タイ×北九州!? 1日限定30食の門司港名物「タイ風焼きカレー」とは?【Princess PhI PhI】
カレー日記27回目は、色鮮やかな野菜が目を引く、北九州市・門司港の人気焼きカレー。他では味わうことの出来ない、ちょっと変わった焼きカレーの秘密に迫ります。
FBS福岡放送『めんたいワイド』のきょうだい番組『めんたい×家族』の『土曜カレー部』で取材したお店を詳しく紹介していきます!
門司港名物「焼きカレー」の中でも…
昨年改修を終えた、大正レトロな駅舎が魅力の北九州市のJR門司港駅。そこから歩いてすぐのところにあるのが『Princess PhI PhI(プリンセスピピ)門司港』です。
門司港名物の“焼きカレー”、その中でも、数々の栄光を手に入れているこのお店。
その秘密を探るべく、早速定番メニューを注文しました。
食べて驚き!アジアの風を感じる焼きカレー
『野菜ソムリエの焼きカレー』(税込1,260円・1日限定30食)。
ぐるりとトッピングされた野菜が気になりつつも、まずはと、たっぷりかかったチーズとともに、焼きカレーをいただきます。
すると……口の中は一気に「タイ!」
実はプリンセスピピのカレーは、“レッドカレー”なんです。
レッドカレーと言ってもそこまで辛さは強くなく、チーズの存在感もある分、まろやかな味わい。十数種類のハーブやスパイスのフレッシュな香りはそのままに、ココナッツミルクで優しく仕上げたカレーは、焼きカレーにもピッタリなんです。
タイカレーの焼きカレーは門司港のみならず、全国的にも珍しいのではないでしょうか。
カレーだけではない!野菜も主役級の食べ応え
そして、タイの味わいに驚きつつも、コチラも気になる!色鮮やかな野菜たち。定番ものに季節の野菜も加えて、10種類以上が並びます。
その中でも特に相性抜群なのが、かぼちゃや紫芋のホクホク野菜!自然な甘みがカレーをよりまろやかにしてくれます。さらに表面のこんがりした部分がカリッといいアクセントに。
そして、トッピングだけでなくカレーの中には“しめじ・えのき・セロリ”が入っていて、一皿でたくさんの種類の野菜を食べることができるんです。
というのも、プリンセスピピでは、料理人全員が“野菜ソムリエ”の資格を持ち、野菜を美味しく食べて元気になることをテーマにしているんだそうです。
焼きカレー × タイ × 博多!?
“焼きカレー×タイ”という組み合わせでも驚きですが、さらに博多名物を掛け合わせた一品が。
それが、『めんたい焼きカレー』(税込1,100円)。めんたいこの風味と塩気がしっかり感じられて、お酒のおつまみにもよさそうな一品です。
タイカレーにめんたいこ?と思いますが、これが意外と合うんです!
めんたいこは食べた瞬間に口の中でしっかりと刺激を感じる辛さ、一方でタイカレーは体の奥からぽかぽかしてくる辛さ。この2つの辛さをチーズがまろやかにまとめてくれて、良いバランスに仕上がっています。
本場タイから王国妃殿下も来店したことがあるというプリンセスピピ。
タイ料理の本場の美味しさをベースに、料理を見た時の感動や、食べた時の食材の組み合わせの驚き、すべてが楽しめるお店です。(文/伊藤舞)
<店舗情報>
世界にひとつだけの焼きカレー プリンセスピピ門司港
住所:北九州市門司区西海岸1-4-7 門司港センタービル1F・B1F
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【参考・画像】
※伊藤舞
※FBS福岡放送『めんたい×家族』(毎週土曜午後4時30分~)
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