【天ヶ瀬温泉復興の先駆け】福岡市内から約1時間半! 源泉かけ流し温泉でリフレッシュ♪「成天閣」宿泊レポ
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こんにちは♪ カフェ巡りやおでかけが大好きなchippachapusです。
今回は、大分県日田市天瀬町の天ヶ瀬温泉街にある老舗旅館『成天閣(せいてんかく)』をご紹介します。
2020年7月の記録的豪雨で壊滅的な被害を受け、約1年2か月の休業を余儀なくされたものの、2021年9月25日にリニューアルオープンしました。
多くの方の支援でリニューアル復活!自然を楽しみながらゆるりと過ごせる旅館「成天閣(せいてんかく)」(大分県日田市天瀬町)
筑後川支流の玖珠川沿いに、1942年に創業した『成天閣(せいてんかく)』。この度、全面改装された入口は、ガラス張りでおしゃれ。とても立派な佇まいです。
正面玄関の横には、日田杉をたくさん使ったウッドデッキが広がります。玖珠川沿いにあることから、川辺で休息したり自然に触れて楽しい時間を過ごしたりしてほしいという想いが込められています。
川のせせらぎの音と自然の風景にとても癒されました。
地域のシンボル“朱色のつり橋”も復活!
『成天閣』が約60年前に自前で架けた、対岸とホテル玄関前を結ぶつり橋。
温泉街の象徴として長年観光客に親しまれてきた場所でしたが、2020年7月の記録的豪雨で流失。「思い出の橋を復活させてほしい」というたくさんの励ましの声を受け、ホテルのオープンに先駆け、2021年7月に架け替え工事が完了。ホテルのリニューアルオープンと同時に渡れるようになりました。
玖珠川の真ん中からの眺めが楽しめますよ。
新しくなって赤々と輝く橋が、天ヶ瀬温泉街を明るく照らしているよう。写真撮影にもぴったりです!
選べる浴衣がうれしい♡足袋や下駄まで数種類が揃います
旅館といえば、浴衣! こちらでは、S~XLまでのサイズ展開で大人用5種類、子ども用3種類が用意されています。
どれもおしゃれで選ぶのが楽しかったです。
帯や下駄も数種類から選べるので、浴衣に合わせてトータルコーディネートが楽しめました♪
羽織はお部屋に用意されています。浴衣を着て、玖珠川周辺や天ヶ瀬温泉街を散策することもできます。
近くに和菓子屋さんもあるので、ぜひ覗いてみてくださいね。
お部屋は各階で違うコンセプト!おすすめは5階の和洋室
お部屋は全35室あり、3階は「胡桃色」、4階は「若草色」、5階は「桜色」をコンセプトにした客室になっているそうです。
今回宿泊したのは、5階の和洋室。中に入ると、手前が和室、奥が洋室になっています。すっきりと落ち着いた雰囲気です。
洋室には椅子やテーブルがあり、ゆったりと過ごせるようになっています。
窓からは外の景色はもちろん、朱色のつり橋も眺めることができますよ。
川の流れる音がBGM!心身ともに癒される温泉
『成天閣』自慢の源泉かけ流しの温泉。温度調整の若干の加水のみで、循環やろ過、沸かし直しを一切行っていない天然温泉です。硫黄の香りが、温泉気分を盛り上げます。
「山の音」と「癒游湯」の2種類があり、時間ごとに男女が入れ替わります。
「山の音」は室内のみ。広々とした湯船につかると、1日の疲れが一気に吹っ飛ぶような気持ちよさでした。
「癒游湯」は、室内と露天風呂どちらも楽しめます。自然の空気を吸いながら、心も身体もリラックスできました。
夜はライトアップされ、非日常的な空間に。夜はとくに空気が澄んでいて、川のせせらぎがよく聴こえますよ。
アメニティもかなり充実しているので、手ぶらで来ても安心なのがうれしい♪ 立ち寄り湯を利用の場合は、個別販売もあるそうです。
前菜から〆までおいしすぎる!半個室で堪能できる大満足な会席料理
食事は2階にある『食事処すみれ』でいただきます。全席半個室になっているので、周りを気にせずゆっくりと食事を楽しめます。
今回いただいたのは、全14品が楽しめる『竹会席』。
まずは、食前酒「赤紫蘇梅酒」と前菜「五種盛り」。秋らしい盛り付けがステキでした。
基本的に料理は海のものは使用せず、地元の川や森の食材が中心。取材時は「鮎の塩焼き」も! 身がふわっとしていて、とてもおいしかったです。
メインは「鴨鍋」と「朴葉味噌焼き 豊後牛 季節の野菜」。「鴨鍋」はぐつぐつと音がしてきたら完成です。
蓋を開けると……鴨肉や野菜がたっぷり! 醤油ベースの甘辛い出汁に、鴨や野菜の旨みが溶け込んでいました。蕎麦もついてくるので、最後までしっかり楽しめますよ。
「朴葉味噌焼き 豊後牛 季節の野菜」は、味噌が敷かれた朴の木(ホウノキ)の葉の上に豊後牛と季節の野菜。七輪でゆっくり焼いていきます。味噌の甘みが素材の旨みを引き立て、相性抜群でした。
イチオシの「茶碗蒸し」は、社長考案のオリジナルメニュー。中に、チーズと赤飯が入っています。赤飯のモチモチ食感とチーズのクリーミーな味わいがとても良かったです。
〆は「生姜ご飯」。新生姜のさわやかさと新米のもっちりとした食感がたまりませんでした。
魚からお肉まで存分に堪能できる贅沢な内容に大満足間違いなしです。内容は旬のもので変わっていくので、訪れるときのお楽しみに♪
夜はロビーでゆっくり過ごすのもおすすめ!
お部屋でゆっくりするのはもちろん、2階にあるロビーでコーヒーを飲んだり、本を読んだりして過ごすのもおすすめ。
ゆっくりリラックスできるような空間です。おしゃれでどこに座るか迷ってしまいますよ。
ロビーに置いてあるドリンクは、いつでも自由に飲むことができます。
朝からワクワク気分♪品数豊富で優雅な朝食
朝食も夕食と同様、半個室でいただきます。いろいろなものが少しずつあり、贅沢なラインアップ。
中でも、鯵(アジ)の開きは焼きたてを食べることができ、ホクホクでおいしかったです。
支払いは簡単&便利な「d払い」で!
『成天閣』のお支払いは、アプリをダウンロードすると、docomoのキャリアを使用していない人でも簡単に利用することができる「d払い」がおすすめ。面倒な申し込みやクレジットカードの登録も不要なので、気軽に利用できますよ♪
フロントにあるQRコードを読み込んで金額を入力、スタッフに見せるだけなので操作も簡単。このご時世、現金に触れることがないので衛生面も安心です。
お支払い金額200円につき1ポイント貯まる「dポイント」は、次回以降のお買い物から1ポイント1円として使えます。しかも120万以上のお店で使えるので、いつものお買い物をしているだけでいつの間にかポイントが貯まってお得♪ ぜひ使ってみてください。
温泉街復興の先駆けに
『成天閣』館内には、以前使用していた看板が飾られています。豪雨で流出したものの、100kmも離れた佐賀県白石町の有明海沿岸で奇跡的に発見され、発見した人が届けてくれたのだそう。
「たくさんの人に支えられている」と社長の古賀さんがおっしゃっていたのが印象的でした。
まだまだ復興に向けていろいろな取り組みが行われている天ヶ瀬温泉街。その先駆けとなり、街全体の活気を取り戻していけるように営業をしていくそうです。
紅葉も美しい季節。リニューアルして魅力満点の『成天閣』へ、ぜひ羽を伸ばしに訪れてみてくださいね♪(文/chippachapus)
<店舗情報>
■天ヶ瀬温泉 成天閣(せいてんかく)
住所:大分県日田市天瀬町湯山1143
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/chippachapus