TOP > コラム > 【蔦屋書店員おすすめ本】毎日がちょっと楽しく感じるようになる3冊
毎日がちょっと楽しく感じるようになる本

【蔦屋書店員おすすめ本】毎日がちょっと楽しく感じるようになる3冊

2025.07.02

本のプロ・書店員さんに聞いたおすすめ本をご紹介。

今回のテーマは、「毎日がちょっと楽しく感じるようになる本」です。

「福岡天神 蔦屋書店」スタッフおすすめ!「毎日がちょっと楽しく感じるようになる本」3選

天神のワンビル内にオープンした『福岡天神 蔦屋書店』店長、平井雄太さんのセレクトです。

一緒にチェックしていきましょう。

1:「私の孤独な日曜日」/月と文社(編)

月と文社  私の孤独な日曜日 書影

画像:月と文社

『私の孤独な日曜日』
出版・編集:月と文社
価格:1,980円

概要

映えないからこそ、愛おしい。自分を見つめる17人の休日ひとり時間の過ごし方。

休日のひとり時間、あなたは何をして過ごしますか? 世代やバックグラウンドの異なる17人による、ひとりで過ごす休日についてのエッセイ・アンソロジー。20代から50代まで、独自の視点と感性で文章を書く人たちに執筆を依頼。書き手の肩書きは、事務職、マーティング職、システムエンジニア、バリスタ、専門紙記者、大学院生、イラストレーター、書店店長、ライター、ひとり出版社経営者など。無名でありながらも、その人ならではの「孤独」の風景を持つ方々から、魅力あふれるエッセイが届きました。

誰かの「映えない」休日の裏にあるさまざまな孤独に触れることで、あなた自身の平凡な休日も、不思議と味わい深く感じられるかもしれません。(「版元ドットコム」WEBサイトより引用)

おすすめポイント

日曜日は1週間をリセットする曜日(だと私は思っています)。

何か充実させないと!と友人など自身の周りの人を見ていると焦りそうにもなるのですが、いえいえそんなこともないかも……と、この本に出てくる人物たちが教えてくれるようです。

「孤独」というワードはネガティブに聞こえるかもしれませんが、そんなことはない、これが自分の生き方ですし、誰にも邪魔される必要もないのだと思える一冊なのです。

また、孤独さとは逆を行くかのような、温かみを感じさせるきれいな装丁も魅力。部屋に飾りたくなります。

2:「こじらせ男子とお茶をする 」/月と文社(編)

こじらせ男子とお茶をする 月と文社

画像:月と文社

『こじらせ男子とお茶をする』
出版・編集:月と文社
価格:2,200円

概要

「こじらせている」と自覚する男性たちの「安定のレール」に乗らない生存戦略とは?

「どこへ行ってもやっていけない気がした」「人と同じことをするのがいやだった」「自分を理解されてたまるか、と思っていた」―。

元ニート、ミニマリスト、芸人、ひとり出版社経営者など、「主流」から逸脱し、振り切った生き方をしてきた30~50代の男性6人が登場。

「何者かになるとは」から「オタクであること」まで、彼らならではの自意識との向き合い方や、世の中へのまなざしに触れる濃厚インタビュー集。(「版元ドットコム」WEBサイトより引用)

おすすめポイント

ここに出てくる男子(おじさん)たちは、自身の周りにもいそうな人物。

「そうか、あの人(男子)も心の中ではこういう考えなのかも」と普段は聞けないような考えを代わりに聞いてくれていて、ちょっと「クスっ」となる感覚。でも実際にはその男子たちはどう思っているのか分からないので、あくまで妄想ですが。

異性に対しての気持ちが少しは分かるかもしれない(!?)一冊。

1冊目「私の孤独な日曜日」同様『月と文社』の書籍で、装丁にこだわりあり。部屋に並べるだけでも気分が晴れそうです。

3:「女の子が死にたくなる前に見ておくべきサバイバルのためのガールズ洋画100選」/北村紗衣(著)/書肆侃侃房

書肆侃侃房 女の子が死にたくなる前に見ておくべきサバイバルのためのガールズ洋画100選 書影

画像:書肆侃侃房

『女の子が死にたくなる前に見ておくべきサバイバルのためのガールズ洋画100選』
著者:北村紗衣
価格:1,980円
出版:書肆侃侃房

概要

「もうダメかも……」を「楽しく生きよう!」に変える、映画の力でサバイブするための100選。

あのヒロインみたいになれたらいいな、私と同じだな、私とは違うけどステキだな……。

映画を見ることで、女性であること、少数派であること、自分自身でいることの楽しさに気づける。

もっと楽しく生きる準備をするために、あなたを待っている映画がきっとある。

クラシックな名作から近年の話題作まで、労働問題、恋愛とセックス、フェミニズム、クィア、人種、民族など、多様な視点から厳選した100本の映画ガイド。(「書肆侃侃房」WEBサイトより引用)

おすすめポイント

いろんな災難は予期せず起きるもの。仕事でもプライベートでも、毎日が楽しいばかりではないですよね(私も昨日、道路に落ちていた焼き鳥の串が自転車のタイヤに刺さり、パンクしました)。

そんなさまざまな困難なシチュエーションに対してアドバイスをくれるかのようにセレクトされた映画。立ち向かう勇気をくれたり、寄り添ってくれる「おすすめ」がここに詰まっています。いつでも読むことができるようにソファの近くにおいておくと、ポジティブになれるような気がします。

いかがでしたか? 気になった人は、ぜひ一度手に取ってみてくださいね。(構成/ARNE編集部)
※この記事は公開時点での情報です。
※本サイトの全てのコンテンツ(画像、文章等)について、無断で複製、転載、転用、改変等の二次利用を固く禁じます。判明した際には、法的措置をとる場合があります。

【参考・画像】
※画像/月と文社書肆侃侃房

#ライフスタイル をまとめてチェック!
#ワンビル #コラム #福岡天神蔦屋書店
⇒【NEW】福岡の新着情報はコチラから

<こんな記事も読まれています>
【福岡県内~近郊エリアおでかけ】各地イベント情報
【こんまり流】片付けられない人あるある
【毎週水曜更新】イヴルルド遙華の12星座占い