ちゃんと使えてる?【美容師直伝】「ヘッドサイズの大きいヘアブラシ」の使い方
こんにちは、美容師のHARUNAです。
最近、さまざまなブランドから発売されている“ヘッドサイズの大きいヘアブラシ”。イマイチその良さをよく知らないという声も多く聞きます。
そこで今回は、使うタイミングや使い方など詳しくご紹介します。
ヘッドサイズの大きいヘアブラシの特徴
一番の特徴は、もちろん“ヘッドの大きさ”。ヘッドが手のひらくらいに大きいアイテムも珍しくはなく、広範囲の髪を効率よく手入れすることができます。
一般サイズのブラシで何回かに分けてブローしていたところも、ヘッドの大きいブラシなら少ない回数で済み、髪への負担を減らすことができるのです。
また、長さの違うピンが配列されているものや、パドルブラシなどクッション性があるものが多いのも、ヘッドが大きいブラシの特徴。
ピンの長さが違うブラシは、長いピンでしっかりと髪の毛をとらえ、短いピンで髪の表面をなでるようにとかせるので、髪を無理やり引っ張ることなく、絡まりをやさしくほぐすことができます。
特に髪の毛が絡まりやすい猫っ毛の人やロングヘアの人は、ブラシを選ぶ際に「ピンの配列」を重視してみてください。
クッション性があるブラシは、頭皮に刺激を与えることができるので、頭皮ケアとしても使うことができますよ。
ヘッドサイズの大きいヘアブラシを使うタイミングととかし方
このブラシを使うのに一番のおすすめは、髪を乾かすとき。ヘッドの大きさに加えて、長さの違うピンが配列されているものが、髪が絡まりにくいです。
根元からしっかりと乾かし、毛先が8割ほど乾いてきたら、大きめのブラシの出番!
毛先→全体の順にブラシで髪の絡みを取りながら、毛先に残った水分を乾かしていきます。
髪は水分が飛ぶときに形が決まるので、乾かしながら髪の面を広くとらえるブラシでとかすことで、毛流れが一気にまとまり、艶感の出る髪に仕上がりますよ。
ヘッドが大きいブラシでは襟足部分がとかしにくいと感じる場合は、頭を下げるか、とかす側と反対に頭を傾けて使いましょう。
髪を結ぶ際にも同じように襟足をとかせば、襟足の髪まできれいにまとまりますよ。
クッション性があるヘッドサイズの大きいヘアブラシを使った頭皮ケア法
次に、ヘッドサイズの大きいブラシを使った頭皮ケアの方法をご紹介します。
頭皮ケアを行いたい人は、クッション性があり、ピンの先に丸みがある、頭皮にやさしいブラシを選びましょう。
クッション性のあるブラシが頭皮に刺激を与えてくれるので、顔のくすみが気になる人は一度試してみてください。朝のメイク前と一日の終わりに使うのがおすすめですよ。
首のつけ根→耳周り→後頭部→ハチ周りの順に、ブラシを押し当てていきましょう。
ブラシを狙ったポイントに置いたら、頭の中心部に向かうイメージで力を加えながら、頭皮を軽く押して刺激します。あくまでイメージなので、実際にはブラシは最初に置いたポイントから動かしません。
耳の後ろなどの狭い場所にブラシを当てる際は、ブラシの角度を変えながら頭皮にフィットするように工夫してみてください。
ブラシをグリグリ回したりジグザグに交差させたりするように動かすと、切毛の原因となったり、頭皮を傷つけてしまったりする可能性があるので、気をつけましょう。
ブラシのお手入れ方法
最後に、ブラシのお手入れ方法です。
これはヘッドの大きさに関係なく言えることですが、ブラシを長く愛用するために、そして美しい髪を維持するために、使用後のブラシは清潔にしておきましょう。
ブラシの間に髪が絡まったときは、くしの先など細いもので、髪の毛をきれいに取り除いてください。ブラシのピンが変形しないよう、形状に合ったアイテムを選んでくださいね。
また、丸洗いできる素材のブラシを選ぶのもおすすめです。
付着した皮脂をしっかりと洗い流して、清潔に保つようにしましょう。
これからは髪の乾燥も気になる季節。持ちやすさや扱いやすさなど、お気に入りの一本を見つけて、健やかな髪と頭皮を保てるよう、ぜひ日々のお手入れに使ってくださいね!(文/HARUNA)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/HARUNA
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