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【調味料使い切りレシピ】漬け込むだけで失敗ナシ!「塩こうじ」の絶品メイン2品

こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。

秋が短すぎて気が付いていなかったんですが、年末に近づいていることに驚愕している今日この頃。年末に向けてのお片付け、進んでいますか?

ちょこちょこと冷蔵庫内の掃除はしているものの、気が付いたらたまっているのが調味料類。なるべく早い時期から片付けていきたいですよね。

それに、調味料って安くはないからこそ、きれいに使い切りたい……。

というわけで今回は、冷蔵庫に残っていがちな調味料「塩こうじ」の使い切りレシピです。

1:はやりのせいろにお任せ!むちむちの「ポッサム風蒸し豚」

年末年始のおもてなしにもおすすめ、せいろを使って作る韓国のポッサム風レシピ。

事前に仕込んで当日はせいろにお任せなので、ゲストの皆さんと一緒に座ってお話しできるのもうれしいポイント。調理工程も本当に簡単です。

ポッサム

画像:中願寺あゆみ

【材料】(作りやすい量)
豚バラブロック(肩ロースでも可)・・・500g
塩麹・・・大さじ2(36g)
しょうが(スライス)・・・4枚
大葉(もしくはえごまの葉)・・・10枚程度
葉物野菜・・・適量
白ネギ・・・2/3本
キムチ・・・適量

<甘辛みそ>
白ネギ(みじん切り)・・・大さじ1
味噌・・・大さじ1
コチュジャン・・・大さじ1/2
白ごま・・・小さじ1
砂糖・・・小さじ1
酢・・・小さじ1
ごま油・・・小さじ1

<作り方>

(1)豚肉にフォークで数か所穴をあけ、チャック式保存袋に塩麹を一緒に入れて揉み込む。

(2)ショウガも加え、空気をしっかりと抜いて冷蔵庫へ。そのまま1~2日漬け込む。

(3)(2)の表面についた塩麴を手で拭い、蒸し器(せいろ)にいれる。鍋に湯を沸かし、蒸し器(せいろ)をのせ30分程度蒸す(途中、鍋の湯がなくならないように注意)。

(4)蒸している間に、甘辛みその材料を容器に入れ、よく混ぜ合わせる。白ネギは斜め薄切りにして氷水にさらす。

(5)豚肉に竹串を刺し、透明の肉汁が出れば火を止め、そのまま10分置く。肉汁が濁っているようであれば加熱時間を延ばす。7mm幅に切り、野菜、水気を切った白ネギ、キムチなどと一緒に皿に盛る。

あとは、お好みの野菜と一緒に巻いて食べます。もちろんそのまま豚に甘辛みそをつけて食べても◎。

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画像:中願寺あゆみ

今回は味噌やキムチと一緒に食べることを考えて、塩こうじは少し少なめにしています。通常の漬け込みの場合は、材料の10%の塩こうじが目安です。

2:漬けるだけでまるで料亭の味「生鮭の塩こうじ焼き」

塩こうじって本当に優秀な調味料!と思わせてくれるシンプルな漬け焼きです。

鯖やブリ、タラなどスーパーで手に入りやすい魚で作れるのでぜひ。作り方はどの魚を選んでも同じ。いろんな魚で楽しんでみて。

鮭

画像:中願寺あゆみ

【材料】(2人分)
生鮭切り身(秋鮭・サーモンなど)・・・2切れ(80g/枚)
塩こうじ・・・大さじ1弱

<作り方>

(1)生鮭はキッチンペーパーで軽く水分をふき取る。

(2)生鮭の両面に塩こうじを刷毛で塗り、ラップで空気を抜いて包む。冷蔵庫で2時間以上(~3日程度)漬ける。

(3)表面の塩こうじをキッチンペーパーでふき取り、魚焼きグリルに並べる。表面にサラダ油(分量外)を刷毛で塗り、弱火で焼く。途中焦げそうだったらアルミホイルをかぶせる。

塩こうじの分量は、材料の重量の10%が目安。塩こうじの大さじ1は18gです。魚の表面にサラダ油を塗るのは、焦げ防止と、水分が抜けにくくなるのでふわっと仕上がります。

3日くらい冷蔵庫で漬け込み可。すぐに食べない場合は、塩こうじを塗って1枚1枚ラップをして、冷凍してください。

この時期は大根や人参を塩こうじに漬け込むのも、大量消費できておすすめ。その時も塩こうじの量は、材料の重量の10%を目安に。

ぜひ試してみてくださいね。(文/中願寺あゆみ)
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【参考・画像】
※文・画像/中願寺あゆみ

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