うまく巻けない…を解決!美容師が教える「利き手側&後ろ側」をきれいに巻く方法
こんにちは、美容師のHARUNAです。
今っぽいニュアンスが出せる、毛先のカール。コテやアイロンを使ってアレンジしているという人も多くいるのではないでしょうか。
ただ、利き手側と後ろ側が、コテやアイロンを持つ手をどのように動かしたらいいのか分からず、うまく巻けないという声もよく聞きます。
そこで今回は、利き手側と後ろ側をきれいに巻く方法をご紹介します。
「利き手側」の巻き方
まずは「利き手側」の巻き方から。
髪を巻くときに、利き手と利き手ではないほうの手とで巻きやすさが違うのは、身体の使い方にあります。
たとえば、右手が利き手の場合。右手で左側の髪を巻くのは、利き手を前に持ってこられるので巻きやすい動作になります。
反対に、右手で右側の髪を巻くのは、利き手を後ろに持ってこないと巻けないので、腕が動かしにくく巻きにくい動作といえます。
そのようなときは、頭を左側へ向けてみてください!
利き手とは反対の方向に頭を向けて巻くと、利き手がスムーズに動かしやすくなり、巻きやすくなります。
そのほかの方法として、真正面を向いたまま、頭を利き手側に傾けるのもおすすめですよ。
頭を傾けることで腕が動かしやすくなり、コテの操作がしやすくなるので、ぜひ試してみてください!
「後ろ側」の巻き方
次は、後頭部などを含めた「後ろ側」の巻き方について。
髪の後ろ側は、自分からは見えにくいため、どう巻いたらいいか分からないと悩む人も多くいると思います。
まずは、襟足と頭頂部を分けて、襟足から巻いていきましょう。「利き手側」の巻き方と同様に、「後ろ側」を巻くときも、頭を傾けると巻きやすくなります。
襟足の巻き方
「後ろ側」を巻く際、特にボブの人は、首や肩に当たっても火傷の心配が少ないストレートアイロンの使用が、できればおすすめです。コテしかないという人は、首まわりにタオルなどを巻いておきましょう。
まずは、頭を利き手側に傾け、親指を外側にしてアイロンを持ちます。
利き手ではないほうの手で毛先を掴みながら、首に沿うように襟足の髪をすくったら、火傷に注意しながらアイロンを内側に向かって押すイメージで毛先までスライドさせてください。
こうすることで、後ろ側にきれいなカールが作れますよ。
左の後ろ側を巻くときも、左側へ頭を傾けてからアイロンを襟足に入れましょう。
襟足を巻く場合は、襟足を巻きたいほうに頭を傾けるのがコツですよ。
後頭部の巻き方
最後に、真後ろの頭頂部を巻いていきます。この部分がきれいに巻けていると、髪の表面に艶ができ、きれいな髪にも見えるので、巻き方をきちんと押さえましょう!
まずは、下の写真のように、頭頂部と耳の間のでっぱりであるハチから上の、つむじまわりの髪をぐるっと取ります。
後頭部を巻くときは、つむじを起点にするのがポイント。つむじまわりの髪を根本から挟んで、一気にコテを通します。
そのあと、つむじまわりの髪を右と左に分け、利き手ではないほうの手で毛先を持ちながらコテで挟んで、左右それぞれに再度巻きましょう。
こうすることで、頭頂部の巻き残しを防止し、きれいに巻くことができます。
また、後ろ側がきちんと巻けているか不安な場合は、巻き終えたあとに、合わせ鏡にして確認しましょう。
洗面所の二面鏡や三面鏡が、髪全体が見えやすいためおすすめですが、難しい場合は、大きめの手持ち鏡を使って、洗面所の鏡に左右交互に反射させて確認するのもおすすめです!
巻きにくいと思っていた部分も、身体の向きを工夫することで、きれいに巻くことができます。この記事を参考に、ぜひ挑戦してみてくださいね!(文/HARUNA)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/HARUNA
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