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ARNE「私の推しごと」インタビュー/風間俊介さん

「ディズニーランド好き?」と聞かれたら「違う」と答える!? 風間俊介さん独占インタビュー【私の推しごと#28】

2025.12.25

「推しごと」について

次に風間俊介さんの「お仕事」の平均的な1日、そして「推しごと」を楽しむ休日のタイムスケジュールを教えていただきました。

画像:ARNE/撮影:山辺学(calm photo)

これを見ながら、「推し」について聞いていきます。

画像:ARNE

Q:風間さんの“推し”は何ですか?

人生を通してハマっているのは、ディズニーです。我ながらものすごい研究対象を推したと思っています。この【推しのある1日】のスケジュールには僕の好きなものをちりばめて書いたのですが、ディズニー研究の分野はあまりに多岐にわたっていて、一生調べごとは尽きません。

―ディズニーとの最初の出会いは?

多くの人がそうだと思いますが、初めてディズニーに触れたのはいつか、もはやわからない(笑)。僕は『東京ディズニーリゾート』と同じ年なのですが(1983年)、初めて行ったのは母のおなかの中。オープン前のプレ期間だと聞いています。

―風間さんのInstagram(@shunsukekzm)には、パークの写真がたくさんあがってますね。

もちろんパークは好きなのですが、僕は「ディズニーが好き」が大前提。よく「ディズニーランドが好きなんですね」って言われるので、ぐっと我慢するときもありますが許していただけるような場だったら、「違います。ディズニーが好きなんです」と言います(笑)。

Q:ディズニーの何が、風間さんを捉えて離さないんでしょう?

常に革新的な姿勢だと思います。ディズニーってすごく大きくてゆるぎない王道みたいなイメージがあるかもしれませんが、百年の歴史を調べていくと、常に批判・異論・反対の逆風にさらされてきたことがわかります。何度も崖っぷちを経験して、そんな中でもディズニーはいつだって挑戦してきたんですよ。

―挑戦と革新の歴史なんですね。

あんなに挑戦を続けてきたカンパニーをほかに僕は知りません。なにか新しいものを生み出そうと挑戦して転ぶことは、ある種ディズニーの中ではOKなんだろうと思います。100周年を迎えて新たなスタートを切ったディズニーが、次にどんなことを打ち出すのか、僕はむちゃくちゃ楽しみです。

風間俊介さん

画像:ARNE/撮影:山辺学(calm photo)

Q:「好きなモノの調べごと」の時間は具体的にどんなことを?

ディズニー関係の記事を調べたり、ディズニーに携わった人が退職後に書いた本を読んだりしています。基本的に海外のニュースや文献、書籍を読むことが多いので、翻訳アプリには本当に助けられています(笑)。ウォルト・ディズニー社の歴史とか、すごくおもしろいですよ。アニメーターによるストライキが起こったとき、ウォルトとロイ(ウォルトの兄)はどう動いたかとか……。一日中調べものしてる日もあります。

―「TVゲーム」の時間もありますが、これもディズニー?

ディズニーのゲームもやります(笑)。一番有名なところでいうと、世界中で愛されて日本と親和性が高い『キングダムハーツ』という作品ですね。日本より世界での人気が高くて、新作が発表されたときなんか世界中が大盛り上がりしていますよ。

―「動画編集」もされるんですね。

ちょいちょいしてます。どこかに行ったときの映像や資料をまとめたりしてますが……どこに出す気もないです。SNSも少し前に始めたんですが、難しいですね。ネイティブじゃないというか、写真を撮るより自分の目で焼きつけたいというか。自分の目を優先して撮るから、画角がおかしい、みたいなことが往々にして起こります。

Q:お休みの日はしっかり寝るようにされているんですね。

もともと寝るのはすごく好きで、幸せです。僕は10~20代のころ朝が本当にダメで、朝の番組をやるようになるなんて、あのころの自分に言ったら信じられないと思います。年齢とともにだんだん起きられるようになってきました。

寝るときのこだわりはあります?

全くありません。僕寝るのは得意なんですよ。寝られないという経験はほとんどありません。でも、この仕事をしている人に必須条件と言ってもいい「移動中に寝て休息を取ること」が、僕は20代後半くらいから全然できなくなって。

え、移動中寝ないんですか? 飛行機の中も?

起きてるんです。僕は飛行機の趣味もあってステータス修行(航空会社のマイレージプログラムの上級会員ステータスを獲得するために、飛行機に頻繁に乗ることしているので、寝るのがもったいないという気持ちが大きいですけど(笑)。

体を横にしてベッドや布団に入ったら、一瞬にして寝るんですよ。だから、そもそも「いつの間にか寝ていた」という経験は人生でほぼありません。テレビのオフタイマーとか、つけっぱなしで朝になってたとか、全然わからない人です僕。ごくまれに仕事現場の椅子で寝ているときは、「よし寝よう」って決めて確信犯的に寝ている可能性が高いです。スタッフの方には「疲れて居眠りしちゃってるんだな」と思われてる方が都合が良い気もするので秘密にしておいてくださいね。

Q:最後に、まだ『ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンス』を見ていない皆さんにメッセージを。

ディズニーの根源であるアニメーションの中に潜っていく体験は、ここでしかできません。この特別な機会を逃さないでくださいね。福岡での展示は2026年2月1日までですが、終盤はなかなかチケット入手が難しくなると思われます。この記事を読んでくださったのもまたご縁だと思いますので、興味を持っていただけたら今動いてほしいと思います。壮大な音楽と美しい景色、そしてディズニー・アニメーション百年の歴史の中に、あなたもダイブしてください。

(※写真は、ARNEの「A」ポーズ)

画像:ARNE/撮影:山辺学(calm photo)

<取材を終えて>

一朝一夕じゃ到底たどり着けない、風間さんのディズニーへの造詣の深さには感服。繊細な心遣いにあふれた言葉選びも勉強になりました。掘れば掘るほどいろんな顔が垣間見える、底知れない魅力のある方です。(取材・文/重川朋子)

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【参考・画像】
ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンス
※撮影/山辺学(calm photo)

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