余るどころか足りなくなる!? 絶品そうめんアレンジレシピ【麺がつかないコツも】
こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。
とにかく暑かった今年の夏。そうめんの出番も多かったのでは。ただ、気温が落ち着いてくると、一気に食べる機会が減ってしまいますよね。家にストックがあるなら、余らせずに使い切ってしまいたいところ。
そこで今回は、そうめんのアレンジメニューをご紹介します。
1:晩酌のお供に「高菜とたらこのそうめんチャンプルー」
福岡名物「辛子高菜」と「明太子」の組み合わせで「そうめんチャンプルー」を。
ベーコンのコクと塩っ気も加わってお酒の進むおつまみに。
茹でて食べるそうめんに飽きたらぜひ。この方法で作れば、少ない油でも麺がくっつきにくいですよー。
【材料】(1人分)
そうめん・・・1束
ベーコン(細切り)・・・20g
卵・・・1個
辛子高菜・・・25g
明太子・・・大さじ1.5
青ネギ(小口切り)・・・適量
醤油・・・適量
ごま油・・・小さじ1
ラード・・・2cm(なければサラダ油小さじ1)
バラのり(刻みのり)・・・適量
<作り方>
(1)ボウルに卵、塩こしょう少々(分量外)、砂糖一つまみ(分量外)を加えてしっかりまぜる。フライパンにラードを入れ、緩めのスクランブルエッグを作り、器に取っておく。
(2)同じフライパンに湯を沸かし、そうめんを入れてふたをして火を消し、2分置く。そうめんをざるにあげ、水で洗ってぬめりをとる。ざるに麺を押し付けながらしっかりと水気を切る。
(3)フライパンにごま油を引き、中火でベーコンをこんがりと色がつくまで炒める。そうめんを加えて表面に油をまとわせ、和えるように炒める。
(4)高菜を加え、全体にいきわたったら明太子を加え、(1)の卵を戻し入れ、なじませる。醤油で味をととのえ、火を消す。
(5)器に盛り、青ネギ、のりをのせる。
2年前くらい前から注目されている「蒸らしそうめん」。この方法で加熱することで、麺同士がくっつきにくくなりますよ。そうめんは炒めるときにも熱が入ることを意識し、少し固めに蒸らしています。この方法で普通に冷たいそうめんとして食べる場合は、火を消した後3分置いてください。つるっとくっつかないそうめんの出来上がりです。
本場沖縄の食堂で初めて食べた「そうめんチャンプルー」はほんのすこーしのツナと、ほんのすこーしの青ネギが散らしてあるシンプルの極みのようなものでした。たまにあれが懐かしくなります。自分で作るとなると、あれもこれも加えてしまいたくなりそうで、沖縄のあの味を再現するのは逆に難しそう。
2:さっと一品完成!子どもも大好きな「そうめんのツナマヨサラダ」
スパサラならぬ、そうめんサラダです。和えるだけで一品できあがるのでぜひお試しください。
【材料】(2人分)
そうめん・・・1束
たまねぎ・・・1/4個
ツナ缶(油漬け)・・・1/2缶
ひじき・・・30g(乾燥の場合は3gを戻して使用)
めんつゆ(ストレート)・・・大さじ1/2
マヨネーズ・・・大さじ1.5
塩こしょう・・・適量
<作り方>
(1)フライパンに湯を沸かしそうめんを入れてふたをして火を消し、2分置く。たまねぎは薄切りにして水に5分程度さらし、ペーパーでしっかりと水気を取る。
(2)そうめんをざるにあげ、水で洗ってぬめりを取り、水気を切る(取りすぎないでOK)。
(3)(2)をボウルに入れ、キッチンバサミで縦、横にはさみを入れる。めんつゆ、ツナを油ごと加えて和える。
(4)たまねぎ、ひじき、マヨネーズを加えて和える。塩こしょうで味をととのえる。
ツナ缶の代わりにハムやカニカマでもOK。野菜は冷蔵庫にあるきゅうりやピーマンなんかもよく合います。そうめんの水分を少し残しておくこと、先にツナ缶の油をまとわせることで麺同士のくっつきを防止。蒸らした後はすぐに調味しましょう。
いかがでしたか? そうめんのアレンジレシピ、活用してみてくださいね。(文/中願寺あゆみ)
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※文・画像/中願寺あゆみ
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