鍋に入れてほったらかしでごちそうに!「黒酢」を使ったこくウマ“手羽中”レシピ
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こんにちは。料理家の中願寺あゆみです。
毎日の暑さで、カラダの疲労が溜まっていませんか?
なんだかだるくて体が重い……そんな時におすすめなのは黒酢を使ったレシピ。
黒酢は一般的な酢よりも発酵期間が長いため、栄養価が高く、深い味わいと芳醇な香りが特徴です。
黒酢に含まれているアミノ酸とクエン酸は、体内のエネルギーの生成を助け、疲労回復をサポートしてくれるといわれています(※1)。
ただ、買ってみたはいいけど全然使いきれない、そんな調味料ではないですか?
黒酢はお肉を柔らかくする効果もあり、鶏肉や豚肉、牛肉などの炒め物に加えたり、一緒に煮込むことで、料理に奥行きが生まれ、ワンランク上の味わいにしてくれますよ。
今回はそんなうれしい効果がたくさん詰まった「黒酢」を使った煮込み料理と、一緒に食べたい副菜をご紹介します。
1:こっくり煮込んだ「手羽中の黒酢煮」
黒酢の効果でお肉やわらか! 鍋に入れて煮込むだけなのに、手の込んでる風に見える一品です。ウズラの卵にも味が染み染みです。
【材料】(2~3人分)
鶏手羽中・・・12~14本
ウズラの卵(水煮)・・・10個
サラダ油・・・小さじ1
塩・・・少々
Aにんにく・・・1片
A鷹の爪・・・1本
A黒酢・・・80ml
A水・・・80ml
A砂糖・・・大さじ2
A醤油・・・大さじ2
Aブラックペッパー(ホール)・・・15粒
<作り方>
(1)鶏手羽中の表面に軽く塩をふり、5分程おく。出てきた水分をペーパーで拭きとる。
(2)鍋にサラダ油を入れ熱し、手羽中を入れて両面を焼き付ける。
(3)鍋に出た油をペーパーでとり、Aとウズラの卵を加える。沸騰したら中火にして、汁気が1/3くらいになるまで15分ほど煮る。
(4)とろみが出てきたら火力を上げて煮詰め、鶏肉全体にたれを絡める。照りが出たら火を止める。
つやつやで味が染みた鶏肉は、黒酢のお陰でほろほろ。
ビールはもちろん、白ごはんにも最高に合うおかずです。4日程度日持ちもするので多めに作るのも◎。
2:副菜はさっぱりと!居酒屋でも人気の「ガリトマト」
食欲がわかない時にも食べやすい、つやつやで真っ赤なトマト。ミニトマトも含め、本当にいろいろな品種があって、おいしいものがたくさんありますよね。
そんなおいしいトマトを使った「ガリトマト」は、「手羽中の黒酢煮」にぴったり! しらすを加えたアレンジで、蒸し暑い日でもさっぱり食べられますよ。
【材料】(2人分)
トマト・・・中2個
ガリ・・・25g
ガリの漬け汁・・・大さじ2
大葉・・・2枚
ちりめんじゃこ・・・大さじ1
<作り方>
(1)トマトは一口サイズの乱切りにする。ガリは千切りにする。大葉は千切りにして水にさらす。
(2)トマトを器に盛り、ガリ、ちりめんじゃこをのせて上からガリの漬け汁をかける。
(3)最後に水気を切った大葉をのせる。
さっぱりおいしい副菜です。お寿司の残りのガリを使う場合など、ガリの漬け汁がない場合は調味酢を加えてください。
美容や健康のためにも取り入れたい黒酢ですが、レシピのバリエーションが少ないという方も多いはず。炒め物やスープに少し加えたり、お豆腐にかけてみたり……と、普段の生活の中でこまめに取り入れてみてくださいね。
黒酢を使った栄養たっぷりのメニューで、この夏も元気に乗り切りましょう!(文/中願寺あゆみ)
※この記事は公開時点での情報です。(※1)食品成分データベース(文部科学省)
※文・画像/中願寺あゆみ
(※1)食品成分データベース(文部科学省)
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