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これぞ博多の新名物!? “悶絶級のかわいさ”博多三大「ご利益パン」【古後大輔の福岡パンライフ#79】

2021.06.21

【2021年6月21日~7月11日、北九州市・福岡市・久留米市にまん延防止等重点措置が出されています】
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今回は『ぺったん』の博多三大「ご利益パン」(勝手に命名)をご紹介!

趣ある“パン細工”が揃う「ぺったん」(福岡市博多区冷泉町)

「博多パン細工工房」と勝手に命名させてもらっている『ぺったん』。

『ぺったん』のパン陳列棚

画像:シティ情報ふくおか

これまでも粋な細工を施した趣あるパン細工を紹介してきましたが、今回は復活メニュー、新メニュー、リニューアルメニューの3品を、博多三大「ご利益パン」と勝手に名付けてご紹介したいと思います。

『ぺったん』メニュー

画像:シティ情報ふくおか

眺めてニンマリ、食べてほっこり、大仏パン!

一つ目のご利益パンが、こちらの『大仏』(130円)。

『ぺったん』大仏

画像:シティ情報ふくおか

2年ほど前、寺で行われたイベント用にこしらえられた幻の『大仏』パンが、最近、期間限定で復活した。

『ぺったん』大仏さんが2人

画像:シティ情報ふくおか

ここでは愛を込めて「大仏さん」と呼ばせていただきます。

こちらの「大仏さん」。中身は何も入っていないプレーンタイプのパン。

写真だけでもそのかわいらしさが十分伝わると思いますが、実物を見ると(いい意味で)ヤバイです。手にするとさらにヤバイ! 身震いするほどの愛らしさです♡

まず注目は質感というか、大仏さんの肌感。超しっとり・ふんわり・もっちり、『ぺったん』クオリティー。

『ぺったん』大仏さんアップ

画像:シティ情報ふくおか

さらに注目は、細部にわたる作り込み具合。

この頭のつぶつぶ。パンチパーマというか、こんもりアフロヘアにも見えるこちら。

『ぺったん』大仏さんらほつ

画像:シティ情報ふくおか

調べたところ「螺髪(らほつ)」と呼ばれる、巻貝のようにぐるぐる巻きに丸まった大仏さまの髪の毛だとか。

これを一つ一つパン生地をちぎっては手で丸め、その小さな生地を頭部のパン生地に一つずつくっつけているところを想像すると、まさに写経の修行のようなパンづくり。だから、この愛らしさが生まれるんでしょうね。

さらには、大仏さんの手に注目。

『ぺったん』大仏さんの手

画像:シティ情報ふくおか

やさしいフォルムのハンドサイン。「どうか平和な世界になりますように」。そんな願いのサインにも感じられます。

どの大仏さんも穏やかな表情。「怖がらなくていいよ、なんでも言ってごらん」と、そっと見る人の心に語りかけてくれます。

眉間にはしっかりと「白毫(びゃくごう)」と呼ばれる毛があるじゃないですか(ホクロじゃないらしいです)!

『ぺったん』大仏さんの額に注目

画像:シティ情報ふくおか

じっと見つめあっていると……「食べてもいいよ」。アンパンの形をしたあの愛と勇気のヒーローのように、やさしい笑顔で囁いてくれました。

合掌して、いただきます!

『ぺったん』大仏さん

画像:シティ情報ふくおか

いろいろな願いを込めながら、「螺髪(らほつ)」を一粒ずつ、大切にいただきました。ありがとう大仏さん!

ちなみに、こちらの大仏さんは数量わずかな期間限定販売。「もうそろそろ終了します」とのことでしたので、どうしても拝みたい!という方はお早めに!

それから、『大仏』の袋についている大仏シールもかわいいので大事に剥がして取っておきましょう。

『ぺったん』大仏さん

画像:シティ情報ふくおか

そのシールに押された、作家さん(@crea.insieme3)手作りの『けしごむハンコ』(350円)も限定販売中。

『ぺったん』大仏さんの消しゴムハンコも販売中

画像:シティ情報ふくおか

どれも表情が微妙に違うところも萌えポイント。

『ぺったん』大仏さん消しゴムハンコ

画像:シティ情報ふくおか

『ぺったん』大仏さん消しゴムハンコ

画像:シティ情報ふくおか

手紙や付箋にメッセージと一緒に、ぺったんと一押し添えるといい感じですよ。

『ぺったん』大仏パンと消しゴムハンコ

画像:シティ情報ふくおか

ぜひお気に入りの大仏さんハンコも一緒にお買い求めあれ!

おいさ、おいさ、おいさ、山笠があるけん博多たい!

櫛田神社のお膝元にあるパン屋さんならではの新商品が、二つ目のご利益パン!

ぺったんのパン「おいさ!おいさ!おいさ!」

画像:シティ情報ふくおか

「おいさ!おいさ!おいさ!」

博多に夏のはじまりを告げる、博多祇園山笠の舁き手が発するあの掛け声が聞こえてくる。

今年の夏は、この『おいさ』(200円)が、博多っ子に元気をくれます!

ぺったんのパン「おいさ」

画像:シティ情報ふくおか

顔には名物パン『にわかくん』と同じく博多にわか面を装着した「おいさくん」(愛を込めてこちらもそう呼ばせていただきます)。

ぺったんのパン「おいさ」くん

画像:シティ情報ふくおか

中にはきな粉とクリームチーズを混ぜ合わせた、ピーナッツバターのような味わいの具材がたっぷり!

ぺったんのパン「おいさ」を割ってみると…

画像:シティ情報ふくおか

舁き棒を手に、髪の毛を振り乱しながら、駆け抜けるおいさくん。

ぺったんのパン「おいさ」くん

画像:シティ情報ふくおか

パンを愛せよ、ひとを愛せよ、まちを愛せよ、愛こそすべてだよ!

ガブリと頬張るとそんなメッセージが聞こえてきました。

七転び八起きの「だるまパン」きっと明日はいいことあるさ!

三つ目のご利益パンは、近頃プチリニューアルした定番人気メニューの『だるま』(200円)。

ぺったんのパン「だるま」

画像:シティ情報ふくおか

こちらの「だるまさん」、まず変わったのがパン生地。

ぺったんのパン「だるま」

画像:シティ情報ふくおか

新たに卵が加えられたことで、以前よりもさらにふんわり! 柔らかくなっています。

ぺったんのパン「だるま」

画像:シティ情報ふくおか

さらには中に入っている具材もリニューアル。サツマイモにバターをプラスすることで、スイートポテトのようなまろやかな味わいに!

ぺったんのパン「だるま」を割ってみると…

画像:シティ情報ふくおか

それにしても、ほかのメニューとは一線を画す、凛々しい表情と立派なお髭!

ぺったんのパン「だるま」は立派なおひげ

画像:シティ情報ふくおか

人生、七転び八起き。世の中はいろいろとあるけど、がんばらやんばい!

眺めていると、そう喝を入れられたような気がしました。

ぺったんの“ご利益”パンが勢揃い

画像:シティ情報ふくおか

味わいはあくまで柔らかく、穏やか。だけど、愛と平和の心の芯がある、博多三大「ご利益パン」(勝手に命名してごめんね!)。

こんな感じで専用袋(有料)に入れて贈答にもぴったり!

ぺったんのパン専用袋は贈答用にも◎

画像:シティ情報ふくおか

ぺったんのパン専用袋の隅にはかわいいスタンプが!

画像:シティ情報ふくおか

博多三大「ご利益パン」、ぜひゲットしてみてください。(文/古後大輔)

<店舗情報>
■ぺったん
住所:福岡市博多区冷泉町5-2
※この記事は公開時点での情報です。※文中価格は税込みです。

【参考・画像】
※文・画像/古後大輔
※画像/シティ情報ふくおか

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