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連ドラ初主演で大注目!THE RAMPAGE・藤原樹さん独占インタビュー【私の推しごと#15】
福岡ゆかりの人に、「お仕事」の話から、個人的に推している「推しごと」の話まで、普段聞けないいろんなことを聞く『ARNE』のインタビュー企画『私の推しごと』。
#15は、ダンス&ボーカルグループ『THE RAMPAGE』のパフォーマーで、俳優としての活躍も光る、藤原樹さんの登場です(全2ページ)。
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画像:ARNE/撮影:田中紀彦(Studio Red Star)
1997年10月20日生まれ、福岡県北九州市出身。総勢16名からなる『THE RAMPAGE(ザ・ランペイジ)』のパフォーマー。
2011年から『GENERATIONS』サポートメンバーとして活動。2014年の『EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION』で候補メンバーとして選出され、同年開催の武者修行ファイナルで正式メンバーとなる。2017年1月25日、1st SINGLE『Lightning』でメジャーデビュー。
俳優として舞台やテレビドラマへの出演も多い。2025年1月からの連続ドラマ『あらばしり』(読売テレビ制作)で初出演を務める(毎週木曜深夜0:59~ ※FBS福岡放送では毎週土曜深夜1:00~)
「お仕事」について
Q:2024年は『THE RAMPAGE』結成10周年でした。振り返ってどんな1年でしたか?
年々すごくいい意味で、忙しくなっているのを実感しています。昨年も、一昨年以上に本当に忙しくて、グループ活動はもちろん、個人としてもいろんなことに挑戦させていただき、とても充実した10周年yearになりました。
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画像:ARNE/撮影:田中紀彦(Studio Red Star)
―9月11日、12日に開催された東京ドーム2daysも大成功。
やっぱり東京ドームは夢のステージ。その2日間に向けて、2か月前くらいからメンバー全員で体作りから始めて、ツアーのセットリスト、パフォーマンス、演出など、16人全員がそこに向かって気合いを入れて頑張りました。その結果の大成功で、グループとして自信がつきましたね。
―どんなライブでしたか?
いやーもう、歓声がすごかったです! 前回東京ドームで単独ライブをした時はコロナ禍だったので、キャパシティは半分に制限されていてお客さんは声も出せない、歓声がない東京ドームだったんです。それでも“夢のドーム”ではあったのですが、僕ら的には「もっとできたはず」という感覚が残っていたので、今回の東京ドームでは絶対に「僕らが今出せるすべてを出そう」「この東京ドームをきっかけに、次の目標であるドームツアーに少しでも近づこう」とみんなもう必死でした。
―東京ドーム後はメンバー内の空気に変化がありましたか?
変わりましたね。東京ドームで自分たちの限界を超えることができて、先が見えた。一周まわってゼロに戻って、またここからいけるぞ!という気持ち。改めて気合いが入りました。
Q:2025年3月1日からアリーナツアーがスタート。3月5日にはアルバム『(R)ENEW』がリリースされます。
九州は福岡(2025年6月7日、8日)と熊本(8月2日)に行きます! 毎年ありがたいことにアリーナツアーをまわらせていただいてますが、僕らは毎年違うことに挑戦していて、今年は特に今までとは一味違う『THE RAMPAGE』の新しい可能性を見つけられるライブになると思います。今回はライブのテーマ性が強くて、タイトルは『PRIMAL SPIDER』。1月20日からすでにアルバムのリード曲『蜘蛛の糸』がリリースされていて、その世界観が演出やステージのセットに表現される予定です。期待してください。
―『蜘蛛の糸』は和太鼓集団『DRAM TAO』とコラボした楽曲です。
前にも『Summer Riot~熱帯夜~』というお祭りをイメージした楽曲でコラボしましたが、今回はまた違っていて、『THE RAMPAGE』のイメージでもあるヒップホップテイストがゴリゴリで、すごくかっこよく仕上がっています。『DRAM TAO』さんと『THE RAMPAGE』って相性がいいと思いません? 和太鼓の渋さと『THE RAMPAGE』のヒップホップテイストがいい感じにマッチしてて、この曲を初めて聴いた瞬間しっくりきて、めちゃくちゃかっこいいじゃんってみんなで盛り上がりました。
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画像:ARNE/撮影:田中紀彦(Studio Red Star)
Q:そもそも藤原さんがこの道に進んだきっかけは何だったんですか?
小学2年生からダンスを習い始めました。お姉ちゃんが通っていたスクールに、お母さんに言われて嫌々ながら。僕は三つ子で同じ年の妹が2人いますが、きょうだい一斉に入れられた感じです。でもそこで発表会に出たりするうちに、もっと大きなステージで踊りたいという気持ちが芽生えてきてどんどんハマっていきましたね。お姉ちゃんの影響で『EXILE』さんを知り、好きになり、ライブに行き、そこで『EXPG』というダンススクールが福岡にできることを知って、ライブの帰り道で親に「絶対入りたい」と頼みこんで入れてもらいました。それが小学6年生の時です。
―きょうだいみんなで『EXPG』に?
いや、入ったのは僕だけなんですよ。僕のほうがダンスに対する気持ちが強かったのか何なのか。たぶん2人も入りたかったんだろうけど。どうなんだろ。
―北九州から『EXPG』があった福岡・大名まで通っていたんですか?
高速バスで通っていました。親が送り迎えできる時はしてもらって、できない時は1人で乗って行ってました。
―実際に大きなステージに初めて立ったのはいつ?
『EXPG』に入ってすぐ、2009年に『EXILE』さんのアリーナツアーがあってキッズダンサーとして参加しました。『マリンメッセ福岡』でした。
―その時のこと覚えていますか?
もう~覚えてます。『EXILE』さん大好きだったので興奮しまくりで。ステージに出て緊張するというより、『EXILE』さんに会える!近い距離で会える!というのがすごくうれしかったですね。
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画像:ARNE/撮影:田中紀彦(Studio Red Star)
Q:それから『THE RAMPAGE』のメンバーとなり10年。デビュー当時と比べて自分の中で変化したことはありますか?
グループとしての活動が多かったデビュー当時に比べて、ここ3~4年はかなり個人活動が増えました。正直言うと16人でいると楽なんですよ、心強いし。でも1人になると責任感とか自分へのプレッシャーが増えてくるので、僕は個人活動を経験することによって、グループとしてだけじゃなく、ちゃんと僕個人としての自信がついてきたように思います。
Q:お仕事する上で大切にしているマイルールはありますか?
ファンの人が求めることを常にやろうと決めています。ライブでのパフォーマンスでも、「こうしたほうがかっこいい」というのはわかっていても、でも「ファンのみなさんが求めるもの」はそれとは絶対違うと思う時があって。まあ、人それぞれだとは思いますが、僕はファンのみんなが喜んでくれるなら、絶対にそっちを選びます。もちろんかっこいいこともしますし、バランスですが。みんなが盛り上がるような、みんなが笑ってくれるような方向に進んでいきたいです。
―ファンはかっこよさだけを求めているのではない、と。
かっこいいだけじゃ飽きるから。見てるほうも。いっぱいいるじゃないですか、かっこいい人は。なので最近は、自分の素を出そうとしています。作り上げてるものじゃなくて、ちゃんと自分の素を、藤原樹っていうものを知ってほしいという思いが強くなってきました。
―ファンが望んでいることって、どういう風にキャッチしているんですか?
感覚かなぁ。こうしたら喜んでくれるだろうなと思うものをやってみて、反応をみて。10年間『THE RAMPAGE』やってきたのでわかります。通じてます!
―ご両親とのハワイ旅行とか、妹さんの結婚式とか、SNSでプライベートを出しているのもそういう思いから?
結成当時は『THE RAMPAGE』はかっこいいグループだからこうしないといけないと思う部分が大きかったけど、やっぱりファンと僕らは“人対人”なので、作られたものを見せても伝わらない。だからもう何も作り込まずに、いい意味でフラットに、近い距離で良い関係を作れたらと思っています。SNSはマメに更新するほうで、特にブログはできるだけ毎日更新するようにしています。InstagramもXも時間があれば更新していて、そこで少し自分の素の部分を出していきたいですね。
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画像:ARNE/撮影:田中紀彦(Studio Red Star)
Q:職業柄いつも持ち歩いているものはありますか?
……ないですねぇ。うん、ないです。あ、でも現場に行くときは家でコーヒーを淹れて、タンブラーに入れて持っていきますよ。コーヒーが好きで、豆を買って朝から自分で挽いてます。家で淹れるコーヒーがとてもおいしいので、外で買うことはほとんどありません。メンバーからは、「あいついつもタンブラー持ち歩いてて、かっこつけてるんじゃないか」って言われるんですけど(笑)、いやいやコーヒーは大事だから。
―ちなみにこだわりの豆は?
最近ハマってるのは、先日ハワイで買ってきたコナコーヒー。そればかり飲んでます。
Q:お仕事の中で泣くことはある?
ないです、ないです。演技でしか泣かないです。家で映画やドラマを観て泣くことはありますけど。そういう時は涙もろいんです。
―最近泣いたドラマは?
僕は韓国ドラマが好きでよく観るんですが、最近泣いたのは『涙の女王』(2024年)かな。5回ぐらい泣きました。
「お仕事」のイチ推し
連続ドラマ初主演を務める『あらばしり』(読売テレビ、毎週木曜深夜0:59~)が2025年1月9日から放送スタートしています(※FBS福岡放送では、1月11日から毎週土曜深夜1:00~)。ライフワークとして日本酒の魅力を発信する『EXILE/EXILE THE SECOND』の橘ケンチさんと、俳優・脚本家・監督の平沼紀久さんが原案を手がけた、同名の日本酒擬人化漫画(漫画:タクミユウ)をドラマ化。見どころを聞きました。
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画像:ARNE/撮影:田中紀彦(Studio Red Star)
Q:連続ドラマ初主演。どういう気持ちで撮影に臨みましたか?
決まった時は本当にうれしかったです。主演ということでプレッシャーとかいろんなものは感じましたが、僕はほかの役者さんに比べて経験も浅いし、スキル面でどうこうすることはまだできないので、とにかく毎日の撮影に全力で、疲れた姿を見せないように気合いを入れて頑張りました。
―日本酒キャラクターを演じる6人の共演者とはどんな関係?
『THE RAMPAGE』メンバーの後藤拓磨以外、5人の方とは今回初めてでした。クランクイン前日のリハーサルで初めて会ったのですが、その日からとても雰囲気が良くて。そういう現場って結構珍しいんですよ。まだリハーサルで1回芝居しただけなのに、このメンバーならいけそうだっていう謎の安心感がありました。
―撮影が続くにしたがって、さらに仲が深まった?
めちゃくちゃ深まりましたね。毎日一緒の撮影で、日を重ねるごとに仲良くなって。なんたって、1週間撮影した後の唯一の撮休の日に、みんなで集まって飲みに行きましたからね。その次の撮影の時、監督から「なんかあった? ますます雰囲気よくなってるよ」って驚かれました。
Q:日本酒は普段飲むタイプですか?
いや、あまり飲んだことがなかったので、この撮影が始まる前に先輩の(橘)ケンチさんに日本酒会を開いてもらって、ドラマに出てくる6本を飲み比べました。それまで日本酒って飲みにくいイメージだったんですけど、こんなに甘い日本酒があるんだ、こんなすっきりしてるんだ、逆にこれ辛口なんだとか、いろんな味わいがあって驚きました。日本酒の銘柄の数って相当な数だと思うので、絶対に自分に合った日本酒があると思います。ドラマをきっかけにみなさんが推しを見つけてくれたらうれしいし、僕も日本酒の奥深さにすごくハマっているので、福岡のお酒も含め、これからいろいろ飲んでいきたいですね。