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漬け卵

生卵が冷凍できるって知ってた?覚えておくと超便利なやり方&活用法

こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。

先日、2週間ほど旅行で家を空けていました。出かける前に冷蔵庫を片付けなければ!と思っていたのですが、卵を使いきれずだったので久しぶりに冷凍庫へ。

やっぱり冷凍卵って便利でおいしいなと思ったので、まだやったことがないというあなたへ、冷凍方法や活用法をご紹介します。冷凍することでもっちり食感に変わる卵黄はぜひ一度ご賞味あれ。

1:「殻付きの生卵」を冷凍する方法

こんなのも冷凍できるんだ!って意外なものってありますよね。その一つに「生卵」も入るのではないでしょうか?

<冷凍方法>

(1)卵の表面をペーパーで拭く。

(2)ジッパー付きの保存袋に入れて冷凍する(最低12時間)。ラップで包むのでも◎。

これだけ!

肝心の「食べ方」ですが……今回は2つご紹介します。

卵1つで2つできる!「ミニサイズの目玉焼き」

殻に冷水を当て、殻をむきます(卵は水分が膨張して少しひび割れています)。

こんな感じでつるんと簡単にむけます。

冷凍卵

画像:中願寺あゆみ

まだ凍っている卵を半分に切って(少し力がいるので気を付けて)、フライパンにサラダ油を引き、黄身を上に向けてふたをし、じっくり蒸し焼きに。

すると、1つの卵から目玉焼きが2個作れちゃいます。お弁当にもちょうどいいミニサイズです。たっぷりのチーズをかけていただきました。

冷凍卵目玉やき

画像:中願寺あゆみ

ねっとり濃厚、すぐできる!「漬け卵」

個人的にはこの食べ方が一番好きです。冷凍する工程は一緒。あとは……

<作り方>

(1)水を張ったボウルに冷凍した卵を30分入れて解凍する。

(2)卵を割り、小さめの容器に卵黄のみを入れ、醤油をかぶるくらいかけて、ラップをして冷蔵庫で20分以上置く。

漬け卵

画像:中願寺あゆみ

あっという間にねっとり濃厚な漬け卵の出来上がりです。

そのまま食べるもよし、卵かけごはんにするもよし、焼き厚揚げにのせてもおいしく食べられます。

漬け卵

画像:中願寺あゆみ

醤油は追加の味付けが不要の九州の甘口醤油、刺身醤油などを使うのがおすすめ。麺つゆの2倍濃縮などを使ってもおいしく出来上がります。

いったん冷凍すると、卵の黄身部分はねっとりとした状態に変わってしまうので、白身と混ぜ合わせるのは難しいですが、白身部分はかきたま汁のような感じで活用可能です。スープやお味噌汁などに活用してくださいね。

2:「溶いた生卵」を冷凍する方法

こちらも作り方は簡単!

<冷凍方法>

(1)卵をボウルなどに入れ、しっかりと溶く。

(2)(1)をジッパー付きの保存袋に入れて、空気を抜いて閉じ、平らな状態にして冷凍する。

卵

画像:中願寺あゆみ

あとは解凍して、スープにしたり、スクランブルエッグにしたり普通の溶き卵と同じように使えます。解凍するのに時間はあまり要しませんが、急いでいるときは袋を冷水にあてても。

解凍した卵と分からないくらい、普通に使用できます。

スクランブルエッグ

画像:中願寺あゆみ

ハンバーグや天ぷらのレシピに、卵1/2個分などの分量がある場合、残りの半分どうするの?ってなりますが、この場合も残った卵は小さなポリ袋に入れるか、ラップで包んで輪ゴムでくくるなどして冷凍しておけば大丈夫ですよ。

ちなみに卵焼きを作ったとき、切ってラップで包んで冷凍しておけばお弁当に便利ですよ。

いかがでしたか? 食べきれなさそうなときはもちろん、特売のときに買って冷凍しておくのもいいですよね。ただ、冷凍しているとはいえ、生の卵です。1か月以内を目安に使い切りましょうね。(文/中願寺あゆみ)
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【参考・画像】
※文・画像/中願寺あゆみ

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