【夏のブラ透け対策】意外な色だった!透けない下着の選び方マニュアル
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夏になると、薄い生地や白色などの洋服を着るようになるので、“下着が透けてしまう問題”に悩まされますよね。 「ベージュが肌色に馴染みそう」と考えて、下着の色を選ぶ人も多いと思いますが、実はそれは勘違い! 透けないブラジャーの色は、想像とは違う意外な色なんです。
今回は、ランジェリースタイリストのREINAさんに教えてもらった、ブラジャーサイズの測り方から付け方、色の選び方まで一挙大公開! ストレスなく自分に合った下着を正しく身に着ける方法と、“ブラが透ける問題”の解決策、ぜひ参考にしてくださいね♡
Index
知っているつもりで知らない「自分でブラサイズを測る方法」
まずは、ブラジャーを正しく選ぶために“サイズの測り方”をチェック。今までなんとなくサイズを選んでいた人は、この機会に正しいブラサイズを測ってみましょう。
ステップ1:メジャー・鏡・筆記用具を準備する
採寸に必要なものを先に用意します!
まず、メジャー。身体に沿いやすいような柔らかい素材のもの、できれば幅が太めのほうが測るときにズレにくいので好ましいです。
鏡は全身が映る大きさがよいですが、難しい場合は顔からウエストまでが入るものでOK。
それから、バストサイズはアンダーとトップの採寸値の差で決まるので、それぞれの数値をメモしておける筆記用具。
この3つを手元に用意してください。
ステップ2:ブラを着ける
バストの採寸って、ブラも外したヌードの状態で測るイメージでしょうか?
もちろんそれでもOKなのですが、ヌードのバストはアンダーの位置を見つけにくかったり、バストトップを測ろうとするとメジャーがズレやすかったりと、意外に難しいものです。
そこで、パッドが入っていないノンワイヤーのブラがあれば、それを着けた状態で測るのが理想的。もし、そんなブラがないという場合は、お手持ちのブラの中で“一番今の自分にサイズが合っている”と感じるブラを着けて、測ってください。
ステップ3:アンダーバストのサイズを測る
アンダーバストを測るときは、背筋を伸ばして鏡に対して横向きに立ち、体を横から見ながら測りましょう。
正面だけ見て採寸すると、背中に沿わせたメジャーが「斜めになっていた!」なんてことも。床とメジャーが平行になっているか、体を横から見ながらチェックしてください。
メジャーをぴーんと張らせて背中にピッタリ沿わせるのが、アンダーバストを正しく測るコツです。
脇を閉めて両サイドでメジャーを挟んだら、そのままバストのふくらみの真下へ通し、メジャーをクロスさせるように重ね合わせます。
そのとき、メジャーがクロスしている位置がアンダーバストの採寸値です。
それからもうひとつ! セルフ採寸を成功させるには、アンダーバストを測る位置が、下の画像のようにバストの膨らみより下すぎる位置にならないようにご注意を。
ステップ4:トップバストのサイズを測る
では、トップバストの採寸です。直立した状態から深くお辞儀をするように腰を直角に曲げて、背中からバストトップに向けてぐるりとメジャーを沿わせます。
体を直角に曲げて測ることで、下垂したバストでも左右差ある胸でも正しい位置で測ることができます。
トップを測るときは、バストトップに対して気持ちフワッとさせてあげるのがポイント。バストを押さえつけて測ってしまうと、ブラサイズが本来のサイズより小さくなる原因になってしまいますよ。
ステップ5:計算する
アンダーバストとバストトップの“採寸差”がバストサイズとなることは多くの人がご存知と思います。
ステップ3で測ったアンダーバストと、ステップ4で測ったトップバストの値の差が10cmならAカップ、12.5cmならBカップ……と、2.5cmごとにカップサイズが大きくなっていきます。
では、アンダーサイズはどうでしょう?
例)
(1)アンダー72cm トップ87cm →C70
(2)アンダー73.5cm トップ89.5cm →C75
上の2つは、カップサイズは同じ「C」ですが、アンダーバストが異なりますね。
アンダーサイズは5cmごとにサイズが変わるため、「
(1)の場合、アンダーサイズが70cmとは2cm差、75cmとは3cmの差があるので、より近い“70”が正解です。(2)の場合も同様に考えて、アンダーサイズ70より75のほうが近いので、C75となります。
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ブラのサイズ実は間違ってるかも!? “知っているつもりで知らない”セルフでの測り方5STEP
窮屈に感じてない!? 一日心地よく過ごすための下着の着け方
正しいサイズを調べたら、次は一日中締め付け感なく過ごすための“ブラジャーの着け方”をチェック!
着けるときはおじぎするように「45度前傾姿勢」で
ひと昔前の「寄せて上げてボリュームアップ」より、最近は「自然なシルエット」を望む人が多いこともあって、真っ直ぐに立ったままブラジャーを着けている場合が少なくありません。
でも、それと「ブラジャーの着け方」とは話が別なんです!
バストの位置にエイジングを感じはじめた人も、そうではない人も、ブラジャーを着けるときには、おじぎをするように上半身を前傾させて着けましょう。目的は、胴体とバストの「境目」をはっきりさせてあげること。
バストと胴体の「境目」は、エイジングによりだんだんと曖昧になるもの。真っ直ぐに立ったままの状態で着けていると“下がった位置”でバストが慣れていってしまいます。バストを下部から“それ以上は上がらないところ”まで持ち上げ、毎日、本来の位置に戻してあげることが大切なんです。
下からきちんと支えることで、アンダーバストのフィット感は良くなります。
バストにちゃんと手を添えて持ち上げてあげると、自分のバスト下部のラインがどこにあるかが分かりやすくなるので、そのラインにブラジャー内部のワイヤーをピッタリと沿うように整えると、着用しやすくなります。
こうして着けることで、よくあるお悩みの一つ「ブラジャーの上辺が浮く」という問題も起きにくくなるので、ぜひ今日からバストをあるべき位置へ!
チェックは必須!鏡の前で横向きに確認
日中、ブラジャーがズレやすい人の多くは、朝着けた時点ですでに、背中側のアンダーのベルトが上のほうになっている可能性があります。
ブラジャーを着けたあとは、正面だけのチェックに終わらず、鏡で横から見たとき、アンダーのラインと床が平行になっているかをチェックしてみてください。
ちなみに、横からチェックするのはショーツも。どんなショーツの形でも、「しっくり来ない」という人の原因は、正面ばかりに気を取られてしまい、横から見ると前か後ろのどちらか一方に引き上がっていて、水平のラインができておらず、位置が偏っていることが多いです。
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「帰ったらすぐ下着外したい」はNGサイン!“1日中心地よい”ブラの着け方「基本のキ」
「ベージュ」の下着が透けにくいは間違っていた!?
ここからは、下着の透け対策をご紹介します。
まず透け対策の定番カラーといえば「ベージュ」ですが、実は色味によっては“透け対策になっていない”こともあるのはご存知ですか?
実は、ベージュの下着は、室内では透けて見えないのに、太陽の下で確認すると「バッチリ透けている!」なんてこともありますし、透けない下着選びの基本は、自分の肌の色よりワントーン濃いベージュ(イメージとしては茶色に近いもの)とされています。
とはいえ、下着が並ぶ引き出しを開けたとき、ずらりとベージュが並んでいては味気ないですよね……。
ランジェリースタイリスト選ぶ!夏の透け対策新定番は「赤」
実は、夏こそぜひ手に取っていただきたい“透け対策カラー“は「赤」! ランジェリー好きの間では、夏の赤い下着は新定番になりつつあります。
赤なんて、余計に目立ちそうなイメージですが、真っ白のTシャツの下に赤のブラを着けると、目を凝らして見ても、何色の下着を着けているかまったく分からないと言っていいほどなんです!
ただし、「赤」ならどんな赤でもOKではありません。フレッシュで明るい赤なら、やはり透けてしまいます。ベージュと同じで、明るい色味は浮き立ちやすいのです。
赤にもいろいろありますが、より透けにくい赤い下着選びのポイントは、お肌の血色に馴染む赤。
明るい赤よりは、ボルドーやダークチェリーのような落ち着いた色を選ぶのがおすすめ!
それから、日に焼けたようなテラコッタ寄りの赤もお肌との馴染みがよくて◎です。
しかも、赤なら着けていて女性らしさや、色味の楽しさを感じられる魅力もありますね♡
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実は「ベージュ」じゃなかった!? 透けない下着の“新定番”とは?<おすすめブラ4選>
本当に透けない?いろいろな色で「透けやすい」「透けにくい」を検証してみた!
「本当に赤で大丈夫……?」とまだ疑っているあなたに向けて、実際に白Tで透け具合を検証してみました!
用意したのは白いTシャツ(コットン100%)と5色のリボン。左から、白、モカ、テラコッタ、ダークチェリー、赤です。
Tシャツの下に潜らせただけの状態では、こんな感じ。
では、腕を中に通して、肌とのなじみ方を見てみましょう!
左から、白、モカ、テラコッタ、ダークチェリー、赤です。
いかがでしょうか? 肌となじませることで見え方(透け方)が変わったのが分かりますか?
一番左の「白」は肌より明るい色のため色がはっきり分かりますね。一番右の「赤」も先ほどお話しした“明るい赤”なので、色が透けて分かります。
そして、肌の色との一体化によって一番なじみ、透けにくいのは真ん中3色。「モカ」「テラコッタ」「ダークチェリー」でした。
それでもやっぱり「赤は……」という人には、「モカ」のようにベージュよりワントーンダークな色で透け対策するのをおすすめします。
色味に迷ったときのポイントは、ご自身の肌よりワントーン“ダーク”な色を選ぶこと。そうしておけば、室内では透けて見えなかったのに、外で見たら透けている!という失敗をせずに済みますよ。
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【検証してみた】透けない下着の色は「ベージュ」じゃなくて、“まさかの色”だった!
今回は正しい下着の着け方から透けない色の選び方まで、ブラジャーにまつわるポイントをご紹介しました。暑い日が続きますが、好きな洋服を身につけて夏を楽しむためにも、この記事を参考にしてくださいね!(文/ARNE編集部)
【参考・画像】※画像/REINA
※画像/Nutnaree Saingwongwattana、Syrtseva Tatiana、itti ratanakiranaworn、pu_kibun、Aquarius Studio、Maridav、Jacktamrong、O.PASH、Brunal、Jacktamrong、O.PASH、Brunal/Shutterstock
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