すくうとねっとり!? かぼちゃとさつまいもの自然派野菜カレー「green green village」
カレー日記28回目は、目指すのは“オーガニックなジャンク”!手作り野菜たっぷりの自然派カレーです。
FBS福岡放送『めんたいワイド』のきょうだい番組『めんたい×家族』の『土曜カレー部』で取材したお店を詳しく紹介していきます!
オーガニックな“ジャンク”
自然派というと、身体に優しくて、素材を活かした控えめな味付けで、量もちょっと控えめで…そんなイメージをがらりと覆してくれるのが、北九州市の小倉駅近くにある『green green village(グリーングリーンビレッジ)』です。
9年前に店舗を構え、天然酵母のピザとかき氷のお店として小倉の人々に愛されてきたお店が、半年前からスパイスカレーを始めました。
『気まぐれスパイスカレー』(1,100円・1日15食限定)
お皿半分に盛られたたっぷり色鮮やかな野菜と、とろみの強い山盛りのカレーです。
野菜の甘みとスパイスを両方楽しめる味
カレーをスプーンですくうと、とにかくねっとり!かぼちゃとさつまいもがたっぷり入ったルーは、甘みが強く、滑らかだけどほっこりした食感が残っています。
カレールーのベースは、ピザ釜で火を通した甘みたっぷりのたまねぎとトマト、そして15種類のスパイスから作られています。
口に入れた瞬間は野菜の甘みが強いけれど、後味にはしっかりとスパイスの風味。ただ辛さや刺激は強くなく、体の芯からポカポカさせてくれるのです。
名脇役!手作りアチャール
ごはんの上にのっている大根の“アチャール”。これがいい仕事をしてくれるんです!
“アチャール”とは、インドのピクルスのこと。
大根をスパイスにしっかりつけ込んだ、green green village の自家製アチャール。シャキシャキ食感の大根にスパイスと塩味がしっかり効いていて、クセになる美味しさです。そしてレモンの皮も入っているので、時折感じるほろ苦さと酸味がアクセントになります。
そのまま食べても、ごはんと一緒に食べても、もちろん最高。そしてカレーと一緒に食べると、甘みが強かったカレーの味が引き締まり、これがまた最高なんです。
約40種類の手作り野菜をフル活用
店主の水村剛さんは、奥さんと二人三脚でお店を営業しながら、毎朝5時に畑へ通い、野菜を育て、収穫する日々。
ご自身の畑で約40種類もの野菜やハーブなどを育てていて、お店で使う野菜やくだもののほとんどが自家製なんです。
「なぜ、半年前からスパイスカレーを始めたんですか?」と伺うと「ピザやカキ氷だけでは、作った野菜を使い切れなかった。カレーを始めてやっと、野菜をフル活用出来るようになったんです!」と水村さん。
取れたての野菜をたっぷり使っているので、みずみずしさやシャキシャキの食感、味の濃さは格別!それでいて、ボリュームも食べ応えも、スパイスの旨みもしっかり感じられるカレー。
自然派のイメージを完全に覆す、まさに“オーガニックなジャンク”を体現した一品です。(文/伊藤舞)
<店舗情報>
green green village(グリーングリーンビレッジ)
住所:北九州市小倉北区京町4-5-1 1F
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【参考・画像】
※伊藤舞
※FBS福岡放送『めんたい×家族』(毎週土曜午後4時30分~)
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