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「シャンプーブラシ」の選び方&使い方

頭皮汚れがスッキリ!シャンプーブラシの選び方&使い方を美容師が解説

こんにちは、美容師のHARUNAです。

暖かくなると、頭皮のにおいやベタつきが気になるという人もいるのでは。そんなときは、“シャンプーブラシ”がおすすめです。

そこで今回は、シャンプーブラシのメリットとデメリット、選び方や使い方のポイントなどを、詳しくご紹介します!

シャンプーブラシのメリット&デメリット

頭皮に心地よい刺激があり、洗い上がりもさっぱりするので、一度使い始めたらクセになってしまう人も多い、シャンプーブラシ。

まずはメリットやデメリットを確認しておきましょう。

メリット

  • 頭皮の毛穴汚れが落ちやすい
  • 頭皮や毛穴がきれいになることで、ベタつきやにおい対策ができる
  • 頭皮に刺激を与え、健やかな髪を保ちやすくする
シャンプーブラシのメリット、デメリット

画像:Shutterstock

シャンプーブラシには適度な弾力があり、頭皮の汚れをかき出しやすいのが大きな特徴の一つ。

手で洗うだけでは取り切れないような汚れもきちんと落とすことで、頭皮を健やかな状態に保ちやすくなります。

頭皮の毛穴詰まりが原因の、頭皮のべたつきやにおいを防ぐことも期待できますよ!

デメリット

デメリットというより、使用するときに注意しておきたいことです。

  • 力を入れすぎた状態で使うと頭皮を傷つけてしまう
  • 無理に引っ張ると、抜け毛や切れ毛の原因になる
シャンプーブラシのメリット、デメリット

画像:Shutterstock

ロングヘアの人や、髪が濡れたときに絡まりやすい人は、強い力で引っ張ってしまうことでかえってダメージに繋がる可能性があるため、正しい使い方をマスターしましょう。

また、頭皮に炎症やかゆみがある場合には使用は控え、まずは医師に相談してください。

シャンプーブラシの選び方

まずは手に持ちやすい形のものを選ぶことが大事。泡が付いていたり濡れたりした状態で使うものなので、フィット感が重要です。できれば実際に手に持ち、試してからの購入をおすすめします。

シャンプーブラシは、「シリコン」「ポリプロピレン」「ナイロン」のいずれかの素材で作られていることがほとんど。素材によってそれぞれ特徴が異なるので、選ぶときの参考にしてください。

シリコン

やわらかくて肌あたりがやさしい素材のため、細い髪の人ややわらかい髪質の人に向いています。

シャンプーブラシの選び方

画像:Shutterstock

ほどよい弾力があるので、頭皮を傷つけにくく、頭皮がデリケートな人や初めて使用する人にもおすすめ。ブラシに継ぎ目がないものが多く、汚れが付いても洗いやすいため、お手入れが楽なのもうれしいポイントです。

ポリプロピレン

弾力のある硬めの素材で、しっかり洗ったという実感が欲しいという人や硬く太い髪の人、毛量の多い人におすすめです。

シャンプーブラシの選び方

画像:Shutterstock

適度な刺激を得られるので、使用後の爽快感を感じやすく、やわらかいシャンプーブラシでは物足りなさを感じやすい人にも最適ですよ。

ナイロン

ピンがやわらかく細い形状のため髪の毛が絡まりにくいので、ロングヘアの人におすすめの素材です。

シャンプーブラシの選び方

画像:HARUNA

シャンプー時以外でも、一般的なブラシのように使用できるのもポイント。

トリートメントを馴染ませるときにもおすすめです。

シャンプーブラシの使い方

最後にシャンプーブラシの基本の使い方をご紹介します。

事前の準備

まずは髪を濡らす前に、毛先からとかして徐々に上へ、絡んだ部分をブラッシングしていきます。髪の絡まりをとったら、髪をよく濡らして、シャンプーを泡立てていきます。

このとき使うシャンプーは、ダメージケアタイプのものがおすすめ。シャンプーブラシを使う場合はシャンプーの時間が通常より長くなるので、洗浄力の強いタイプのものでは、頭皮や髪への負担がかかりすぎてしまうことがあります。

そして、髪や頭皮を傷めてしまわないよう、必ずしっかりとシャンプーが泡立った状態で、シャンプーブラシを使っていきます。

シャンプーブラシの使い方

画像:Shutterstock

基本の使い方とポイント

ブラシをしっかりと手で握ったら、まずは、おでこの真ん中にブラシを置き、つむじに向かって一定方向にときます。これをもう一度繰り返します。

シャンプーブラシの使い方

画像:HARUNA

このとき、力を入れるのではなく、あくまでも頭皮の上を滑らせるように使うのがポイント。また頭皮を傷つけないように、1か所につき2回程度にブラッシングを抑えることが大切です。

そのあとは、先ほどのおでこの真ん中から位置を少しずらして、おでこからつむじまで一定方向に2回ほどとかし、ほかの場所も同じようにといていきます。

特に、頭頂部は汚れが溜まりやすいので、とかし忘れのないように意識しましょう。

次に、こめかみ→耳上→首の後ろという流れで、両方の耳まわりを一定方向に2回ほどときます。

シャンプーブラシの使い方

画像:HARUNA

特に頭皮ケアを丁寧に行いたい場合は、ブラシを上から軽く3秒ほど押し当てて離します。首のつけ根→耳周り→後頭部→ハチ周りの順に押し当てていきましょう。

シャンプーブラシの使い方

画像:Shutterstock

この動作を毎日3分間程度行って健康的な頭皮をキープできると、健やかな髪が育ちやすくなっていくはずですよ。

最後に、シャンプーをしっかりと洗い流したら完了です。

ぜひシャンプーブラシを使って、健やかな頭皮と髪を目指してくださいね!(文/HARUNA)
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【参考・画像】
※文・画像/HARUNA
※画像/Pixel-Shot、Iryna Imago、Avocado_studio、Chiociolla、anmannyan、Alexandra Morosanu/ Shutterstock

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