【柳川観光】大人もワクワクするどんこ舟!「川下り」の見どころを体験レポート
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こんにちは。福岡のおいしいお店を紹介するブログ『よりみちの福岡紹介』を運営している、よりみちです。
今回は、福岡の観光の定番! 柳川の川下りをご紹介します。
水郷「柳川」観光のメインイベント!「川下り」をゆったり体験
うなぎで有名な柳川ですが、ここには昔お城があったんですって。
その周りを水路が数キロも迷路のように張り巡らされているんですが、波がないので船に乗って歴史や豆知識を聞きながらゆったりと過ごせます。
今日は、のんびりとした時間を過ごそうと思ってやってきました。
こんな感じで観光に来た方々が楽しんでいます。
いいなぁ。相乗りはちょっと緊張するけど、貴重な経験になることは間違いない。
そんな光景を眺めていたら、後ろからご年配の男性が声をかけてこられました。
“日本一のせんべい”を売ってるお店「柳川慕情せんべい稲荷町本店」でチケットを購入
声をかけてくれたのは『柳川慕情せんべい稲荷町本店』の店主。お話を聞いてると、このお店でも川下りのチケットが買えるんだとか。
チケット売り場は川沿いにたくさんあります。乗船料は船会社によって少し異なるようで、大人1人1,560円~1,650円くらいです。
ちなみに、この『柳川慕情せんべい』は、菓子業界の中で最高の栄誉ともいわれている、第20回全国菓子大博覧会『内閣総理大臣賞』を受賞しているおせんべいです。
気前のいい店主から日本一のお煎餅をいただいて、さっそく船乗り場へ。船乗り場は、西鉄「柳川」駅から歩いて5~10分の所に4か所あります。
チケットを握りしめて川沿いを歩いていたら、いろんな人たちが行き交う姿を見られるんですが、急いで走っていく人、何かに怒ってる人、楽しそうなカップル。
きっとそれぞれにいろんな想いがあって、それぞれにいろんな人生があるんだねぇ。
……。
なんだろ、もしかして私は詩人なのかな?
普段そんなこと考えないのに、そう感じるのはきっと雰囲気のせいでしょうね。
いよいよ「どんこ舟」に乗船!
船は15分ほどでやってきました。一回の遊覧が約40分かかるから、タイミング次第でかなり待ったり、すぐ来たりするようです。
周りには暇をつぶせるお店やおいしいお店もあるから、全然退屈はしません。ゆっくり待ちましょう。
そしてまさかの貸し切りというね。やったぜ。
さあ、いざ出港。本当に静かに進んでいくんだなぁ。
この土地の成り立ちとか、なぜ柳川はうなぎで栄えたのかとか、そんな話を聞かせてもらいながら、のんびり船は進みます。まだ福岡に来たばかりで全く歴史とか知らないからか、初めて聞く話ばかりです。
あー、この感じほんといいわ。
おっさんでものんびりしたくなる日もあるもんよ。
もうかれこれ30歳にもなれば、こういうのも楽しく感じるんですよね。
「まもなく橋をくぐりますよー」って言われて正面を見てみると。
ん?んん?目の前に橋が現れたけど、なんか低くない?
えっ、低くね!? 予想を遥かに超える低さですって。
動揺を隠せない私を見て、船頭さんめっちゃ笑ってるけど、こちとらかなり驚いてるんですが!?
伝わるかなぁ。これもうほぼ“船の高さ”なんですよ。
でもこれ、きっと子どもの頃に乗ってたらもっと楽しかったろうなぁ。
いい歳こいたおっさんでもワクワクするもの。
川沿いの家には歴史を感じる造りのものもあって、もっと川がきれいだった頃はここで洗濯したり野菜を洗ったりしていたそうです。
お話を聞きながらゆっくり進んでいくと、でっかいホテル『柳川藩主立花邸 御花』が目の前に現れました。
ここでは結婚式もすることができて、柳川の方にはお馴染みの場所なんですって。
木で出来た橋があったり、夜になるとライトアップされたりとか豆知識もいただけました。
きっと夜に来たらきれいなんだろうなぁ。
さっきの『柳川藩主立花邸 御花』で結婚式したら、ここでそのまま遊覧するんだそう。
そんなこんなで雑談していたら、あっという間に一周してしまいました。
なんで楽しい時間ってあっという間に過ぎるんでしょうね。
あ、そうそう船頭さんと話していたら、脱サラして船頭を始める方がわりといるんですって。
体力仕事だけど、意外に若い女性でもやってる人はいるみたいですよ。
人手不足みたいなので、今転職したい方とか興味がある方は船頭さんに聞いてみてね。なんて。
大変貴重な経験でした。ぜひご家族やカップルでも楽しんでみてくださいね。(文/よりみち)
<柳川 川下り>
営業時間:9:00頃~夕方(船会社により異なる)
問い合わせ:柳川市観光協会
駐車場:あり(エリア内各所)
※この記事は公開時点での情報です。※文中価格は税込みです。
※文・画像/よりみち
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