みんなは使ってる?福岡で急増中「フードデリバリー」のリアルな事情
緊急事態宣言が出され、夜8時以降にお店での飲食が難しい今、テイクアウトやデリバリーを活用しているという人も多いのではないでしょうか?
今回は、福岡でも急増している「フードデリバリー」事情を、2021年1月20日(水)に放送されたFBS福岡放送『めんたいワイド』よりご紹介します。
福岡は「フードデリバリー」激戦区!?
街で大きなリュックを背負い、自転車などに乗っている配達員。最近は特にさまざまな会社を見かけるようになりました。
番組MCから「普通のリュックを背負ってる人でも、配達員に見える(笑)」という声があがるほど、本当に多いですよね。
それもそのはず。福岡は、フードデリバリーの火付け役となった『Uber Eats』、CMでもおなじみの『出前館』、新しくサービスを開始した『Wolt(ウォルト)』や『foodpanda(フードパンダ)』など、現在10以上のサービスが存在するほど、“フードデリバリー激戦区”になりつつあるのです。
さらに、大阪に続き福岡でも1月20日(水)から『DiDiFood(ディディフード)』がサービスを開始。なんと、今なら新規登録で5,000円分のクーポンがもらえます(終了時期未定・ARNE編集部調べ)。
サービスを提供する側が、お得なクーポンを出すほどサービス全体の広がりを感じるフードデリバリー。
今まで使ったことがなくても、5,000円分のクーポンがもらえるなら、使ってみよう・試してみようという気にもなりますね。
フードデリバリーを利用する人、利用しない人はハッキリ二極化
しかし、実際にフードデリバリーを利用する人と、利用しない人はハッキリ二極化しているようです。
市場調査を行う『クロス・マーケティング』の調べによると、20~69歳の男女1,100人に調査をしたところ、利用したことがある人「40%」、利用したことがない人「60%」という結果になりました。
番組出演者の中でも「利用したことがある」「たまに利用する」という人もいれば、「一度も利用したことがない」という人も。意見が分かれました。
フードデリバリー最大の懸念は「配達料が高い」こと
フードデリバリーの懸念といえば、「配達エリアが限られる」「届くまでに時間がかかる」「受け取り時に家にいる必要がある」ということ。そして、最大の懸念は「配達料金が高いこと」。
食べたいものがあるけれど、高い配達料を払ってまでは……という人は、フードデリバリーに対して消極的なようです。
では、実際にどのくらい高くなるのか、あるフードデリバリーで「ハンバーガーを1個」買うことを例に見てみると……
店頭で110円のハンバーガーが少し割高の130円に。そして、10%の“サービス料”、その日の配達員の数や距離などで変動する“配送手数料”、注文する金額が少ないと追加でかかる場合もある“配送手数料”が追加され、合計493円! 110円のハンバーガーを1個だけ買おうとすると、約4倍もの価格になるのです。
とはいえ、これは極端な例。一定の金額以上を購入すれば、追加の“配送手数料”はかからないので、単純に「約4倍」に必ずしもなるわけではありません。
こちらは、26歳1人暮らしの女性が1か月で1社のフードデリバリーで使った金額です。
16回の利用で2万円越え。“食費”とは別で、フードデリバリーに使った金額だけです。1回1,000円前後の利用でも、積み重なると結構な金額になってしまいますね。
“便利さをお金で買う”という考え方も!
それでも、コンビニの商品ですらデリバリーしてもらえる時代。着替えて、メイクして……と出かける手間と労力を考えると、その“時間”をお金で買うという考え方もありますよね。
実際に利用している人は、「家から出るのが億劫なとき、高くても家でお店の味が食べられるのが良い」「子どもが小さく、なかなか出かけられないので、休みの日に週1で使っている」「友達が来たときに、みんなで割り勘する」とお金はかかっても、便利さを魅力と感じている人が多いようです。
実は、筆者も経験が。外に出ればコンビニやスーパーも近くにあるのですが、「メイクどころか、パジャマから着替えることすら面倒」「今日は家から出たくない」という休日に、フードデリバリーを利用したことがあります。
しかも、玄関先に置いてもらうサービスを選べる場合もあるので、配達員にすら会わなくて良いんです! パジャマにすっぴんのままで何の問題もありませんでした(笑)。それでもやっぱり高くつくので、頻繁には使えませんが……どうしても外に出る気力がわかないときに、たま~に使っています(きっと1人暮らしの人なら似たような経験があるのではないでしょうか!?)。
こんなものまでデリバリーしてもらえます!
飲食店やコンビニなど身近なお店のものをデリバリーしてもらえるのは、もはや当たり前ですが、福岡では「生がき」「ふぐ刺し」「しゃり玉」「シャンパン」までデリバリーしてもらえるのです。
刺身があれば、「しゃり玉」をデリバリーしてもらって、おうちで手作りお寿司パーティーなんかも楽しそう!
利用者にとって“便利”なのはもちろんのこと、お店側にも“専属の配達員がいなくても配達してもらえる”“フードデリバリーのサービス上に表示されることで広告効果”などのメリットがあるようです。
皆さんは「便利さをお金で買う派」「高いから使わない派」どちらですか? おうちご飯が増えている今、選択肢のひとつとして「フードデリバリー」も良いかもしれませんね。(文/ARNE編集部)
※この記事は番組放送時点での情報です。※出展: FBS福岡放送『めんたいワイド』(月曜~金曜 午後3時48分~)
※FBS福岡放送『めんたいワイド』(月曜~金曜 午後3時48分~)
※画像/DELBO ANDREA、Gorodenkoff/shutterstock
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