビングじゃなくても大満喫できるガラパゴス

ガラパゴス諸島ではダイビングすることもおすすめですが、ダイビングができない人もご心配なく。シュノーケルでもこんなにたくさんのカメと遭遇できます。

ガラパゴス諸島

画像:廣瀬郁恵

ガラパゴス諸島

画像:廣瀬郁恵

泳いでいると、目の前がさーっと黒くなりました。魚の群れに入っていたことに気付きます。自分が人間であることを忘れる瞬間です。

ガラパゴス諸島

画像:廣瀬郁恵

ペンギンとも海の上で遭遇します。ペンギンといえば南極のイメージが強いですが、ガラパゴスは赤道直下。ペンギンの中でも、もっとも低緯度に生息するペンギンなんです。

体長はおよそ50cmで、フンボルトペンギンの中でももっとも小さくて、近くで見るととってもかわいいですよ!

ガラパゴス諸島

画像:廣瀬郁恵

海の上をアヒルのようにぷかぷか浮いて、私の隣で漂っていたかと思えば、頭を海中に突っ込んでスーッとすごい速さで視界からいなくなっちゃうことも。

ここでは、動物たちがマイペースで、でもいきいきと大自然の中で生きています。

ガラパゴス諸島

画像:廣瀬郁恵

コロナで先の見えない大変な時期ではありますが、動物たちのようにゆったり構えて、嵐が過ぎ去るのを待つしかないのかもしれませんね。長い長い地球の歴史のなかで見ると、この期間はきっと一瞬です。(文/廣瀬郁恵)

【参考・画像】

※廣瀬郁恵

この記事は公開日時点の情報です。

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