脱いだ服を洗濯機に入れるのはNG!? お掃除のプロ直伝「部屋干し術」【バリはやッ!ZIP!】
雨が続くこの時期は「部屋干し」をすることが多くなりますよね。部屋干しで気になることと言えば「ニオイ」。
そこで、今回は2020年6月26日(金)に放送されたFBS福岡放送『バリはやッ!ZIP!』より、プロ直伝の「部屋干し術」をご紹介します。
今回「部屋干し術」を教えてくれたのは、“おそうじのプロ”ダスキンの梅村さんです。
それでは、早速プロ直伝の部屋干し術を見ていきましょう。
Point1:脱いだ服を洗濯機に入れるのはNG!「洗濯カゴ」を活用
家に帰って着替えた後、脱いだ洋服を直接洗濯機に入れているという人、要注意です! 梅雨時期になると、洗濯機の中は雑菌が繁殖しやすい環境になっているため、その行動が「ニオイ」の原因を作っているいかもしれません。
雑菌が繁殖するとニオイの原因になってしまうため、洗濯機の中に洗濯物をためないようにしましょう。
とは言え、洗濯物がたまってから数日分をまとめて洗うというときもありますよね。すぐ洗えないときは、通気性の良い「洗濯カゴ」に入れておくのがオススメ。
また、濡れたバスタオルを洗濯カゴに入れるのは、雑菌が増える原因になるのでNG! すぐに洗えないときは、吊るして、まず乾かすというのがポイントです。
ニオイが気になる洗濯物には、洗濯用の漂白剤が便利! 漂白剤をぬるま湯に入れ、しばらくつけてから洗濯機で洗うと、イヤなニオイがなくなります。
そして、お風呂の残り湯を洗濯に使うのは、あまり「オススメしません」。
残り湯には雑菌が含まれていることもあるので、ニオイの原因となってしまいます。
ニオイの原因は“雑菌”。雑菌を減らすことを心がけましょう。
Point2:丈が長いものを外側に、短いものを内側に!干すときは「アーチ干し」
洗い方のポイントが分かったところで、続いて「干し方」のポイント。
丈の長いパンツや、バスタオルなどを外側に、丈の短いものを内側に、“アーチ”を描くように干す「アーチ干し」がオススメです。
アーチ状に干すことで、より多くの空気が洗濯物に触れることになるので、早く乾きます。
また、たくさん干しすぎるとなかなか乾かずニオイの原因になるので、拳1個分あけて干すのもポイントです。
さらに、もう1つのポイント! バスタオルを干すときは、ピッタリと二つ折りで干すのではなく、片側を短くして空気に触れる面積を増やしましょう。
干し方を工夫して、洗濯物を早く乾かすことを心掛けてくださいね。
Point3:便利アイテムを使って「早く乾かす」
早く乾かすために、扇風機などのアイテムを使うのがオススメですが、扇風機以外にもさまざまな便利アイテムがあります。
その1つが、「カインズ」で見つけた『パタラン』です。
下の段にはフェイスタオルを最大10枚、さらに、上の段には大きな洗濯ハンガーを2つかけられます。
さらに、重さは約3kgとアルミ製で軽く、ワンタッチでたためて、たたんだときのサイズは約11cmという優れもの! 移動も収納もラクラクです。
Point4:洗濯機使用後は「フタを開ける」
洗濯機を使ったあとに「フタを開けておく」ことも重要なポイントです。
洗濯機を使ったあとは、中が湿っているので雑菌が繁殖しやすく、ニオイの原因になってしまいます。
中を乾燥させるために、使用後はフタを開けておくようにしましょう。
さらに、月1回は「洗濯槽クリーナー」でお手入れ、年1回は専門業者によるクリーニングもオススメです。
室内干しはあまり人に見せたくないですよね。そのためにも、「早く乾かして、早く取り込む」ことが大切です。
少しだけ気をつければいいポイントばかりなので、すぐ実践できそう! 今日から実践して、室内干しのイヤなニオイとお別れしましょう。(文/ARNE編集部)
【参考・画像】
※ FBS福岡放送『バリはやッ!ZIP!』(月曜~金曜 朝5時20分~6時30分)
この記事は番組放送時点での情報です。