散らからない秘密って? 整理のプロに聞いた「子ども部屋の収納アイデア」3つ
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こんにちは、整理収納アドバイザーのNagisaです。単身赴任の夫・男の子2人と3LDKのマンションで暮らしていて、Instagramでは好きなものとシンプルに暮らすアイデアや情報を発信しています。
わが家には8歳と5歳の男の子がいます。リビングに近い部屋に勉強机を置いているため、子ども部屋はおもちゃや子ども服の収納スペースとして使っています。
まだまだおもちゃで遊ぶ時間が長い息子たち。おやすみの日には、部屋中がおもちゃだらけになることも日常茶飯事です。
友達がわが家に来たときに子ども部屋を見てよく言われるのが、「意外とおもちゃが多い!」ということ。おもちゃが多くてもちょっとしたポイントを押さえていれば、スッキリした状態をキープすることができるんです。
遊んでいるときにおもちゃが散らかるのは当たり前のこと。一番大切なのはそのあとの“片付けのしやすさ”だと思います。
そこで今回は、使いやすく片付けやすい“子ども部屋のおもちゃ収納”をご紹介します。
1:遊びやすく片付けやすい収納にする
子ども部屋にあるよく遊ぶおもちゃは、持ち運びのしやすいボックスに収納しています。持ち手に丸みがあるものや、やわらかいものは使いやすさだけでなく、安全なのでおすすめです。
また、よく遊ぶおもちゃを入れているボックスには蓋をつけていません。
“蓋を開ける”という動作は片付けのハードルを上げてしまうからです。なので、子ども部屋の収納としてあまりおすすめできません。
また、収納ボックスを入れておく棚の高さにも注意が必要です。
収納ボックスが棚の高さいっぱいになってしまうと、片付けでおもちゃを入れるときにボックスを一旦手前に引かなければなりませんよね。よく遊ぶものが入ったボックスは、あえて高さに余白をつくることで、引き出さずにしまうことが可能に。片付けのハードルが下がり、きれいな状態をキープすることにつながります。
子どもにとっても片付けやすい収納にしておくと、ママが片付けることになってしまったときもサッと片付けられますよ。
2:とりあえずボックスを作る
子ども部屋のスッキリを保つときに欠かせないのが“とりあえずボックス”です。
どこに片付けたらいいのか分からないものや工作物など、収納場所が分からないときに一時置きができる場所をわが家では“とりあえずボックス”と呼んでいます。
一旦とりあえずボックスに入れておいて、少し溜まってきたら整理をして定位置へ。
このような一時置き場を作っておくことで、棚の上や床におもちゃなどが溢れてしまうことを防げます。子どもたちも分からなかったときの置き場所があることで、片付けで迷うことが減ったように思います。
3:整理の習慣を身につける
部屋をスッキリ保つために一番大切なのは、いるものといらないものを区別する“整理”だと考えます。
これは子ども部屋だけでなく、どんな生活スペースでも同じこと。定期的に小さな引き出しひとつから、子どもたちと一緒におもちゃと向き合う時間を作っています。
でも、そんなに時間をかけてやることではありません。週末の10分くらいの短い時間で大丈夫。
はじめは「全部いる!」と言っていた次男も、一緒に繰り返し整理をしていくことで、本当に必要なものといらないものの区別ができるようになってきました。
また、自分自身で管理するスペースを作るのも大切。息子たちもそれぞれ自分のスペースを持っていて、自分の大切なおもちゃは、共有ではない自分だけの引き出しに収納をしています。
幼稚園生の頃は、次男に触られたくないものを何でも詰め込んでいた長男ですが、最近では自分で仕切りを作って大切なおもちゃを収納するまでになりました。小さなスペースでも自分だけの空間はうれしいですよね。
子ども部屋の収納が使いやすくなり、子どもたちが自分で片付けができるようになると、結果的にママの負担が軽減されます。これから子ども部屋を作ろうとしている人や、子ども部屋の収納を見直したいなと考えている人の参考になればとてもうれしいです。(文/Nagisa)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/Nagisa
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