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SHOW-WA  向山毅さん 青山隼さん インタビュー

だから応援したくなる!昭和歌謡グループ「SHOW-WA」向山毅さん、青山隼さんインタビュー【私の推しごと#30】

2026.02.09

福岡ゆかりの人に、「お仕事」の話から、個人的に推している「推しごと」の話まで、普段聞けないいろんなことを聞く『ARNE』のインタビュー企画『私の推しごと』。

#30は、秋元康さんプロデュースの6人組昭和歌謡グループ『SHOW-WA』から、向山毅さん(たけちゃん)、青山隼さん(じゅんじゅん)の登場です。

平均年齢37歳、人生のリスタートを切った6人は2024年のメジャーデビュー前から大きな注目を集め、今やコンサートチケット即完売の人気ぶり。2026年1月7日リリースの3rdシングル『東京ジャンクション』を皮切りに、さあ今年はどこまで昇っていくのでしょうか。

「SHOW-WA(しょうわ)」プロフィール
SHOW-WA 東京ジャンクション

画像:avex trax

「昭和歌謡・昭和ポップスを現代に」をコンセプトに秋元康がプロデュースするグループ。平均身長180cm。メンバーは井筒雄太、山本佳志、向山毅、寺田真二郎、塩田将己、青山隼(写真左から)。応募資格25歳以上の「夢をあきらめるな!オーディション」で3,000人以上の中から選ばれ、メンバーは元プロサッカー選手や料理研究家など異色の経歴を持つ。2024年9月に『君の王子様』でメジャーデビュー、2025年には兄弟グループ『MATSURI』とともに日本レコード大賞新人賞を受賞。2026年1月7日、3rdシングル『東京ジャンクション』をリリース。2月27日には福岡市民ホール・中ホールで『SHOW-WA 2nd Concert Tour 2026 “道”』を開催する。

■向山毅(むかいやま・たけし)
1988年7月19日生まれ、福岡県北九州市出身。2014年に男性グループ『SOLIDEMO』としてメジャーデビューし、同年末の日本レコード大賞で新人賞を受賞。2022年グループ活動を終了し、ソロ活動を行っていた。北九州市観光大使。

■青山隼(あおやま・じゅん)
1988年1月3日生まれ、宮城県仙台市出身。小学2年からサッカーを始め、世代別の日本代表にU14から招集されU16では主将を務める。2004年『名古屋グランパス』U18入団、2006年トップチームに昇格。『徳島ヴォルティス』などでプレーし、2015年現役引退。俳優に転身していた。

「お仕事」について

Q:2025年は『SHOW-WA』にとって初の全国ツアーや日本レコード大賞新人賞受賞など、快進撃が続きました。

向山 ありがとうございます! すべては僕たちを応援してくださるRuby(ルビー=ファンの総称)のおかげです。僕たちが大事にしているのは、とにかく一生懸命、誠実にやること、感謝の気持ちを持って取り組むこと。2026年も変わらず、6人で活動していきたいと思っています。

SHOW-WA 向山毅さん インタビュー

画像:ARNE/撮影:松木薗祐太

Q:向山さんは北九州市のご出身ですね。どんな子ども時代を過ごしていましたか?

向山 小さい頃は電車が大好きで、プラレールでよく遊んでいました。お誕生日やクリスマスのプレゼントには、ちょっとお高い大きな駅を買ってもらって、駅と駅を線路でつなげてどんどん広げて。

そのプラレールの世界にゴジラなどの怪獣を配置して、怪獣が駅を壊したり(笑)するストーリーをつくって遊ぶのも好きでした。

―インドア派だったんですか?

向山 外でもよく遊んでいましたよ。ローラースケートを履いて1日中滑ったり。勝山公園にもよく行きました。

SHOW-WA 向山毅さん インタビュー

画像:ARNE/撮影:松木薗祐太

―当時聞いていた歌で印象的な曲はありますか?

向山 小学校の先生をしていた祖母が美空ひばりさんが大好きで、『川の流れのように』とか普段からよく口ずさんでいたので、僕もいつの間にか覚えて歌っていました。おばあちゃんと一緒に音楽番組を見ながら歌ったりして……その思い出がすごく心に残っています。僕が音楽の道にこうして進んでいるのも、おばあちゃんの影響があるのかもしれませんね。

Q:青山さんは、元プロサッカー選手。音楽との接点はありましたか?

青山 試合前などに集中力を高めるためによく聴いていました。調子が悪いときは特に音楽に助けられたなあ。当時はまさか、自分が音楽を伝える側になるとは夢にも思っていなかったけれど、今振り返って考えると、僕の人生の中で音楽はいつもすぐそばにありました。

SHOW-WA  青山隼さん インタビュー

画像:ARNE/撮影:松木薗祐太

―サッカー選手時代に培い、今に生きていることは?

青山 目標を設定して、そこにたどり着くには日々何をしてどう向き合えばいいのかという、短・中・長期の計画を立てるアスリート思考でしょうか。

はじめ、僕は歌もダンスも未経験で、まさにマイナスからのスタートでした。めざす姿に行き着くために今何をすべきなのか、でもどう行動に起こしたらいいかもわからない。そんなとき、たけ(向山さん)には本当に助けられました。「方法がわからないから教えて」って相談すると、まずこれをやりな、次はこれをやりなって。努力する方法がわかれば、僕はコツコツ継続することは得意ですから。

向山 ほんと、じゅんじゅん(青山さん)の継続力はすごいですよ。

青山 サッカーとはまるっきり違う世界に挑んだからこそ、「何があってもどんな時も、やることはちゃんとやる」姿勢って、どこの世界にも通じる本質的なものだと気づけた気がします。

SHOW-WA  青山隼さん インタビュー

画像:ARNE/撮影:松木薗祐太

Q:向山さんは前のグループでの経験も大きい。それこそ日本レコード大賞新人賞の受賞は2回目ですよね。

向山 僕もちょっと信じられないくらい、ありがたいことだと思っています。でも前のグループのときは、敷かれたレールに乗って歩いていた自分も、少なからずいたと思っていて。右も左もわからない中で活動して、いざ解散するとなったとき、あのときもっとこうすれば良かったという後悔も確かにありました。僕のこれまでの経験すべてを、この『SHOW-WA』で生かせたらと思っています。

―向山さんは、頼りになる存在ですね。

青山 本当に。やっぱり経験を基にした言葉は、深く刺さります。僕は正直、音楽の世界はまだ理解できていない部分もあるんですが、メンバーみんな30歳越えた大人ですし、“理解しようとする”ことはできる。それがたぶん、この6人がいろんな職を経て集まった意味であって、たけが言うことも、逆に僕が経験してきたことを5人に伝えるのも大事。それが6通りあるのが『SHOW-WA』の強みです。

SHOW-WA 向山毅さん 青山隼さん インタビュー

画像:ARNE/撮影:松木薗祐太

―異色の経歴がグループの化学反応を生み出しているんですね。

向山 サッカー選手とか料理研究家とか、僕が経験したこともないことをやってきた人たちが集まっているので、自分自身もその中で幅を広げて成長していきたい。今じゅんじゅんが何を意識しているのか、すごく興味があります。

Q:2026年の目標をお願いします。

向山 まずは2ndツアーを完走すること。そして僕はやっぱり、日本武道館でワンマンライブを、必ず今年! 必ず今年! 実現したい! 2026年は勝負の年なので、チャンスを逃さず、目の前の一つひとつのことに誠実に取り組んでいきたいと思います。

Q:その向こう側に、大きな目標がありそうですね。

青山 僕らがずっと言い続けている紅白歌合戦、そして今の時点でこれを言うかと思われるかもしれませんが、アリーナやドームでのコンサートは長期的な目標です。長期スパンでの目標を意識した上で、今年は武道館で満員のお客さんの前に立つという大きな目標に向かっていきたいですね。先日AKB48さんの武道館コンサートをメンバーで見学させていただいて、「やっぱりここでやりたいよな」って盛り上がりました。頭の中に各々思い描いた絵があると思うので、それをちゃんと現実化させたいです。

「お仕事」のイチ押し

2026年1月7日には3rdシングル『東京ジャンクション』をリリースし、直後の「1/19付オリコン週間シングルランキング」で1位に初登場。自己最高初週売上枚数を記録しました。2月27日には2ndツアーの福岡公演も決定しています。

Q:『東京ジャンクション』、どういった曲でしょうか?

向山 昭和歌謡テイストと、世界中で流行っているシティポップを融合した疾走感のある曲です。詞は秋元康先生が書いてくださって、昭和時代のドラマチックな恋愛模様が描かれています。この曲をいただいてから僕たちも、携帯もない時代にどういう恋愛をされていたのか、大先輩方にお話を伺ったりしながらイメージづくりをしました。

SHOW-WA 向山毅さん 青山隼さん インタビュー

画像:ARNE/撮影:松木薗祐太

―歌詞を読むとかなり迷惑な話ですが(笑)、そこがまた昭和歌謡らしいというか。 

向山 昭和の曲って本当にもうそのまま、ド・ストレートな歌詞が多いですよね(笑)。そこが僕たちにとってはすごく新鮮です。

青山 曲調がリズミカルで速く、さらに全身を大きく使うふりつけになっていて、この曲は本当に一息つく時間がない(笑)。自分が歌うパート以外にも追っかけやハモリが多く、マイクを離しているときがほとんどありません。すごくハードルが高くて難しい曲です。

向山 僕も秋元先生から「さあどう仕上げてくるの?」と課題をいただいたような気がしていて、チャレンジする気持ちです。

Q:青山さんの出身地、宮城県から全国ツアーがスタートして、2月27日には福岡公演ですね。

青山 メンバーの地元でコンサートができるのは、やっぱりうれしいものですね。どの公演もそうですが、責任感を持って一つひとつのコンサートをやりきる、表現しきるために、いかに準備して練習して、気持ちを高めてどう本番に臨むか。もうその戦い……戦いじゃない(笑)、その準備は始まっています。

昨年の1stツアーは正直、ファンの皆さんは「よく頑張ったね」と温かく見守ってくださっていた感じかもしれません。あれから1年経験を重ねた分、良い意味でハードルは上がり厳しい目で見られると思うので、そこで僕たちがどう表現して、皆さんの心を動かせるか、大きなテーマだと思っています。