リピート確定!ハズレなし! 八女で噂の“隠れ家”自家製酵母パン「田の香」【古後大輔のふくおかパンライフ#92】
【2021年8月20日~9月30日、福岡県に緊急事態宣言が出されています】
この記事は不要不急の外出を促す意図があるものではありません。
“自粛疲れ”な毎日の息抜きに、 「テイクアウトで楽しみたい」「いつか行きたい」お店・おでかけ先の候補選びの参考としてお楽しみください。
また、外出の際は「3密を回避」「手指の消毒」「マスクの着用」などの感染対策をしっかりと行い、一人ひとり責任のある行動を取りましょう。
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今回は、昨年末からいつかお邪魔したいと思っていた八女の自家製酵母パン工房をご紹介!
リピート確定!八女の路地裏にひっそりと佇む、隠れ家的人気ベーカリー「酵母工房 田の香(たのか)」(八女市今福)
2020年11月にオープンした自家製酵母パンの店『酵母工房 田の香(たのか)』。
九州自動車道の八女インターから北へ数分。大通りから路地裏に入った奥まった場所にある、のぼり旗が目印です!
お店を営むのは、店主・藤田さとみさんと販売を手伝う藤田さんの母親の2人。
これだけパン生地の種類と品数があるのに、パンの製造を担当するのは店主の藤田さんただ1人というから驚きだ。
どのメニューも自家製の天然酵母ならではの生地の旨みと、具材や味付けの組み合わせを、シンプルに追求したものばかり。
だからだろうか、一品一品とじっくり向き合って、吟味する楽しさがある。
小麦や具材、麹など、なるべく地域の食材と手作りのおいしさにこだわっていて、店内には八女の老舗製粉会社『田中製粉』のネーム旗が掲げられていました。
今回は、仕事の都合ですぐに持って帰れず、自らに“購入制限”を課したため、泣く泣く購入を見合わせたこちらの『カリードッグ』。
このボリュームと迫力満点の美形ながら280円とは、びっくり!
そのほかのメニューもコスパ半端なし。八女のみなさんが羨ましいかぎりです!
これはもうリピート確定です。今度はガッツリ買い込むぞー!
ハズレなし!自家製酵母ならではの「ふっくら、じんわり、やさしい」味わい
「いや〜これもいいし、あれも捨てがたい。あっちも食べてみたいし。でもこれはマストだろー」なんて自問自答を繰り返しながら今回購入したのがこちら。
『めんたいフランス』(180円)。
これハーフサイズではあるんですが、サイズがデカめ! そして、めんたいソース多め! はっきり言ってお得です。
『八女抹茶あん』(140円)。
八女に抹茶はつきもの。そんな産地概念を抜きにしても、いい味出してます。
『あんバターneo』(140円)。
プチパンサイズの丸パンに、上品なあんこと染み込むバター。普通なようで特別! 「neo(ネオ)」と名付けたその理由、味わいで納得しました。
『クリームパン』(150円)。
見た目から、生地の程よい張りとしっとり感、中のカスタードクリームの溶け具合が伝わってくる丁寧な逸品。
『ミルクチョコフランス』(160円)。
このサイズ感、この歯切れと口溶け感、ベストでもベターでもなく、ちょうどいいからクセになる。
『カレーパン』(170円)。
こちらもクリームパン同様、小ぶりながらも伝わってくる存在感から、そのおいしさがダダ漏れでした!
『クロックムッシュ』(230円)。
ド〜ンと販売棚に鎮座するムッシュ感、ボス感についついトングが引き寄せられちゃいました。濃厚ムッシュ!
『イベリコ豚ベーコンと玉ねぎ』(280円)。
主張抑え気味のホワイトソース、玉ねぎのシャクシャク感、イベリコ豚ベーコンの濃厚旨みをリュスティックがやさしく包み込んだ料理パン。
『黒ゴマチーズパン』(120円)。
『レーズンパン』(120円)。
まずは手のひらサイズに一目惚れ。具材のバランス、生地のふんわり感に胸キュン!
『山食パン』(ハーフ210円)。
この生地のふんわり、モチモチ、しっとり感!
ミニ食パンを購入したので買うのは控えておこうと思っていたのですが、気が付けば会計後に追加していました。
帰りにいただいたメニュー表によると、炊いたご飯と米麹から起こした酵母を使用しているそうです。
店名にもある「田の香」のごとく、確かにうっすらほんのり、甘い香りがしましたよ。(文/古後大輔)
〈店舗情報〉
■酵母工房 田の香(たのか)
住所:福岡県八女市今福1058-4
※この記事は公開時点での情報です。※文中価格は税込みです。
※文/古後大輔
※画像/シティ情報ふくおか
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