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高畑充希&宮野真守が出演!博多座4月公演・ミュージカル「ウェイトレス」見どころ紹介

こんにちは、ライターの山田志桜里です。

3年間住んでいたロンドンで(ほぼ)週1で劇場に通っていたほど、とにかく観劇が大好きな私。

福岡在住の今は博多座をよく訪れているのですが、開演が待ちきれないのが、4月に上演されるミュージカル『ウェイトレス』。

昨年ロンドン公演を観劇しましたが、引き込まれるストーリーに、すてきな曲の数々、かわいらしい舞台セット……。あまりの余韻に、帰り道に“翌日のチケット”を予約してしまうほどの作品でした。

そんな『ウェイトレス』がもうすぐ博多座に! しかも日本初演!ということで、毎日サントラを聴いて予習をしている私が、僭越ながら『ウェイトレス』の見どころをご紹介します!

博多座で4月に上演予定のミュージカル「ウェイトレス」ってどんな話?

劇場 ミュージカル「ウェイトレス」

画像:Adelphi Theatre

『ウェイトレス』は、映画『ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた』が原作で、2016年にブロードウェイで幕を開けると瞬く間に人気となった作品。

主人公は、アメリカの田舎町でウェイトレスとして働く、パイ作りが得意なジェナちゃん。

束縛の強いダメ夫との生活から現実逃避するように、パイ作りに没頭する日々の中、なんと妊娠が発覚。

産婦人科のポマター医師に、妊娠はうれしくないけど産むという正直な気持ちを打ち明けます。診察を重ねるごとに、お互い既婚者であると知りながら、どんどん深い関係となっていき……。

そんなある日、優勝賞金がもらえる「パイ作りコンテスト」開催の話を聞き、ジェナは優勝したら「夫と別れる」ことを決意。ジェナのコンテストの結果は? 2人の関係はどうなるのか?

……と気になるところで、続きはぜひ博多座で(笑)。

高畑充希、宮野真守…豪華なキャストに期待大!

画像:博多座

ジェナを演じるのは、ミュージカル経験も豊富な女優の高畑充希さん。透明感があり、伸びやかな高畑さんの歌声で、あのすばらしい曲を聴けるなんて夢のよう!

以前、音楽番組で『ウェイトレス』作品中の一曲『She Used To Be Mine』を披露されていましたが、言葉にならない美しさに思わず聴き入ってしまいました。

高畑さん自身、ブロードウェイとロンドンで観劇経験があり、この作品の大ファンなのだとか。本場の魅力をたっぷり感じてきた高畑さんが、舞台でどんなジェナを見せてくれるのか、わくわくが止まりません。

そして、ポマター医師役は、「声優界のプリンス」こと宮野真守さん。ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』で主役を務めたこともある宮野さんですが、“現代劇での恋愛”を演じるのは、本作が初めてだそう。

また、ウェイトレス仲間のドーン役に宮澤エマさん、ベッキー役にはWキャストでLiLiCoさん(ミュージカル初挑戦!)/浦嶋りんこさん。夫・アール役は渡辺大輔さん、ドーンに恋する粘着質なオギー役としておばたのお兄さん、店長兼シェフのカル役を勝矢さん、レストランのオーナージョー役に佐藤正宏さんも登場!

あまりに豪華な顔ぶれで、舞台上のどこを見たらいいのか困ってしまいそうで心配です。

眼福耳福!すてきな楽曲と舞台セット

ミュージカル「ウェイトレス」 劇場 緞帳

画像:Adelphi Theatre

ロンドンで観た『ウェイトレス』は、衣装も舞台セットもとってもかわいらしく、緞帳までチェリーパイ柄でした!

キュートな世界観にグッと心をつかまれたのを思い出します。

さらに印象に残っているのが、主人公のジェナちゃんたちがパイを作るシーン。キラキラと粉や液体が飛び散り、パイ作りの臨場感も抜群。 舞台をみているうちにパイを食べたくなってしまいます……ということで、ロンドンの劇場の売店にはなんと瓶詰めのパイも売ってありました。商品企画してくれた方、最高です!

ミュージカル「ウェイトレス」 劇場

画像:Adelphi Theatre

楽曲を手がけたのは、シンガーソングライターで女優のサラ・バレリスさんで、脚本、振付、演出もすべて女性。主要なクリエイティブを全て女性が担当したのは、“ブロードウェイ史上初の出来事”として注目されました。

楽曲が本当にすばらしいので、まずはサントラの一曲目「What’s Inside」を聴いてみて。パイの材料を呟くように曲が始まるのですが、思わず耳から離れなくなるメロディー。

恋に臆病になってしまう心境を歌い上げる「When He Sees Me」も、片想いの経験のある女性なら「分かる、分かるよ!」と、共感したくなるはず。

そして、ダメな関係だと知りながらもあふれ出す気持ちを、ジェナとポマター医師がデュエットで歌い上げる、リズミカルな「Bad Idea」は私のお気に入り。

(もちろんミュージカルは予習なしでも十分に楽しめますが、曲をさらっと押さえておくとコンサート感覚でノリノリで楽しめます!)

キュートな世界観に、笑いあり恋ありのストーリーライン、歌詞もメロディーもすてきな楽曲に、豪華なキャストたち……! これまでミュージカルになじみがなかったという人も、夢中になってしまうこと間違いなしの演目です。

というわけで、ロンドンでの観劇から作品の魅力をお伝えしましたが、4月「博多座」上演も期待が高まるばかり! ぜひ4月の博多座で一緒に、日本初演の『ウェイトレス』に大きな拍手を送りませんか?(文/山田志桜里)

<ミュージカル「ウェイトレス」公演情報>

会場:博多座(福岡市博多区下川端町2-1)
日程:2021年4月4日(日)~11日(日)
料金:A席 14,500円、B席 9,500円、C席 5,000円(全席指定・税込)
チケット:好評発売中
詳細⇒ https://www.hakataza.co.jp/lineup/202104/waitress/?tab=tab-01(「博多座」公式サイト)
※この記事は公開時点での情報です。 ※新型コロナウイルス感染症にかかわる諸般の事情により内容が変更となる場合があります。

【参考・画像】
※文/山田志桜里
※画像/博多座、Adelphi Theatre

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