実はなくても困らない!? 外したらメリットいっぱいだった「収納スペースの扉」
こんにちは! 好きなモノに囲まれた「身の丈暮らし」を提唱する整理収納コンサルタント、ティールです。
クローゼットや押し入れなどの収納スペースには、「扉」があるのが一般的ですよね。しかしこれ、本当に必要でしょうか?
実はわが家では、扉があることで不便を感じる場面が多く、家の引き渡しから4年の間にたくさんの扉を外してきました。
ということで今回は、実際に扉を外して分かったメリットを紹介します!
イライラとはおさらば!「また開けっ放し…」からの解放
バタバタと慌ただしい朝の時間、家族がクローゼットから服を取り出したあとに扉が開けっ放しになっていたことはありませんか? 逆も然り。自分が開けっ放しにしていて、家族から注意される可能性もありますよね。
小さい子どもがいるわが家の朝もまさにその状態で、帰宅後半開き状態の扉を見てはイライラしていました。
ということで、思い切ってクローゼットの扉を外してみたところ、想像以上の使い勝手の良さに感動! イライラがなくなったのはもちろん、開閉の手間がないので、モノを戻すハードルが一気に下がりました。
わが家のクローゼットは、リビングから続く場所にあるので、ご飯の臭い移りが心配でしたが、突っ張り棒を使って「目隠しカーテン」で仕切るだけも十分な効果を感じます。
透け感のある薄いカーテンを選んだので、収納スペースの電気を付けると中が薄っすら見えますが、特に気になったこともありません。
事故防止!子ども部屋こそ外して正解
遊びに夢中になった子どもたちの耳には、親の言葉がなかなか届かないことがありますよね。
普段から扉は閉めないように伝えていたわが家ですが、姉妹で「かくれんぼ」をしている最中に、上の子が勢いよくクローゼットの扉を閉め、下の子が指を挟んだことがあります。
この事故をきっかけに、子ども部屋のクローゼットの扉も外すことにしました。思い切って外したことで、家事で手が離せないときも安心して遊ばせることが出来ています。
そもそもクローゼットと言っても、子ども服はリビング横の収納スペースにあるので、実際のところ隠れ家的なおもちゃ収納場所です。
特に休日は何度も出入りする場所だからこそ、最初から扉は不要だったのかもしれません。
家づくり前に知ってほしい!建具を減らして大幅減額の可能性も
多くの人にとって一生で一番大きな買い物となる、マイホーム! 水回りなどの設備に費用がかさむのは想像できますが、「扉」や「窓」などの「建具」と呼ばれる仕切りにも大きな費用が発生することをご存知ですか?
家づくりの際に、収納スペースに合わせて扉を増やしたわが家。見積もりを見て「扉」や「窓」の値段に驚いた記憶があります。
そんな高いお金を出して取り付けた扉をわざわざ外すことになるなんて、「もったいない」としか言いようがないですよね。
住んだあとの暮らしをイメージしながら扉の必要性を考えてみると、大幅減額に繋がるかもしれませんよ。
いかがでしたか? 収納スペースに当たり前のように取り付けられた「扉」ですが、外してみることでたくさんのメリットがありました。家づくりの参考にもしてみてくださいね。(文/ティール)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/ティール
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