44年の歴史に幕「ありがとう、さよなら天神ビブレ&コア秘蔵映像」【めんたいワイド】
福岡県民の“青春”『天神ビブレ』と『天神コア』。思い入れがあるという方も多いのでは? そんな天神ビブレが2020年2月11日に閉店し、天神コアも3月31日に閉店します。
そこで今回は、2020年2月12日(水)にFBS福岡放送『めんたいワイド』で放送された『天神ビブレ』閉店の様子と、『天神コア』秘蔵映像をご紹介します。
44年間ありがとう! 『天神ビブレ』
オープン以来、長年に渡り若者のトレンドを発信し続けてきた『天神ビブレ』は2020年2月11日に閉店。
最後の営業となった2月11日は、別れを惜しみ多くの人が詰めかけました。
天神ビブレに訪れた人の中には、「好きなお店があり、3日に1回は来ていたので寂しい。」「(初めての勤務地が天神ビブレ内で)嬉しい事もつらい事もあり、思い出がいっぱいで涙が溢れてしまった。」という人も。
閉店の午後8:30。天神ビブレの最後を見守ろうと、閉店セレモニーには約1,200人もの人が集まりました。「44年間のご愛顧、誠にありがとうございました。」と従業員の方が深々と頭を下げるなか、シャッターがゆっくり閉められ、天神ビブレ44年の歴史に幕が下ろされたのでした。
もうすぐさよなら『天神コア』
天神ビブレに隣接する『天神コア』も続いて3月31日に閉店。
現在、天神コアでは44年の歴史を振り返る展示を行っています。
若者のファッション文化を牽引してきたコア。青春時代を共に過ごしてきた方たちから別れを惜しむコメントも寄せられています。
天神の一時代が終わることを街の皆さんはどう思っているのか聞いてみると、「自分が高校生の時に来ていて、娘が中学生になってまたよく来るようになった。」「さみしくなる。」「コアの看板が天神の象徴みたいな感じだった。」「(学生の頃)目的はないけどとりあえずコア集合!だった。」と中高生の時に訪れていた人が多く、皆さんそれぞれの“青春時代”をコアと共に過ごしてきた様子。
ここからは過去の秘蔵映像を。みなさんも青春時代にプレイバック!
こちらは33年前、1987年リニューアルオープンの時の天神コアの映像。
当時から多くの若者でごった返す店内は、“コア”の名前の通り“流行の中心地”だった事が分かります。
さらにこんな映像も。
女性たちの“くつろぎの場”だった天神コアのトイレ。
「会社が終わった後に遊びに行くときとか。着替えるときに20分とか使う。」「トイレですけど自分のお部屋のようなそんな感じがします。」と当時のインタビューに答える女性たち。
ここでの過ごし方も様々で、女性にとってはいかに大事な場所であったかがうかがえます。
さらにこちらは、22年前の『木馬館』の様子。
『木馬館』は現在も天神コア内の同じ場所に健在。2019年には大名に支店もオープンしました。
さらには、1984年マリンルックが大流行していた当時、売り場もエレベーターガールも“マリンルック”一色だった天神コア。40~50代の皆さんは懐かしいのではないでしょうか?
さらに、“ギャルの聖地”となり「女性専用」だったコアのプリクラコーナーの映像も。
「(なくなると聞いて)行っておこうとなった。」「昔と全然変わっていない。」とたくさんの女性たちの青春が詰まった天神コア。閉店まで残り48日です(番組放送2月12日時点)。
天神ビブレ・コアは今後、一体的な建て替えが行われ2024年に複合ビルとして生まれ変わる予定です。
天神コアの最終日3月31日(火)は営業時間を延長して午前0:00まで営業。天神の一時代の終わりを見届けたい方は足を運んでみてはいかがでしょうか。(文/ARNE編集部)
【画像・参照】
※ FBS福岡放送『めんたいワイド』(月曜~金曜 午後3時48分~)
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