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『僕が見たかった青空(通称:僕青(ぼくあお))』塩釜菜那(しおがまなな)さん、安納蒼衣(あんのうあおい)さん、伊藤ゆずさん

デビュー半年!「僕が見たかった青空」塩釜菜那さん、安納蒼衣さん、伊藤ゆずさん独占インタビュー【私の推しごと#7】

2024.03.15

福岡ゆかりの人に、「お仕事」の話から、個人的に推している「推しごと」の話まで、普段聞けないいろんなことを聞く『ARNE』のインタビュー企画『私の推しごと』。

#7は、『乃木坂46』公式ライバルとして2023年8月30日にデビューした『僕が見たかった青空(通称:僕青(ぼくあお))』から、鹿児島県出身・塩釜菜那(しおがまなな)さん、埼玉県出身・安納蒼衣(あんのうあおい)さん、千葉県出身・伊藤ゆずさんの登場です(全2ページ)。

「僕が見たかった青空」プロフィール
僕が見たかった青空

画像:avex trax

秋元康がプロデュースする「乃木坂46公式ライバルグループ」として2023年2月から募集を行い、全国7会場でオーディションを開催。応募総数35,678名から選ばれた23名が『僕が見たかった青空』メンバーに決定し、同年8月30日にシングル『青空について考える』でデビュー。オリコン週間シングルランキング3位、Billboardチャートヒートシーカーズ3週TOP10入り。『第65回輝く!日本レコード大賞』で新人賞を受賞した。
2024年1月31日には、2ndシングル『卒業まで』をリリース。グループ初の選抜制を導入し、12名が選抜入り。選抜メンバーは「青空組」(安納蒼衣、伊藤ゆず、金澤亜美、工藤唯愛、塩釜菜那、杉浦英恋、西森杏弥、早﨑すずき、宮腰友里亜、八木仁愛、柳堀花怜、吉本此那)、それ以外のメンバーは「雲組」として活動している。

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那珂川に面した中洲のグリルダイニング『GRANADA SUITE on A TABLE(グラナダスィート オン ア ターブル)』でお話を聞きました。

僕が見たかった青空 伊藤ゆずさん、安納蒼衣さん、塩釜菜那さん

画像:ARNE/撮影:田中紀彦(STUDIO RED STAR) ※左から、伊藤ゆずさん、安納蒼衣さん、塩釜菜那さん(ARNEの「A」ポーズ)

「お仕事」について-塩釜菜那さん-

まずは、『僕青』リーダーである塩釜菜那さんの「お仕事」について。

僕が見たかった青空 塩釜菜那さん

画像:ARNE/撮影:田中紀彦(STUDIO RED STAR)

Q:今の「お仕事」、アイドルを目指したきっかけは?

塩釜さん(以下、塩釜) 乃木坂46さんを好きになったのがきっかけです。もともと私は警察官や保育士を目指していた時期があったんですが、失敗したりしてくじけそうになって。そんな時、元気をもらったのが乃木坂46さんの曲でした。私もそういうふうに、誰かに勇気や元気をあげられるような存在になりたいと思って、オーディションを受けました。

-福岡に住んでいた時期があったとか?

塩釜 はい。保育士を目指す短大に通っていた約1年間、住んでいました。PayPayドームにライブや野球を観に行ったりして、福岡での生活はとても楽しかったです!

-ご出身は鹿児島。『僕青』のブログでは鹿児島弁が出てますね。 

塩釜 毎回冒頭で、「おやっとさぁ。私のブログにおじゃったもんせ(=お疲れ様です。私のブログにようこそ)」と鹿児島弁で呼びかけています(笑)。普段話している時は全く方言は出ないんですが、鹿児島出身であることをアピールしていきたいのでブログの挨拶に使っています。鹿児島はご飯も野菜も魚もおいしいし、温泉もあって大好きです。

-ポニーテールはいつ頃から?

塩釜 学生の時から髪をおろすのが面倒くさくて、ずっとポニーテールにしていました。なので、私の同級生が今の私を見ても、「ああ、菜那。変わらないな」って思ってくれると思います。

Q:「お仕事」する上で大切にしているマイルールは?

塩釜 楽しんでやることです! プレッシャーもあるし責任もあるけど、何事も楽しむのが自分にとってもみんなにとっても一番いいことだなと思っています。責任感じてガッチリ固くなるより、自分らしく楽しんだほうがグループの空気が断然良くなるって活動する中で分かってきました。

-塩釜さんはどんなリーダーですか?

伊藤さん(以下、伊藤) 自分らしく楽しもうっていう姿が本当に頼もしいです。菜那ちゃんの一言で空気が良くなることが多くて、みんな助けられていると思います。

塩釜 本当ですか? うれしい……!

安納さん(以下、安納) ぎゅ。(塩釜さんに抱きつく)

Q:「お仕事」でいつも持ち歩いているものは? 

塩釜 イヤホンです。ワイヤレスじゃなくて有線のものを使っています。物をなくしやすいのと、有線イヤホンのほうが音楽聞いてる感があっていいなと思っています。ワイヤレスを使ったことはないんですが、なくしそうで怖いので使えません(笑)。

「お仕事」について-安納蒼衣さん-

続いて、人生初来福という17歳になったばかり(※取材当時)の安納蒼衣さんの「お仕事」について。

僕が見たかった青空 安納蒼衣さん

画像:ARNE/撮影:田中紀彦(STUDIO RED STAR)

Q:今の「お仕事」、アイドルを目指したきっかけは?

安納 私、幼稚園の卒園アルバムの将来の夢を書くところに、「アイドル」って書いてるんです。今見返すとすごいなぁと思って。幼稚園の頃なりたかったものに今なれていて、幸せです。

-小さい頃からずっとアイドルになりたかったんですか?

安納 いや、そうではなくて(笑)。幼稚園の時はたまたま、周りに合わせて書いちゃっただけで、アイドルが何なのか当時全然知らなかったと思います。アイドルを目指して何かを頑張っていたというわけでもなく、普通の子どもでした。きっかけと言えば、中学生の頃にコロナで学校が休校になったことかな。やることが全然なくてどうしようと思った時に、坂道グループさんの動画やテレビ番組を見始めて、アイドルってすごいなぁと。そこから憧れを持つようになりました。それに、私は学校が苦手だったので、学校以外に頑張れる場所がほしかったんです。お母さんが『僕青』のオーディション見つけてくれて、それで応募しました。

Q:「お仕事」する上で大切にしているマイルールは?

安納 いろいろな番組に出演させていただくことが増えましたが、全てのお仕事を初めてのような緊張感を忘れずにいることを私のルールにしています。適度な慣れは必要かもしれないけれど、慣れ過ぎたくない。特にレギュラー番組の収録では、どうしたらおもしろくなるんだろうっていつも考えながら試行錯誤してます。

Q:「お仕事」でいつも持ち歩いているものは? 

安納 「ファミリー」と呼んでいる、小さなぬいぐるみをいつも持ち歩いています。かわうそが2匹いて、名前は「つっちー」と「あんちょび」。あともう1匹インコがいて、それは「しみずさん」っていいます。

-なぜ、しみずさん?

安納 その時近くにいるメンバーに名前を決めてもらうこともあります。そういえば、今年の誕生日にファミリーにメンバーを1匹追加したんですよ! なまけものの子で、名前が……あれ?

塩釜 忘れてんじゃん!(笑)

3人 まけ……まけ……なんだっけ。

安納 「まっけそん」だ! 「まっけそん」加わりました。私が出かけようとすると、ファミリーが連れて行ってほしいというので、どこにでも連れて行っています。今日も一緒です!

「お仕事」について-伊藤ゆずさん-

「お仕事」について、最後は身長170cm、グループ最年長(22歳 ※取材当時)の伊藤ゆずさん。

僕が見たかった青空 伊藤ゆずさん

画像:ARNE/撮影:田中紀彦(STUDIO RED STAR)

Q:今の「お仕事」、アイドルを目指したきっかけは?

伊藤 特に乃木坂46さんですが、もともとアイドルが好きで、同じようにステージに立ちたいという思いがありました。ほかのオーディションを受けたこともあったんですが落ちてしまって。今回年齢的に最後だと思って頑張りました。就活もしていたので、『僕青』のオーディションにもし落ちていたら、どこかの会社で働くことになっていたと思います。

-ちょうど1年前(※取材当時)にメンバー募集が始まって8月にデビュー。この1年間どうでした?

伊藤 みんなもそうだと思うんですが、生活がガラッと変わって、普通じゃ経験できないことをたくさんさせてもらっています。1年前まではファンとして、アイドルって楽しそうだなと思って見ているだけでしたが、やってみると本当にその通りで! 私が想像していた以上に楽しいなって毎日感じています。

-なってみたら大変だった、じゃないんですね。

伊藤 朝早かったりと大変なこともありますが、それも楽しいです。メンバーもみんないい子たちなので一緒に頑張れています!

塩釜 ゆずちゃんと私は1歳しか違わないんですけど、本当に頼りがいがあって、つい甘えてしまいます。私が弱音を吐いてもやさしく受け止めてくれるんですよ。

伊藤 ありがと。

Q:「お仕事」する上で大切にしているマイルールは?

伊藤 初心を忘れず一つひとつのことに全力で取り組むようにしています。歌番組に出ても映るのは一瞬かもしれないし、イベントなどでファンの方に会えるのも短い時間ですが、会いに来てくださった方にどれだけ楽しんでもらえるかをいつも考えています。「一瞬を大切に」がマイルールですね。

Q:「お仕事」でいつも持ち歩いているものは? 

伊藤 結構心配性で、何でも持ち歩くタイプなんです。はさみ、メイク道具、ばんそうこうとか、持ってないと不安で。メンバーによくはさみを貸してあげてます(笑)。お守りも4つくらい持ち歩いていて、そのうち1つはおばあちゃんが毎年私にくれるもので、大事にしています。

Q:福岡は初めて?

伊藤 アイドルになる前に一度遊びに来たことがあって、おいしいものをたくさん食べました。ラーメン、もつ鍋、屋台……あと老舗割烹料理で食べた鯛茶漬け! 初めて食べて本当においしかったので、また食べたいなぁ。

「お仕事」のイチ推し

2024年1月31日に2ndシングル『卒業まで』をリリースした『僕が見たかった青空』。初恋と卒業をテーマに、行き場のない恋心を描いた卒業ソングでノスタルジックなメロディーが印象的です。

3人に注目してほしいポイントを聞きました。

塩釜 ダンスの表現がとてもすてきなので、ぜひ注目して見ていただきたいです。行かないでほしい~みたいな動きとか、涙っぽい振り付けとか。分かりやすい表現もあるし、ちょっと難しいところもあって。こういう気持ちを表現しているんだろうなっていろいろ考察してみるのも楽しいと思います!

安納 私も、歌詞とダンスが連動しているところが好き。イントロのほうの「大好き過ぎてFirstLove」からの動きが特に好きで、もじもじして伝えようとして前に進むけれど、あ、やっぱり行けないって留まるところとか。踊っていて楽しいです。

伊藤 歌全体、ほぼ全部にハモリがあって、私たちもそこにこだわりました。切ない歌詞の世界観を表現できるようにみんなで頑張った部分なので、ぜひ聴いていただきたいです。

僕が見たかった青空 伊藤ゆずさん、安納蒼衣さん、塩釜菜那さん

画像:ARNE/撮影:田中紀彦(STUDIO RED STAR)

-それぞれ、卒業にまつわる個人的な思い出を聞かせてください。

塩釜 私、高校をどうしても卒業したくなくて。卒業したらみんなバラバラになっちゃう!ずっとこのままでいたいのに!って。それで卒業式の日、家に帰っても意地で制服を脱がなかったんです。脱いだら本当に終わっちゃう、日付けが変わるまでは絶対脱がないぞって、日付が変わる直前に友達みんなでグループ電話して、大泣きしました……。

伊藤 高校生活楽しかったんだね。

塩釜 うん。その時みんなに「大丈夫だよ」「これからも友達だよ」って言ってもらったことが今も支えになっています。

安納 小学生の時の話ですが、卒業式が終わったら友達10人くらいでテーマパークに遊びに行こうと計画していたんです。なのに、グループ内でケンカが起こってしまって、それが本当にもう大変でややこしくて、今まで巻き込まれたケンカの中で一番つらかったです。でも結局、行く前日の夕方に仲直りして、みんなで仲良く行くことができました!

伊藤 私は今大学4年でこの春卒業です。入学した時はコロナ禍でほとんど大学に行けず、友達もいない状態から始まって、いろいろ大変だったけど頑張りました! 単位は取り終わっているし授業もないのでみんなとなかなか会えていませんが、卒業式は出られたらいいな。みんなで写真撮りたいですね。