目指せロングヘア♡ 【美容師が解説】ショート&ボブからできる「美しい髪の伸ばし方」
こんにちは、美容師のHARUNAです。
ふと「ロングヘアにしたいな……。」と思い立っても、ショートやボブの方が伸ばし始めるとなると、その期間はかなりのもの。
伸ばしかけの髪がうまくまとまらなかったりして、伸ばすことを諦めてしまったという経験のある方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、伸ばしている途中のヘアスタイルも楽しめる、きれいな髪の伸ばし方を美容師目線でご紹介します。
定期的に美容院でメンテナンスカットする
髪を伸ばしたいときに何もメンテナンスをせずにいると、髪が広がってヘアスタイルが保てなくなったり、毛先にダメージが蓄積されやすくなったりしてしまいます。
美しく髪を伸ばすためには、定期的に美容院に通いましょう。
では、美容院にはどれくらいの頻度で通い、どのようにオーダーしたらよいのでしょうか。
まず頻度ですが、ショートヘアの方は、ヘアスタイルを維持したい場合には1か月に1回ほどがおすすめですが、伸ばしているときは2か月に1回程度、ボブの方は3か月に1回程度、メンテナンスカットに通うのがおすすめです。
一般的に、髪は1か月に1cmほど伸びるといわれています。
たとえば、ショートの方は2cmほど、ボブの方は3cmほど伸びてから、1cmほどメンテナンスカットをすると良いでしょう。
これを積み重ねていくと、枝毛や毛先のダメージを取り除きながらきれいに伸ばすことができるのです。
オーダーは、担当の美容師さんへ、伸びたときにはどんなヘアスタイルに仕上がることを目標としているのかを共有し、お任せしましょう。
髪が伸びてくるとボリュームも気になり、すいて軽くしてほしいとオーダーする方もいらっしゃると思います。しかし、毛量はすき過ぎると、毛先が薄くなって伸びたときにまとまりが悪くなります。
ボリュームが出て重いからといって、毛先が薄く軽くなりすぎないように注意して、毛量の調整をお願いしてみてくださいね。
伸ばしかけの髪のヘアアレンジ
反対に、毛先が軽いレイヤースタイルのショートヘアやボブから伸ばす場合は、毛先をはねさせるなど、動きのあるスタイルを楽しみながら伸ばしていきましょう。
また、髪の毛は1本1本伸びる早さが違うため、美容院で整えたあとは毛先にまとまりがあっても、伸びるうちにまとまりがなくなってきます。そんなときは、アレンジして楽しんでみましょう!
まずは、髪を後ろに一つにまとめ、きれいに結びます。
結ぶゴムは目立ちにくいラバーゴムがおすすめですよ。
次に、ゴムに差し込むように、ポニーフックを付けます。
ポニーフックを使うと、まとまりのない毛先をおしゃれにごまかすことができます。
まだ髪が短く、横の髪がパラパラと落ちる方は、さらに存在感のあるピンで留めましょう。
髪が落ちるのを予防しながら、おしゃれに魅せることができますよ。
自宅でできるヘアメンテナンスをする
髪の毛は伸びるうちに、摩擦によって毛先が傷んだり、紫外線にさらされ続けることでダメージが蓄積しやすくなります。一度受けてしまったダメージは、ケアをしていかないと自然に治ることはありません。
髪をきれいに伸ばすためには、日頃から自宅でもヘアメンテナンスを行うことが大切です。
まず、欠かさず気をつけてもらいたいのは、髪をきちんと乾かすこと!
自然乾燥は髪に傷がつきやすく、毛先にダメージを受けやすくなります。枝毛を予防するためにも、お風呂あがりや髪を濡らしたあとは、きちんと乾かすことが何よりも大切ですよ。
また、髪が伸びて肩につくようになると、洋服による摩擦の影響を受けやすくなります。顎の下あたりから毛先の髪にかけて、洗い流さないトリートメントで補強してから髪を乾かし、摩擦から髪を守りましょう。
髪を根元から美しくしたいという方には、頭皮ケアもおすすめです。毎日のシャンプーの際に、首のつけ根→耳からおでこにかけての生え際→頭頂部という流れを意識しながら、頭皮を1、2分ほど軽い力でもみほぐしていきましょう。頭皮の血流を良くすることは、健やかな髪への一歩に繋がります。
髪を伸ばすことは時間がかかりますが、目標のヘアスタイルをイメージしながら、担当の美容師さんにも相談して、伸ばし途中の髪も楽しんでくださいね!(文/HARUNA)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/HARUNA
※画像/maroke、LightField Studios、kei907/Shutterstock
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