“四季作品”のいいとこ取り!? 新作ショウ『劇団四季 The Bridge ~歌の架け橋~』観劇レポ
福岡の緊急事態宣言は解除され、徐々に楽しめることも増えてきましたね。
まだ気を付けながらの生活は続くので、おでかけモード全開!というわけではありませんが、そんな今こそ観ておきたい劇団四季の新作ショウが福岡にやってきました。『劇団四季 The Bridge ~歌の架け橋~』の魅力を、ARNE編集部が観劇してきた感想とともにお届けします!
3月28日までキャナルシティ劇場で公演中!『劇団四季 The Bridge ~歌の架け橋~』
「キャナルシティ劇場」で2021年3月14日(日)から公演がスタートした新作ショウ『劇団四季 The Bridge ~歌の架け橋~』。
今年で創立68周年を迎える劇団四季が、その歴史の中で上演してきた海外ミュージカル、オリジナルミュージカル、ファミリーミュージカルなどからピックアップし、珠玉のナンバー全29曲として凝縮して披露。
いわば、ここに劇団四季の“すべて”を感じられる作品! ダンスあり、歌あり、台詞朗踊あり、ノンストップ90分間の公演です。
2021年1月に、新劇場『JR 東日本四季劇場[春](東京・竹芝)』の“こけら落とし公演”として上演。東京に次いで福岡で開幕です。
誰しもきっと「聞いたことがある!」に出会えるナンバーの数々
海外ミュージカルからは『アラジン』の「新しい世界-ア ホール ニュー ワールド」、『リトルマーメイド』の「アンダー・ザ・シー」、『ライオンキング』の「サークル・オブ・ライフ」、『キャッツ』の「メモリー」、『オペラ座の怪人』の「ザ・ミュージック・オブ・ザ・ナイト」など一度は耳にしたことがあるであろう曲から、劇団四季の最新ミュージカル『ロボット・イン・ザ・ガーデン』のナンバー、そして劇団四季の歴史が感じられるナンバーまで、全29曲が楽しめます。
今だからこそぜひ見てほしい!「よし、頑張ろう」と思える作品
ここからは『劇団四季 The Bridge ~歌の架け橋~』を観劇してきたARNE編集部の感想をお届けします!
全29曲もの構成なので、中には初めて聞くナンバーもありました。
もちろん知っているナンバーが多いと楽しいのは間違いないのですが、ナンバーを知らなくても、そのミュージカルを見たことがなくても、曲やダンス、キャストの表情から、そのミュージカルの光景が後ろに見えるよう! だから、知らないナンバーまでも楽しめるのがこのショウの魅力なんです!
まるで劇団四季作品の“いいとこ取り”をしたような濃い内容。観たことがなかったミュージカルのナンバーを聞けたことで想像が膨らみ、公演後には「全作品、いつか観たい! 必ず観る!」と心に決めるほどでした(笑)。
また、このショウで印象的だったのが、台詞朗踊のパート。
ショウのところどころで読まれる、ミュージカル『キャッツ』の初演プログラムに掲載されていたという詩「ハングリー・キャッツ」は、劇団四季創立メンバーの10人の若者たちの高い志をミュージカル『キャッツ』の世界観になぞらえて美しい言葉でうたった詩で、劇団四季の原点を表現しているんだそう。
「ハングリー・キャッツ」から劇団四季の歴史が感じられ、公演の最後に語られた“劇場人としての気持ち”は、私たち一人ひとりも我慢が多い日々が続くコロナ禍という今の時代だからこそ、グッと来るものがあり、観劇後には「よし、また頑張ろう!」という気持ちに。
今だからこそ、皆さんにもぜひ観てほしいショウです。楽しい90分間を過ごしに、キャナルシティ劇場に足を運んでみませんか。(文/ARNE編集部)
〈『劇団四季 The Bridge ~歌の架け橋~』福岡公演概要〉
公演期間:2021年3月28日(日)まで
会場:キャナルシティ劇場
料金(税込):S席 11,000円/A席 8,800円/B席 6,600円/C席 3,300円
※公演当日3歳以上有料(膝上観劇不可)※2歳以下の入場不可(有料託児サービス有)
⇒キャナルシティ劇場の施設情報(チケット予約のリンク情報もあります)
※画像/劇団四季、重松美佐
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