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メイク崩れが加速するかも?美容家はしない「夏のNGスキンケア」

2022.08.24

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こんにちは。美肌研究家の杉本由美です。

暑い時期は、汗や皮脂などによりメイク崩れのお悩みが深刻になりがち。どうにかメイク崩れを軽減したいけれど、どうにもならないと諦めてしまっている人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、メイク崩れを防ぐために「夏の朝、メイクの前にしないほうがいいNGスキンケア」をご紹介します。

皮脂が残りやすい「すすぐだけ洗顔」はNG

洗顔のポイントを説明

画像:杉本由美

朝はメイクもしていないからと、サッとすすぐだけの洗顔にしてしまいがちですよね。洗顔をやり過ぎることは、必要な皮脂まで落としてしまう可能性もあり、洗顔料を使用せずにぬるま湯洗顔をするのが正解なときもあるでしょう。

しかし、夏はNGだと私は考えています。その理由は、夏は気温も高く、寝ている間にも皮脂が分泌されやすいため、肌表面に皮脂汚れなどが付着していることも多いから。

皮脂汚れが残ったまま化粧水などでケアをしても十分な保湿ができず、インナードライなどのお肌の乾燥を招いてしまい、結果的に過剰な皮脂分泌に繋がってしまう可能性も。そのため、ぬるま湯だけでは落とし切れない皮脂汚れを、洗顔料を使ってしっかり落としておくことが大切。

洗顔のポイントをいくつかおさえれば、誰でも簡単に理想の洗顔ができますよ。ここからポイントを説明します。

ポイント1:きめ細かい泡で洗顔

きめ細かい泡で洗顔を

画像:杉本由美

洗顔料は水分を使ってしっかり泡立て、きめ細かな泡で洗いましょう。きめ細かな泡の見極めは、手のひらにのせた泡が、手を逆さまにしても落ちないこと。

ポイント2:ゴシゴシ擦らず押し洗い

きめ細かい泡が作れたら、手のひらで泡をお肌に押し付けるように、押し洗いをしていきましょう。手のひらでゴシゴシ擦らず、泡の弾力を使って毛穴の汚れを押し出すイメージで。

ポイント3:すすぎはぬるま湯を当てるだけ

すすぎも同様に、ゴシゴシと手のひらで擦るのはNGです。手のひらにすくったぬるま湯をお肌に当て、泡を洗い流します。この作業を何度も繰り返して、丁寧なすすぎを意識してくださいね。

化粧水での保湿が不十分なスキンケアはNG

化粧水で必要なだけお肌に水分を

画像:杉本由美

夏はそんなに乾燥を感じないからと、たっぷり保湿をしない人も少なくありません。しかし、お肌のうるおい不足から、メイク崩れの要因でもある皮脂が過剰に分泌されてしまうケースがあります。スキンケアを一通りしてお肌を見ると、パッと見の印象はうるおいに満ちているように感じられます。

しかし、実はインナードライの状態であるという場合も……。インナードライのお肌は、メイク崩れを引き起こしやすい代表的なもの。不十分な保湿や、インナードライを回避するには、化粧水で必要なだけお肌に水分を与えておくことが大切。

とはいえ、お肌が必要としている化粧水ってどれくらいなのかよく分からないという方も少なくないでしょう。そんな方は、お肌が出すサインを見るようにしてみてください。化粧水の重ねづけをしていくと、お肌にツヤが宿る瞬間があるので、それを見極めの目安にしてみてくださいね。

手のひらを使う場合は、しっかりハンドプレスをしてお肌にぐんぐんと浸透させるイメージをしながら、擦らず、やさしく手のひらで包み込むように……を意識しましょう。

また、手のひらでの保湿が苦手という方や、ムラができてしまいそうで不安という場合はコットンを使ってもOK。化粧水をひたひたにしたコットンを使い、パッティングをするのではなく、お肌にやさしく当てて保湿をすることを意識します。3秒ほど当てると、コットンパックをしたような効果も期待できるので、ぜひ試してみてください。

メイク前にスキンケアの重め仕上げはNG

お肌の乾燥は皮脂の過剰分泌につながってしまうため、しっかりとした保湿が必要。しかし、メイク前のスキンケアは油分が多い重め仕上げはNGといえます。

メイクアップアイテムにも油分が含まれていることがあり、油分過多にならないよう調整したスキンケアが大切だからです。そのため、メイク前のスキンケアでは、洗顔後に化粧水を重ねづけしてしっかりお肌に水分を与えたあとは、乳液で仕上げてしまう程度で大丈夫。もしくは、手のひらにクリームを薄く馴染ませ、そのまま手で顔を覆うようにして軽くフタをしましょう。

マスク肌荒れを軽減するためのワンポイントアドバイス!

コットンを使ったマスク肌荒れを軽減するためのワンポイントアドバイス

画像:杉本由美

これまで、夏にしないほうが良いスキンケアについてご紹介してきましたが、最後にちょっと違った美肌を保つワンポイントアドバイスをご紹介。

これまで一生懸命、美肌ケアをしているのにマスク肌荒れで努力が台無しになり、残念な気持ちになった方もいるのではないでしょうか。メイク崩れのお悩みもそうですが、気温の上昇によりマスク肌荒れのお悩みがさらに深刻化したというケースもあると思います。

私はマスク肌荒れを少しでも軽減するために、マスクで覆われる部分は、朝にしっかりコットンパックをして、お肌にたっぷりめに水分を与えるケアを行っています。また、一日中マスクを着用した日のナイトケアも同様にするとよいでしょう。

まだまだ暑い日が続きますので、上手にケアをしながら健やかなお肌を保ち、肌悩みのない夏を満喫してくださいね。(文/杉本由美)
※この記事は公開時点での情報です。

【参考・画像】
※文・画像/杉本由美

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