糸島の愛情カレー!筑前前原「まんまる食堂」はママに嬉しいサービスも【伊藤舞の福岡カレー日記#2】
続々とカレー専門店がオープンし、カレー熱が高まり続けている福岡。 その福岡のあらゆるカレーを、私伊藤舞が、とんこっちゃん・ふじ子部長と二人三脚で調査しお届けしている 『土曜カレー部』。
FBS福岡放送『めんたいワイド』のきょうだい番組『めんたい×家族』(毎週土曜午後4時30分~)で放送されたお店を「ARNE」でご紹介していきます!
カレー日記2回目は、糸島の食材にこだわった、“糸島愛あふれるカレー”。ママに嬉しいサービスもご紹介します。
野菜もお肉も!糸島産にこだわった「糸島カレー」
JR筑前前原駅から徒歩10分ほどの場所にある、『まんまる食堂』。全世代に愛される街の食堂です。店主の森さんは、糸島で2人のお子さんを育てるママ。
「糸島の体にいい食べ物を」という思いを胸に、幼い子どもをおんぶしながらはじめた“カレーの移動販売”が、このお店の原点だったそう。常連さんの中には移動販売時代からのファンも多いのだとか。
糸島カレーのベースは、タマネギ・にんじん・りんご・ピーマン・セロリなどの糸島産を中心とした野菜のスープ。じっくり煮込んで野菜本来の甘みを引き出します。そこに、くたくたに煮込んだ糸島牛と黒毛和牛の牛すじ、さらにスパイスも合わせてカレーを作り上げます。
実は取材中、この牛すじを試食させてもらったのですが、これがとってもおいしい!!
丁寧に下処理を行い、旨みがしっかり引き出されていて、これだけでお酒のつまみになります。
とろみの秘密は「冷凍」にあり!?
今回いただいたのは、お店1番人気の『糸島豚のカツカレー』(830円)です。まず目に入るのが、どーんとお皿の半分を占める大きさのカツ。さっくり薄付きの衣の中には、甘みの強い糸島ポークが。ジューシーでさっぱりした油が、カレーとの相性抜群です。
カレーの辛さはほんのり感じる程度で、お子さんでも食べやすいまろやかさ。素材本来の甘みやコクがしっかりと味わえます。またご飯やカツによく絡むルーの“とろみ”が、口の中にもしっかりと旨みを残してくれます。
この“とろみ”、実はルーを冷凍庫で寝かせることで生まれるんだとか。
糸島のママの味方!地域で子育て
「子連れで外食に行くと、ママの分から子どもに取り分けるから、ママは満足出来ないんですよね」と話す森さん。ご自身の子育て経験から、ママもお子さんも満腹になってほしいとの願いを込めて、6才未満のお子さんに”ミニカレー”のサービス行っています。、
また店内を見渡すと、社会科見学に来た地域の小学生が作ってくれたという手書きのポップが至る所に。積極的に小学生を受け入れて地域に貢献しています。
地域がお店を育て、お店が地域の子ども達を育て、ママを支える。“糸島愛”がぎゅっとつまったお店です。(文/伊藤舞)
<店舗情報>
まんまる食堂
住所:福岡県糸島市前原中央3丁目16−18
最寄駅:JR筑肥線筑前前原駅から9分
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【画像・参考】
・伊藤舞
・ FBS福岡放送『めんたい×家族』(毎週土曜午後4時30分~)
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