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令和は平成も懐かしむ時代!いまブームを巻き起こしている「平成レトロ」って?

2021.04.30

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当時の懐かしい文化などを表わす「大正ロマン」「昭和レトロ」という言葉。

令和の現代は、すでに平成も懐かしむ時代! いまブームを巻き起こしている「平成レトロ」を2021年4月15日(木)に放送されたFBS福岡放送『めんたいワイド』よりご紹介します。

「平成レトロ」って?

平成レトロとは、「平成を懐かしく想う文化的風潮」のこと。

主に、1989(平成元)年~1990年代中盤(平成一桁)の生活文化に再注目する趣向です。

平成レトロとは

画像:FBS福岡放送『めんたいワイド』

「平成レトロ」を広めているのは、子ども時代に平成カルチャーを経験した「ミレニアル世代(80年代後半~90年代半ば生まれ)」と、平成初期の文化に親しみがない「Z世代(90年代後半~2010年代生まれ)」の二世代。

ミレニアル世代とZ世代

画像:FBS福岡放送『めんたいワイド』

平成に流行ったモノやコトを「懐かしい~」と思うのがミレニアル世代、「逆に新しくて新鮮!」と思うのがZ世代というイメージでしょうか。

「平成レトロ」の象徴的なアイテムは?

平成レトロの象徴的なアイテムといえば、1986年に誕生したフィルムカメラ『写ルンです』(画像は現在販売されているものです)。

画像:FBS福岡放送『めんたいワイド』

「今みたいに連写して一番いい顔をインスタにアップなんてできない! 貴重な20数枚、1枚を撮るのに“全集中”! 写真屋さんで現像して、どんな顔で写っているのかドキドキだった」とスタジオMCも懐かしみます。

そんな『写ルンです』は、発売後、爆発的なヒット! 売り上げ数のピークは1997年で、その後2012年には大幅な生産縮小。

ですが、2016年に20代女性を中心に再ブーム! 再ブームの理由は、「きれいな写真が簡単に撮れるZ世代にとっては、画質の粗さや風合いなど初めて触れる“不完全さ”が新鮮だったのでは?」といわれています。

画像:FBS福岡放送『めんたいワイド』

もうひとつ、平成レトロを代表するアイテムといえば『たまごっち』。

画像:FBS福岡放送『めんたいワイド』

1996年に発売された初代たまごっち。発売の翌年には『新語・流行語大賞』に入賞し、発売後2年半で世界中で4,000万個売れる大ブームでした!

しかし、1998年にはブームが去り、生産終了。

ですが、メインターゲットを女子高生から女子小学生に変え、2004年に通信機能を追加すると再びブームに! 現在も売れ続けています。

画像:FBS福岡放送『めんたいワイド』

最新のたまごっちは、なんと液晶がカラー! TVアニメ『鬼滅の刃』モデルの『きめつたまごっち』まで登場しています。

最新たまごっち

画像:FBS福岡放送『めんたいワイド』

初代たまごっちで遊んでいた世代が親になり、子どもと一緒に遊んでいるという時代です。

平成レトロブームは現代の必需品「マスク」にも!

平成初期は、携帯など身の周りのあらゆるものをデコる“デコブーム”でした。

画像:FBS福岡放送『めんたいワイド』

DIYやSNS映えブームのいま、「自分らしさ」「他人との差別化」ができるとデコブームが再燃!

画像:FBS福岡放送『めんたいワイド』

現代の必需品「マスク」もキラキラにデコります。

画像:FBS福岡放送『めんたいワイド』

このデコマスクは、福岡のデコショップ『アストレイア』がオンラインで販売しているもの。全国から月100件以上の注文が入っているそうです。

画像:FBS福岡放送『めんたいワイド』

令和が始まったばかりだと思っていたら、あっという間に平成は“懐かしの時代”に。時代や世代が変わっても、気持ちはいつまでも若くいたいものです♡(文/ARNE編集部)
※この記事は番組放送時点での情報です。※出展:FBS福岡放送『めんたいワイド』(月曜~金曜 午後3時48分~)

【参考・画像】
FBS福岡放送『めんたいワイド』(月曜~金曜 午後3時48分~)

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