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ゴーヤチャンプル

意外と使い勝手よし!今食べたい絶品「ゴーヤ」レシピ2品【苦みを抑える簡単下処理も】

こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。

残暑厳しいですが、体調はいかがですか?

体内の余計な水分を排出してくれる「カリウム」、紫外線を浴びた夏の肌ダメージにうれしい「ビタミンC」、貧血対策にもなる「葉酸」が多く含まれていて、この時期こまめに食べたい「ゴーヤ」(※)を使ったレシピをご紹介します。

1:麺つゆで味付け簡単!わが家の定番「ゴーヤチャンプル」

夏に食べたい炒め物と言えばこれ。味付けに麺つゆを加えるだけで、味がまとまって失敗なく仕上がります。ランチョンミートにもしっかりと塩気があるので、少し薄いかな?くらいで仕上げるとちょうどいいです。

ゴーヤチャンプル

画像:中願寺あゆみ

【材料】(2~3人分)
ゴーヤ・・・1/2本(120g)
ランチョンミート・・・120g
卵・・・2個
木綿豆腐・・・1/2丁
鰹節・・・適量
塩こしょう・・・少々
マヨネーズ・・・大さじ1
麺つゆ(2倍濃縮)・・・小さじ2
サラダ油・・・大さじ1

<作り方>

(1)ゴーヤは縦半分に切り、スプーンで種とワタを取り5mm幅の半月切りにする。豆腐はペーパーで水分を取り、食べやすい大きさに切る。ランチョンミートは拍子木切りにする。卵をボウルに割り入れ、マヨネーズを加えて混ぜ合わせる。

(2)フライパンにサラダ油をひき中火にかけ、豆腐、ランチョンミートを加える。豆腐の両面に焼き目をつける。

(3)(2)を端に寄せ、あいたところにゴーヤを加えて(油を少し足しても◎)、全体に塩こしょうをして炒める。

(4)ゴーヤが色鮮やかな緑になったら、麺つゆをフライパンの縁から回し入れ、炒め合わせる。

(5)溶き卵を全体に流し入れ、弱火にしてふたをし、1分加熱する。

(5)器に盛り、鰹節をたっぷりとのせる。

本場沖縄のゴーヤチャンプルは、島豆腐というずっしりと重い硬めの豆腐が使われます。豆の味が凝縮されていて炒め物に使っても崩れにくい、味のある豆腐です。なかなか手に入りにくいので、今回は木綿豆腐で。時間があれば、キッチンペーパーや布巾などに豆腐を包んで、1時間ほど重しをしてしっかりと水切りをしてみて。厚揚げで作るのもおすすめ。

ポン酢を少し垂らして食べるのもおいしいですよ。ランチョンミートは一気に使い切るのが難しい場合は、ラップをして冷凍もOK。

今年、沖縄土産で頂いた数種類のランチョンミート食べ比べをしましたが、個人的には沖縄でも定番の「TULIP」がおいしかったです。

2:シャキシャキ食感とほろ苦い味わいがクセになる「ゴーヤとツナのカレーマヨ和え」

ツナマヨとゴーヤはよく合う定番の組み合わせ。そこにカレー粉を加えて風味を加えました。ツナとマヨネーズがコクをプラスし、苦みのあるゴーヤも食べやすくなります。

苦めのクラフトビールなどに合わせてもピッタリな夏の副菜です。

ゴーヤカレーマヨ

画像:中願寺あゆみ

【材料】(2人分)
ゴーヤ・・・1/2本(120g)
たまねぎ・・・中1/2個
ツナ缶・・・1缶
Aマヨネーズ・・・大さじ3~4
Aカレー粉・・小さじ1/2
Aしょうゆ・・・小さじ1/2
A砂糖・・・小さじ1/4
塩・・・小さじ1/2
砂糖・・・大さじ1/2

<作り方>

(1)ゴーヤは縦半分に切り、綿をスプーンで取り除き、薄切りにする(スライサーを使っても◎)。ボウルに入れ、塩と砂糖を加え全体を混ぜ、10分置く。たまねぎはも薄切りにして水にさらす。

(2)ゴーヤから出た水分を手でしっかりとしぼり、ボウルに入れる。たまねぎも、ざるにあげてペーパーで水けをふき取りボウルに入れる。

(3)(2)にツナ缶の汁気を切って加え、Aも加えて和える。

苦みを楽しみたい方は、ゴーヤを厚めに切るのもおすすめです。水っぽくならないように、ゴーヤとたまねぎの水分はしっかりと取りましょう。

ツナマヨ×ゴーヤの組み合わせはアレンジ色々。カレー粉が苦手だったら赤しそふりかけに変えたり、梅肉にしてもさっぱりおいしく仕上がりますよ。

いかがでしたか? ゴーヤを塩と砂糖で揉みこむ、苦みを抑えてくれる下処理さえ覚えておけば、胡麻和え、甘酢和えなどどんな味付けでもおいしく食べられる、意外と使い勝手のいい野菜です。緑が鮮やかなゴーヤを見つけたら、ぜひ作ってみてくださいね!(文/中願寺あゆみ)

※この記事は公開時点での情報です。(※1)食品成分データベース(文部科学省)
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【参考・画像】
※文・画像/中願寺あゆみ
(※1)食品成分データベース(文部科学省)

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