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西京焼き

高級メニューをおうちで!実は簡単「西京焼き」レシピ【冷凍ストックOK】

こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。

突然ですが、みなさんのご自宅で使っている「みそ」はどんなみそですか?

私はいわゆる「手前みそ(手作りのみそ)」で、最近は米みそ派。九州は、複数のみそを合わせた「合わせみそ」や「麦みそ」が主流でしょうか。

地域ごとに、いろんなみそがありますが、今回は甘くて上品な「白みそ(西京みそ)」を使ったレシピをご紹介します。使い切りにもぴったりのレシピですよ。

1:数日漬け込むだけで“お店の味”!「鶏の西京みそ漬け」

塩分が控えめで、短期間で熟成された甘口の「西京みそ」。これを使ったみそ漬けを、たまーに食べたくなるの私だけでしょうか?

そしてお店で買うと結構高級な西京漬け。今回は鶏もも肉を漬け込みますが、もちろん同じみそ床で、魚や豚肉、手羽先など、なんでもおいしく仕上がります。ごはんが進むおかずですよ。

西京焼き

画像:中願寺あゆみ

【材料】(2人分)
鶏もも肉・・・2枚(500~600g)
A白みそ(西京みそ)・・・100g
Aみりん・・・大さじ1
A酒・・・大さじ1

<作り方>

(1)鶏もも肉は筋や脂を取り除き、半分に切る。ペーパーで水分をふき取る。

(2)チャックのついた保存用袋にAを入れ、よく混ぜ合わせる。

(3)(2)に鶏もも肉を入れ、肉の表面全体にみそ床をいきわたらせ、空気を抜いて平たくする。冷蔵庫で2~3日置く。

(4)表面の味噌をキッチンペーパーでふき取り、表面に刷毛で油を塗る(焦げやすいので)。魚焼きグリルで焼く。

冷蔵で、〜5日くらいOK。それ以上になる場合は冷凍してください。みそ床に漬けた状態で冷凍可能です。お弁当用にストックしておくのもおすすめ。

2:和えるだけで1品完成「からし酢味噌」

あると便利なからし酢味噌。これからの季節、菜の花やほたるいかなどにさっとかけたり和えたり大活躍。

菜の花酢味噌

画像:中願寺あゆみ

【材料】(作りやすい分量)
白みそ(西京みそ)・・・大さじ2
酢・・・大さじ2
砂糖・・・小さじ2~大さじ1
練りからし・・・お好みの量

<作り方>

(1)全ての材料をしっかりと混ぜ合わせる。

からしの量と砂糖の量はお好みでどうぞ。上の写真はゆでた菜の花に合わせましたが、蒸した春キャベツなんかにもよく合いますよ。多く作る場合は、1か月目安で食べきってください。

練りからしをわさびに変えると、また一味違った酢味噌に。福岡県産の新しいセロリ『極(きわみ) 生セロリ』をいただいたので、セロリとちくわを同じような形にカットして和えました。このセロリ、全体的に濃い緑なのに筋がほぼなく、ほおばるとジューシーさがすごい!

セロリのシャキシャキジューシー食感とちくわの食感の違いが楽しく、セロリにも負けない酢味噌、最後鼻に抜けるわさびがよく合います。わさびは気持ち多めに入れても◎。

セロリちくわ

画像:中願寺あゆみ

こんな感じで家にあるものを気軽に和えれば1品出来上がり。

1つ注意点があるとすれば、和えるタイミング。前もって酢味噌を絡めておくと、食材から水分が出てしまいますので直前にどうぞ。

白みそは、クリーム系のお料理ともよく合うので、ホワイトソースやシチューなどの隠し味に加えるのもおすすめです。(文/中願寺あゆみ)
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【参考・画像】
※文・画像/中願寺あゆみ

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