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「マッチングアプリは恥」と思ってる?“アプリ結婚”経験者が語るメリット&デメリット【福岡女子婚活道#4】

2020.07.20

こんにちは! ライターの祝アスカです。福岡女子婚活道、いよいよ実践編です(これまでの記事はこちら)。

婚活といっても、合コンや街コン、結婚相談所などさまざまな活動方法がありますが、「この状況でも今すぐ始められる」をポイントに、今回はマッチングアプリについてご紹介します。

「自然な出会い」は確かに理想だけど…

福岡女子婚活道

画像:Shutterstock

あなたはマッチングアプリにどのようなイメージを持っていますか?

20歳〜39歳の未婚男女が対象のアンケート(※1)では、マッチングアプリの利用状況は21.5%と、約5人に1人が利用しているという結果。広く浸透してきているのが伺えます。

筆者自身がマッチングアプリで結婚したこともあり、友人に利用を勧めたりもしましたが、皆口を揃えて言うのが「そこまでしたくない。自然に出会いたい」

わかります。運命の相手と自然に惹かれあう恋愛、憧れますね。

ドラマでも映画でも、あらゆるラブストーリーで描かれる“自然に惹かれ合う”恋人たちの姿。

筆者は少女マンガが好きだったので、子どもの頃から「隣の席にかっこいい転校生来ないかな……」「親の再婚で同級生と一つ屋根の下……」と他力本願な恋愛イメージを膨らませ、「待っていれば自然に運命の相手がやってくる」と心のどこかで思っていました。

CA時代も同僚が次々と持ってくる合コン話を断り、機内ですてきな男性客に声を掛けられたときの脳内シミュレーションだけは完璧に、“自然な出会い”を待つこと6年。

彼氏いない歴7年に突入する頃になってやっと「自然な出会いは現実世界にはそうそうない」と悟りました。

動いて損することは何もない

一念発起し、2年間の婚活を経てようやく結婚した筆者が伝えたいことはただ一つ、「動いて損することは何もない」ということ。

「自然な出会いじゃなきゃ」と待ち続けることももちろん自由。

ただ、今その場で指先を少し動かすだけで、運命のお相手を見つけられる可能性もあるんです。

待ち続けるだけでも時間が過ぎてしまうなら、いっそのこと自分から動きませんか?

「アプリには抵抗感がある」という方も、メリットとデメリットを踏まえ一度冷静に判断してみましょう。

そもそもアプリのメリットって?

1:圧倒的なお相手の数

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まずなんといっても「一度に膨大な数の登録者と出会える」点。

合コンで一度に出会えるのはせいぜい5人程度。お見合いパーティーでも数十人でしょう。「お相手の母数」でいえばアプリは圧倒的です。

2:既存の人間関係に縛られないでいい

「同僚に失恋し、毎日顔を合わせるのが辛い」「友人に紹介してもらった相手を断るのが気まずかった」というトラブルを避けられ、別れた場合のリスクも低めです。

3:譲れない条件にかなう人を探しやすい

アプリによっては「年収」「家族構成」「趣味」「希望の結婚時期」などの項目でソートでき、自分の条件に合うお相手を探すことも可能。これだけは譲れない!という条件がある人には効率的です。

中でも、趣味などのコミュニティー機能があるものは、ただ単に自分と共通点があるかをチェックするだけではもったいない!

筆者の例ですが、歴代好きになった男性が皆、とあるアーティストを共通して好きだったことに気付きました。「そのアーティストを好きな男性なら好きになれるかも?」という仮説を元に、(自分はあまり興味のない)そのアーティストのファンコミュニティの中から探したところ、話が盛り上がるお相手との遭遇率が格段に高かったということがありました。

“歴代の元彼”や好きになった相手に何らかの共通点がある場合には、ぜひ試してほしい方法です。

逆にデメリットって?

デメリット1:相手が自分を偽っている場合に見破るのが難しい

お相手にすでに妻や恋人がいたり、職場や年収・経歴などを偽っていた場合に、見破るのが難しい場合があります。いくらSNS連携や身分証提出が必須でも、ある程度、人を見抜く力や危機管理能力が求められます。

デメリット2:実際に会ったときにイメージが違うかも

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写真加工アプリで別人レベルに顔が美化されている、何年も前の写真がプロフィールに使用されているパターンもゼロではありません。

デメリット3:会うまでのメッセージのやりとりが面倒

人によりますが、「まずはとにかく会って判断したい!」という方には、会ったこともない相手と日程調整や店選びなどのやり取りが苦痛になることも。

逆に、「お相手といきなり2人きりになる事態は避けたい。会う前にある程度見極めたい」という方には、事前にメッセージのやり取りができる点はむしろメリットになります。

デメリット4:知り合いにバレたくない

最後に、「マッチングアプリを利用していることが知り合いにバレたくない」という場合。

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facebookとの連携機能により「友人として繋がっている相手は表示されない」仕様のものも存在しますが、逆にいうと防ぐには、それしか方法はありません。

どうしても知られたくない場合には、顔がはっきり分かる写真を避ける・学歴や出身地等の入力を避けることで対応できますが、マッチング率が下がる可能性も高いです。

今や5人に1人がマッチングアプリを利用している時代。

恥ずかしいと捉える人もまだ一定数いると思いますが、どう思われようが堂々と出会いをつかみに行ってほしい、と筆者個人は考えます。

デメリットも含めお伝えしましたが、筆者自身や、ここ一年で結婚した友人の半数がマッチングアプリのご縁だったこともあり、実体験をもって「アプリ婚活ですてきな出会いはある」といえます。

少しでもやってみようかな?という気になった方は、ぜひこれを機に挑戦してみてはいかがでしょうか。

次回7月27日(月)公開分では、マッチングの肝、プロフィール登録の極意をご紹介します!(文/祝アスカ)

【参考・画像】

※祝アスカ

※1 なぜマッチングアプリは”当たり前”になりつつあるのか?立教大学経営学部の学生が気になることを大調査!!全国の20~39歳の未婚の男女に聞いた「マッチングアプリに関する調査」

※MPetrovskaya、G-Stock Studio、WAYHOME studio/Shutterstock

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