老け見えを撃退! “口元のたるみに対抗する”美容家直伝「ほうれい線のスキンケア」
こんにちは。美肌研究家の杉本由美です。
30代になると気になりだす人も多い、しわやたるみなどのエイジングサイン。その中でも、特に老け見えを加速させてしまうのが、ほうれい線です。
乾燥や紫外線などの外部刺激や、加齢の影響によるものなど、ほうれい線が目立つ原因はさまざま。いずれにせよ早めに対策を行うことが大切です。
そこで今回は、ほうれい線のためにできる口元ケアの方法と、意識してほしい行動を詳しくご紹介します。
中指を使った保湿ケア
まずは、口元の乾燥を防ぐ保湿ケアから。
顔全体に化粧水をハンドプレスして水分を浸透させたら、ほうれい線ラインに中指をピタッと密着させて化粧水を重ねづけしましょう。
肌を擦らないよう、やさしく押し当ててください。
続けて、美容液や乳液、最後にクリームで素早く潤いを閉じ込めます。
このときも、化粧水のときと同様に、手のひらに残ったクリームを、中指を使ってほうれい線ラインにやさしく押し当てましょう。
普段通りのスキンケアの中に、動作をひとつ加えることで、乾燥しやすい口元が潤いを保ちやすくなりますよ。
それでも乾燥が気になる人は、肌にハリや弾力を与えるヒアルロン酸やセラミドが含まれた化粧水や、コラーゲン配合の美容液を選びましょう。
また、メイク前にパックを行うとメイクのりが良く、ほうれい線が目立ちにくくなるのでおすすめです。朝の準備をしながらの5分間でOKなので、ぜひ試してみてくださいね!
日頃のクセを直す
普段何気なくやってしまっているクセが、ほうれい線を目立たせる原因になっているかもしれません。
たとえば、スマホを見る姿勢。
スマホを使うとき、うつむきながら画面を見ることが多い人は要注意。この姿勢が長くなると、重力により顔がたるみやすくなり、ほうれい線が目立ちやすくなる可能性があります。
さらにブルーライトも浴びているため、お肌がストレスを受け、ハリなどを低下させる原因にも。
スマホは、自分の目線と画面の高さを合わせて持ち、長時間の使用は避けるようにしましょう。
また、頬杖をつくことは骨格の歪みだけでなく、頬に圧力がかかることでしわにつながる恐れも。普段のクセを思い返し、お肌のためにも、正しい姿勢を心がけてみてください。
常に口元を意識する
また、日頃のちょっとした意識で、ほうれい線を目立ちにくくすることもできます。
マスクの着用が増えてからは、鼻呼吸から口呼吸になってしまっている人もいるようです。口呼吸は口元の筋力低下につながってしまう要因のひとつとされ、たるみを引き起こし、ほうれい線などが目立ちやすくなることも。
ふと気づいたときに口が開いているという人は、鼻呼吸を意識してみてくださいね。
また、ほうれい線を目立たせたくないからと笑顔を控えめにしてしまうという人もいるかもしれませんが、これは間違い。
口元を動かさないようにしてしまうと、表情筋が衰え、顔がたるんでほうれい線が目立つ原因にもなってしまいます。
口角を上げて表情豊かに過ごせるよう心がけてくださいね。
摩擦を減らす
皮膚が薄い口元は摩擦が加わるとしわができやすい部分なので、普段から摩擦を減らすように注意しましょう。
たとえば、化粧下地やコンシーラーなどでベースメイクをする際は、やさしく指の腹でタッチして塗り、メイクオフの際も、泡洗顔でやさしく汚れを落とし、水滴を吸わせるようにタオルを顔に押し当てる……など、生活の中での動作を意識できると良いですね。
食事で口を拭うときも、口元を必要以上に拭わず、ティッシュなどでやさしく唇を押さえるようにしてください。
エイジングサインへの対策は、早めのケアが大切です。この記事を参考に、保湿ケアと日頃の行動を意識してもらえるとうれしいです。(文/杉本由美)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/杉本由美
※画像/Sofia Zhuravetc/Shutterstock
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