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こんまり流 季節飾りの飾り方

【こんまり流】雛人形・五月人形の“出し入れのハードルが下がる”「季節飾り」収納法

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こんにちは! 福岡市在住のこんまり流片づけコンサルタントの安部綾子です。

間もなく3月3日「桃の節句」。5月5日「端午の節句」もすぐにやってきますね。

「雛人形」や「五月人形」を準備する、という方もいらっしゃると思います。

でも、大きくて保管するのも、取り出して飾るのも正直大変……。

実際、片づけレッスンのお客様からも、「奥にしまい込んでしまっている」「本当は飾りたいけれど、飾る場所がない」という声をお聞きすることがあります。

わが家の雛人形は、私が幼い頃に両親が買ってくれたものなので、なかなかの年代物。7段飾りなので保管には場所を取られますが、毎年欠かすことなく飾っています。

そこで今回は、出したり片づけたりが苦にならない、わが家での工夫についてご紹介したいと思います。

雛人形などを「飾りたいのに飾れない」のはなぜ?

先ほどもお客様の声で紹介したように、季節の飾り物を飾りたいのに飾れないでいるお家によくある状況は、次の通りです。

・収納している場所に物が多くて、取り出すのが大変。

・飾りたい場所にすでに物を置いていて取り除くのが面倒。飾る場所が確保できない。

このような状況を、片づけすることで改善できたらいいですね!

季節の飾り物の収納で気をつけたいこと

季節の飾り物は年に1度だけ飾るものなので、普段は出し入れすることはありません。つまり、目に見える場所・取り出しやすい場所に収納する必要はありません。みなさんのご自宅でも、押入れや物置きといった収納場所の一番上や奥に収納していることが多いのではないでしょうか。

わが家でも、雛人形は押入れに収納しています。お人形様たちは枕棚と呼ばれる上の棚に、お道具たちは下の段の奥に収納しています。

お雛様収納

画像:安部綾子

雛人形の収納

画像:安部綾子

お道具や雛壇は押入れを開けても見えておらず、手前にはほかの物を置いています。普段使うものをすぐに取り出せるようにしたかったので、このような収納になりました。

ただし、手前に置くのはまとめて動かしやすい引き出し収納とキャスター付き収納にして、奥のものも取り出しやすいようにしています。

押入れ収納

画像:安部綾子

動かすのはお雛様を飾る時と、終わってからしまう時の2回だけなので、面倒に感じてはいません。

収納スペースに、物を詰め込まないことも大事ですよ。

飾りたいスペースの確保は普段から

次に、飾る場所について。

わが家は和室に飾りますが、普段は何もないスペースです。

和室

画像:安部綾子

飾りたい場所に物があると、それをどこかに移動させる必要があります。少しであれば大丈夫でしょうが、たくさんになると、移動させる先にもそれなりのスペースが必要になります。

物を取り除く→移動させる→移動させる場所がない→飾るのをやめる、という事態になってしまうことは避けたいですよね。

なので、表にはできるだけ物を置かないことを、普段から心がけたいです。

片づけをしてときめく空間を楽しんで

こんまり流片づけを実践されたお家では、片づけた後にかわいらしいお雛様や五月人形がすっきりとしたお部屋に飾られていて、うれしくなります。

こんまり流片づけでは、自分が「ときめくモノ」に囲まれて暮らすということを大切にしています。雛人形などの飾り物は、お家の中を華やかにしてくれたり、それを贈ってくれた人を思い出したりする、まさしく「ときめくアイテム」です。

ぜひこの機会に、収納場所と飾る場所の片づけをして、飾り物を楽しむ時間を味わってください♪(文/安部綾子)

【参考・画像】
※文・画像/安部綾子

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