お肌カサついていない?冬に美容家はしない「乾燥を招くNGスキンケア」6つ
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こんにちは。美肌研究家の杉本由美です。
冬のお肌は乾燥しがちで、つっぱった感じやカサつきなどが気になるという人も多いのではないでしょうか。スキンケアで保湿を強化しているのに、お肌の乾燥が改善しないという場合、もしかしたら間違ったケアをしてしまっているかもしれません。
そこで今回は、冬にやってしまいがちな「乾燥を招くNGスキンケア」をご紹介します。
NG1:化粧水をなじませるために時間を置く
洗顔後やお風呂あがりに、お肌表面の水分をしっかりと拭き取らず、そのまま放置するのはNG行為です。また、化粧水などをじっくり浸透させようと、少し時間を置いてからクリームなどを付けている場合も同じこと。
なぜなら、お肌表面の水分が乾くタイミングで、お肌内部の水分も蒸発してしまうので、水分を放置したままだと潤いまで失われてしまうことになります。
洗顔後は濡れたまま放置せずに、やさしく水分を拭き取ったら、素早くスキンケアで保湿を行うことが、お肌の乾燥を防ぐためにはとても大切です。
このとき、化粧水は手やコットンなどでつけて、吸い付くような感触になったら、クリームでフタをしましょう。
NG2:朝、洗顔料をつけて洗顔をしない
必要以上に洗顔をすると、必要な皮脂まで洗い流して乾燥を加速させてしまうのでは?とお肌のためを思って朝の洗顔を控えている人もいるかもしれません。
しかし、お肌が乾燥しやすい冬は、朝の洗顔をしないというのは実はNG行為。朝の洗顔はとても重要です。
その理由としては、冬は、寝る前の保湿クリームなど、油分の多いアイテムによるスキンケアを行うことが多いため。
そのおかげで、お肌の表面も潤いを保つことができるのですが、ホコリなどの汚れも付着しやすくなっています。
冬のお肌は乾燥しやすいからと朝洗顔をせず、お肌の表面に付いてしまった汚れをそのままにしてしまっていては、肌トラブルにつながってしまいますよね。
朝に洗顔をするとお肌がつっぱるという場合も、水分を拭き取ったあと、時間を置かずに素早くスキンケアを開始し、しっかりと保湿をすればお肌の乾燥は防げますよ。
NG3:熱いお湯で洗顔をする
美肌を目指すなら洗顔はぬるま湯で行うのがベストですが、寒い日は少し温度が高くなりすぎてしまうこともあるのではないでしょうか。
知っている人も多いかもしれませんが、熱いお湯での洗顔はNG。
熱いお湯がダメな理由としては、皮脂が落ちすぎてしまい、お肌の乾燥を招いてしまうから。
乾燥により皮脂が過剰に分泌され、その結果として、毛穴詰まりなどの肌トラブルにもつながってしまいます。
体温くらいのぬるま湯が、皮脂汚れなどを落としながらも、必要な皮脂まで落とし過ぎないベストな温度。
理解していても冬は無意識で熱いお湯での洗顔をしてしまう人が多いので、再度注意してみてくださいね。
NG4:夏仕様のスキンケアアイテムを使う
お肌がべたつきやすい夏にさっぱり系のスキンケアアイテムにしたまま、秋冬になっても夏仕様のスキンケアアイテムを使っていると、お肌が乾燥してしまう可能性が高くなります。
洋服も季節に合わせて衣替えをするように、スキンケアも季節に合わせた仕様にシフトしていくことが健やかで美しいお肌を保つ秘訣。
ベタつく重い仕上がりが苦手な場合は、サラッとしたタイプのオイル美容液などがおすすめ。軽い仕上がりで保湿もしっかりしてくれます。
また、スキンケアアイテムをシフトするだけでなく、化粧水の重ね付けを意識して行ってもよいでしょう。秋冬のお肌はほかの季節より乾燥しやすいため、たっぷり潤いを与える重ね付けは、美肌ケアに欠かせない鉄板のスキンケア法といえます。
NG5:紫外線対策をやめる
気温も低く、日差しの強さも夏ほどは感じなくなる秋冬。夏に意識していた紫外線対策も、そろそろやめてもいいかなと思っている、もしくは、もう紫外線対策はしていないという場合は見直しが必要です。
紫外線の強さは夏に比べて弱まっているとはいえ、秋から冬にかけても全く紫外線がないという訳ではありません。
乾燥したお肌は敏感になりがちなので、秋冬の紫外線対策に使うアイテムは、「紫外線カットが強力なタイプなもの」より「保湿力があるもの」がおすすめです。
また、冬には、「紫外線吸収剤」を使用したものよりも、「ノンケミカル」と表示された「紫外線散乱剤」タイプをセレクトするとよいでしょう。
NG6:むやみにスキンケアアイテムを増やす
秋冬のスキンケアといえば「保湿の強化」が鉄則。
そのため、普段のアイテムに美容液やナイトクリームなど、たくさんアイテムを追加するということをやってしまいがち。
アイテムを増やすことで保湿が強化されていると安心感があるかもしれませんが、実は、闇雲にスキンケアアイテムを増やしても、お肌にとってプラスにならないことがほとんどなのです。
大切なのは、自分の今のお肌に本当に必要なケアを取り入れること。肌荒れなどにより、保湿よりも汚れを落とすケアの強化が必要なこともあるので、プラスするのではなく、季節やそのときの自分に必要なものに変更するという考え方を持つといいでしょう。
自分のお肌に合ったアイテムで丁寧なスキンケアをすることが何より重要ですよ。
お肌のためと思って何気なくやってしまっているものの中には、この季節に合わないものもあります。日々のケアを見直すきっかけにしてみてくださいね。(文/杉本由美)
※この記事は公開時点での情報です。
※文・画像/杉本由美
※画像/kei907、Supercharged/Shutterstock
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