贅沢の極み♡「アゴーラ福岡山の上ホテル&スパ」で楽しむ鮨コース全貌紹介(福岡市中央区輝国)
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こんにちは。Instagramでゆるっと福岡グルメを発信している『ちひログ』です。
今回は、『アゴーラ福岡山の上ホテル&スパ』のレストランで、鮨懐石が楽しめると聞きつけて行ってきました。
鮨懐石にメニューが一新!「アゴーラ福岡山の上ホテル&スパ」のレストラン「鮨・日本料理「暦(こよみ)」」(福岡市中央区輝国)
『アゴーラ福岡山の上ホテル&スパ』4階にあるレストラン『鮨・日本料理「暦(こよみ)」』。季節の節目を表す二十四節気をもとに、九州を中心に日本各地の旬の素材を使用する鮨と日本料理を楽しめるお店です。
店内には、カウンター席とテーブル席があります。
2022年10月25日にメニューが一新され、鮨を中心とした「鮨懐石」に。
11時半~14時半のランチタイムは『鮨懐石「咲」』(4,500円)、『お子さま鮨ランチ』(1,500円)。17時半~21時のディナータイムは『鮨懐石「希」』(8,800円)、『鮨懐石「禄」』(11,000円)、『 鮨おまかせコース「瑞」』(16,500円)、『お子様鮨ディナー』(1,500円)などが楽しめます。
カウンター席で味わえるのは、ディナータイムの『鮨おまかせコース「瑞」』のみで、1日3組6名限定。
福岡県内の有名ホテルで長年和食や鮨を極めてきた嶋田料理長が、食材にとことんこだわった鮨を握ってくれます。
目の前で握られた鮨から伝わってくる、食材に対するこだわりや熱意と、あたたかくてやさしい、謙虚なお人柄が魅力です。
お話ししながら、楽しむ鮨は格別ですよ。
6席限定のカウンターで楽しむ贅沢時間!予約限定「鮨おまかせコース「瑞」」実食レポ
今回いただいたのは、『鮨おまかせコース「瑞」』。料理長が自ら『長浜中央市場』で仕入れをした、極上のネタを楽しむことができます。
私が訪れた日の全23品を1つずつご紹介します。心もお腹も満たされる、大満足の鮨懐石でした。
生姜のガリ
『生姜のガリ』は、生姜の風味が引き立つ、まろやかな味わい。
思わず箸が進んでしまうおいしさです。
甘鯛の酢炊き
先付けは、甘鯛を揚げて、甘酢でサッと炊いた『甘鯛の酢炊き』。
ふわっと香ばしい甘鯛と、添えられたホワイトセロリの豊かな風味が食欲を増す一品です。
揚げ銀杏とクチコ
美しい色合いに魅せられてしまう『揚げ銀杏とクチコ』。
温かくホクホクとした銀杏と、噛めば噛むほど旨みが出るクチコが、抜群の相性を誇ります。
福岡玄界産の鯛
10日間熟成させた『福岡玄界産の鯛』。
とろけるような甘さは、まさに感動ものです。
しめ鯖
対馬の鯖を使用した『しめ鯖』。
ガリと胡麻とネギをしめ鯖で巻いて、その上からさらに白板昆布を巻いています。
昆布の風味がふわりと香り、鯖の旨みが口の中いっぱいに広がります。白板昆布は弾力があり、食感の違いも楽しめますよ。
さわらの漬け
能古島付近のさわらを使用した『さわらの漬け』。
赤身魚の一種であるさわらを、香ばしく炙って、漬けにした一品。
提供前に再度炙ることで、香ばしさがさらに増すのだそう。一口食べると、驚くほどもちっとしたふわふわ感。少し甘めで濃厚な漬けタレが、さわらの旨みをさらに引き立てます。
全13貫の鮨
ここからは、お待ちかねの鮨が登場します。お米は鮨に向いている東北産と九州産をブレンドしたもの。福岡では珍しい粕酢を使用したシャリです。
わさびは、静岡県産のもの。豊かな風味が鮨の旨みを引き立てます。
ノドグロ
対馬産の『ノドグロ』は、口に入れた瞬間、ふわっと身がほどけるような食感が魅力。
時間が止まってほしいと思うほどの、幸福感を味わえます。香ばしい香りが口いっぱいに広がり、後味まで幸せでした。
ミズイカ
生カラスミがふわっと香る『ミズイカ』。弾力はありつつも柔らかな食感がクセになる一品です。
ミル貝
出てきた瞬間から、その香りに心動かされた『ミル貝』。弾力がある食感も楽しく、噛めば噛むほど、口いっぱいに旨みが広がります。
コハダ
福岡では珍しいという『コハダ』。しっかりと身が締まっていて、弾力のある一品です。
車海老
ふわっと身が引き締まった『車海老』。しっかりと甘みと旨みがあり、そのネタの大きさも圧巻です。
茶碗蒸し
ダシの旨みが効いた『茶碗蒸し』。
『鮨・日本料理「暦」』の門外不出の『匠ダシ』を使用。とろんとしていながらも食感が残る一品です。
通常よりも5℃近く温度を落として、時間をかけて蒸すことで、特有の食感を引き出しているのだそう。
赤身の漬け
柔らかくもっちりとした食感の『赤身の漬け』。ふわっととろけるような食感に、驚きを隠せませんでした。
中トロ
脂がのった『中トロ』は、口の中でふわりとほどけていく食感がたまりません。
カンパチ
塩とレモンでいただく『カンパチ』。弾力がありながらも、とろけるような脂がたまらない、感動の逸品です。
才巻海老のこのわた焼き
日本三大珍味の一つであるナマコの腸の塩辛「このわた」を使用した『才巻海老のこのわた焼き』。
香ばしい香りと海老の旨み、そしてやさしい甘みに、心を動かされました。
ずわい蟹とウニの海苔巻き
有明海苔に包まれた『ずわい蟹とウニの海苔巻き』。
パリッとした有明海苔の食感と、海苔の中にたっぷりと包み込まれた、ずわい蟹とウニの柔らかな食感のコントラストが最高でした。
能古島のウニ
とろんとした食感の『能古島のウニ』。福岡県産のウニは初めて食べたのですが、これまで出会ったことのない甘さに感動しました。ミョウバンなどの食品添加物を一切使っていない新鮮なウニですよ。
いくら
柚子で香り付けをした『いくら』は、濃厚な旨みが口の中で弾けて、口いっぱいに広がります。
お味噌汁
大きな蛤が入った『お味噌汁』。蛤の風味が際立つ絶妙なラインを計算しながら取ったダシは、深みがありほっこりとするおいしさです。
イワシのからし巻き
とても衝撃を受けたのが『イワシのからし巻き』。イワシがたっぷりと敷き詰められた巻き寿司で、わさびの代わりにからしでアクセントを加えます。
口に運んでみると、和の食材だけで作られているのに、洋のテイストを感じられる、さわやかな味わい。斬新で衝撃を感じるおいしさでした。
アナゴ
最後の一貫は、対馬産の『アナゴ』。シャリとともに、ふわっとほどける食感で、鮨懐石の最後にふさわしい逸品でした。
季節の果物
〆の季節の果物は、柿、巨峰、梨。みずみずしくてフレッシュなおいしさでした。
カウンターに立つ嶋田料理長は、「鮨は、素手で握って提供する唯一の料理。だからこそ、鮨ほど食べる方に寄り添う料理はないと思いながら握っています」と話してくださいました。
自ら目利きをした厳選素材を使用し、ネタとシャリのバランス、口に入ったときに感じる大きさや食感にまでこだわった鮨。ぜひ体験してみてくださいね。(文/CHIHIRO)
<店舗情報>
■鮨・日本料理「暦」
住所:福岡市中央区輝国1-1-33 アゴーラ福岡山の上ホテル&スパ4階
※この記事は公開時点での情報です。※文中価格は税込みです。
※文・画像/CHIHIRO
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