北九州に“ヤマンバ”が現存!? 令和を生きる“ガングロギャル・うぬさん”って一体どんな人?
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令和のこの時代、北九州に「ヤマンバギャル」が存在しているというウワサを知っていますか?
地元のいろんなことを根掘り葉掘り検証する、超どローカルバラエティ番組『地元検証バラエティ 福岡くん。』(FBS福岡放送)が、そのウワサを調査!
2021年2月28日(日)に放送された『福岡くん。』より、北九州にいるというヤマンバギャルのウワサの真相をご紹介します。
そもそも「ヤマンバギャル」とは?
「ヤマンバギャル」とは、1990年代後半~2000年代前半にかけて、東京の渋谷センター街などに数多く出現したガングロメイクとド派手なファッションが特徴の女性のこと。
美白メイクが主流の現代では考えられないようなメイクですが、そんな“ヤマンバギャル”がブームから約20年経った今でも北九州に存在しているのだとか。
そこで、番組では北九州のヤマンバをリサーチ! すると、SNSで「うぬ」さんを発見。
取材のお願いをしてみると二つ返事でOK! うぬさんに会うべく、北九州へ向かいます。
いざ、うぬさんと対面!
スタッフが待っていると、奇抜なファッションの人物が自転車で現れました……。
超ロングな金髪。
カラフルにデコりまくった激長の爪。
目の輪郭が分からなくなるほど盛りすぎなアイメイク&まつげ。
この方こそが、今も北九州に現存するヤマンバギャルのうぬさんです!
「番組のために」ではなく、好きで普段からこのファッションをしているという“生粋のヤマンバギャル”。
しかし、ヤマンバギャルが流行したのは20年前。その“生き残り”となると、気になるのが年齢……。
恐る恐る聞いてみると……な、なんと、37歳! いわゆる“アラフォー”にして、現役のヤマンバギャル。もしかしたら、史上最高齢のヤマンバギャルかも!?
ヤマンバギャルの“普段の生活”に密着!
うぬさんが足繁く通っているというのが『魚町銀天街』。
うぬさんが歩いていると、周囲の視線を独り占め状態。
ですが、うぬさんは「あまり人を見ないようにしている。店とか物にフォーカスして感じないように。心を無に」と強靭なメンタルで、意に介さない様子。
商店街に来ると立ち寄るという100円ショップで購入したのは……
「カリカリ梅」や「干し芋」など渋めなチョイス。それよりもスタッフが気になったのが……
エコバッグ! 「基本袋は持ち歩いています」と、意外にもエコなうぬさんです。
続いて向かったのは『旦過市場』。旦過市場名物のカナッペを食べているのですが……
長い爪で、もはや何を食べているか分かりません!(笑)
ちなみにこれが、うぬさんが食べているカナッペです。
休日によく立ち寄るという『ワンネスコーヒー ブリュワーズ』。おしゃれなカフェです。
このカフェで開催予定という「ヤマンバメイク講座」なるイベントは、すぐに定員いっぱいになる人気ぶり! 地元で地味に話題のヤマンバギャルです。
一体なぜヤマンバギャルに?
見た目の派手さから、初対面の人から辛口なことを言われることもあるようですが、一体なぜそれでもヤマンバギャルを貫くのか? うぬさんに聞いてみると、「そもそも“マンバ”が見たいんですよ。マンバが見たいのにいないから自分が着る、どこにもいないから自分でやる」とのこと。なるほど~。確かに現代でヤマンバギャルを見るのは難しいですよね。
(ちなみにARNE編集部調べによると、「ヤマンバ」と「マンバ」はメイク方法が違うのだとか!? “ヤマンバの世界”も奥が深そうです(笑))
うぬさんを見かけた街の人に話を聞いてみると、「懐かしい感じ」「現代にもいるんだなぁ」「蘇ってきたみたい」となかなかの有名人! 写真を頼まれることもよくあるのだそう。
そもそもヤマンバギャルになったきっかけは、先輩に誘われたハロウィンパーティー。「ガングロギャルの仮装をしよう」と、日焼けサロンで1か月焼いたのだそう。
そして、ハロウィン後も「このまま黒ギャルになろうと思って。ちょうど3年前くらいですね~」と。
……!? なんと、ヤマンバ歴は3年! 衝撃の事実です。
衝撃事実が次々と発覚!
うぬさんの自宅についていくと、さらなる衝撃事実が発覚! 住んでいるのは……
まさかのタワマン! 見晴らしの良い上層階に住んでいます。
実はうぬさん、東京藝術大学を卒業し、大手一流企業の製品デザインを担当するすごい方! エリートなんです。
さらに、クローゼットを見ていると、難しそうな本を発見! 「難しそうな本ですね……」というスタッフに対し、「旦那さんの本かもしれない」とうぬさん。
まさかの既婚者でした。旦那さんにも話を聞いてみると、「僕はスッピンの方が好きですけど、これが良いって言ってるから仕方ない」と優しい!
旦那さんと出会ったのは16年前。出会ったときは“普通の女性”でした。
しかし、大学生のときにロリータに転身。
そして、今に至ります。
ハマるととことんやるのがうぬさん。旦那さんは「ロリータもあったし、もう何も感じない」だそうです(笑)。
スッピンも大公開!“ヤマンバメイク”が完成するまでを観察
せっかくなのでスッピンが見たいとスタッフが懇願したところ、なんと特別に見せてくれることに! 美人さんです。
ここからは「ヤマンバメイク」が完成するまでの一部始終をお届けします。
まずは、なかなか見ることのないガングロ色のファンデーションを顔に塗ります。
そして、コンシーラーをまぶたに塗って、鼻筋に線を描き、唇にも塗りたくる。
ここで欠かせないメイク道具“ポスカ”が登場!
ポスカは本来文房具ですが、「どうしても目頭の真っ白さは、これじゃなきゃ出ない」とのこと。ポスカを使って目頭にラインを引きます。
続いて、見たことないような極太アイライナーでまぶたを塗りつぶします。
目の下にアイラインを入れて、デカ目効果!
最後に、2枚重ねにしたつけまつげをつけて完成!
所要時間1時間半、ヤマンバメイクの完成です。
もはや芸術?(笑) 時代の流れにとらわれず“自分らしく生きる”うぬさん、かっこいい! 以上、北九州には“ヤマンバギャル”が現存していました。(文/ARNE編集部)
※この記事は番組放送時点での情報です。※出展:FBS福岡放送『地元検証バラエティ 福岡くん。』(毎週日曜お昼12時35分~)
※FBS福岡放送『地元検証バラエティ 福岡くん。』(毎週日曜お昼12時35分~)
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