メディア初登場メニューも紹介!老舗レストラン伝統の欧風ハンバーグカレー(福岡市早良区)
こんにちは。FBSアナウンサーの伊藤舞です。
カレー日記60回目は、佐賀の老舗店のカレーを福岡で! 伝統とオリジナリティーにあふれるカレーです。
福岡放送『めんたいワイド』の「火曜カレー部」で取材したお店を詳しく紹介していきます。
佐賀の老舗レストラン伝統の欧風カレーを福岡で!/欧風カレー 白山舎(福岡市早良区小田部)
福岡市早良区の住宅街の中にある『欧風カレー 白山舎(はくさんしゃ)』。
佐賀の老舗レストラン『白山文雅(しらやまぶんが)』の2号店として佐賀市三瀬村にあった店舗が、昨年福岡市内に移転したんです。
『白山文雅』といえば、昭和33年創業、佐賀市内の老舗フレンチレストラン。その自慢の欧風カレーを福岡市内でいただけるということで、ランチタイムはあっという間に満席です!
フレンチレストランが作る伝統の欧風カレー
自慢の欧風カレーを用いたオススメメニューが『伊万里牛煮込みハンバーグカレー』(2,310円)。
美しく盛り付けられたハンバーグ、そして別添えのカレーとバターライス。自分のペースで自分のバランスで、ハンバーグとカレーとライスをいただくことができます。
お店伝統の味である欧風カレーは、フレンチの調理法をベースに丁寧に作り上げられ、甘みとコクがしっかり。
口に入れた瞬間は、フルーティーな甘みと旨みが凝縮されたコクを存分に感じ、その後にしっかりとスパイスの刺激と塩味がピリッと効いて味を引き締めてくれます。バターライスとの相性もバッチリです。
また、ハンバーグにはカレーソースがたっぷりかかっているのですが、実はデミグラスソースで煮込まれているんです。3日かけて丁寧に裏ごしして作られた、雑味のない味わい。甘さが引き立ちます。
何より、ともにしっかり旨みの効いているカレーとデミグラスソースが、両方の味を引き立てながらハンバーグにマッチしているんです。
そして、ふわふわに仕上げられたハンバーグにしっかり2つのソースの味が染みこみ、伊万里牛の旨みとあいまって贅沢な味わいを楽しめます。
知る人ぞ知る!? 欧風カレーレストランの「グリーンカレー」
そして、「メディアに紹介するのは初めてなんです」と出していただいたのが、『タイ風辛口グリーンカレー』(1,188円)です。
佐賀産やタイ産のハーブを取り寄せ、ペーストから手作りしているので、とにかくフレッシュ! カレーをひとすくいしただけで、ハーブやスパイスのいい香りがふわっと広がります。
口に入れると、ココナッツミルクの甘みでクリーミーな口当たりのルー。マイルドな味わいなのかと思いきや、あとからガツンと強い辛みが追いかけてきます。
これぞタイカレー!という本格的な辛さ。辛いものやタイカレーが大好きな人にはたまらないカレーです。
なぜ?欧風カレーの老舗に“グリーンカレー”
そもそも、看板に欧風カレーとうたいながら、なぜここまで本格的なグリーンカレーがあるのだろうか?と、オーナーシェフの上野茂和さんに伺いました。
すると、「このカレーは私のアイデンティティなんです。」とのお答えが。
上野さんは、白山文雅のカレーに惚れ込み、20代で脱サラしてカレーの世界へ。当時のオーナーに頼み込んで受け入れてもらったそうで、伝統の味をマスターするまで10年かかったといいます。それは、自分の運命をも変えた伝統の味を守り、伝えるため。
そして、今ではオーナーとしてお店を任されるまでになった上野さんが、伝統の味とともに、“自分の味”として自信を持って提供しているのが、このグリーンカレーなんです。
欧風カレーの上品で甘みのある味わいとは正反対の、ガツンと辛さを感じるカレー。ペーストから手作りにこだわり、これもまた白山舎オリジナルのカレーとしてカレーファンに愛されているそう。
欧風カレー好きも、タイカレー好きも、どちらも満足出来るお店です。(文/伊藤舞)
<店舗情報>
欧風カレー 白山舎
住所:福岡市早良区小田部6-13-20
詳細は欧風カレー 白山舎へ
※この記事は公開時点での情報です。※出展:FBS福岡放送『めんたいワイド』(月曜~金曜 午後3時48分~)
【参考・画像】
※文・画像/伊藤舞
※FBS福岡放送『めんたいワイド』(月曜~金曜 午後3時48分~)
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